《2012年》
中村先生が講師を務められるイベントの第2弾です。
〈行って参りました〉・・・ご報告
ひさびさの六本木です
高速道路の向こうにミッドタウン・・・
芋洗い坂を下って行くと
ストライプハウスビルは本当に壁面がストライプでした
さて、定刻、仕舞「松風」で開演しました
なりゆきで椅子席の前に設えた桟敷席のど真ん中に座ってしまい、あまりの近さに真直ぐに先生のお顔を見られず、思わず伏し目に・・・・・(汗)
続いて、能の歴史、「敦盛」の解説、と楽しく学んだあと
いよいよ装束の着付けの実演、興味津々、かぶりつきなので
よく見えます
通常は3人がかり、という着付けを中村先生の先生で
いらっしゃる高橋忍先生がおひとりで進めて行かれます
見事な手捌き、神業です
あっという間に仕上がりました
凄い!です
面は今回のために打って頂いた「十六」だそうです
「敦盛」開演
至近距離の「敦盛」 最高です
敦盛さま 超イケメンです
うっとりと見とれてしまい、写真が撮れませんでした
ごめんなさい・・・
代わりに(・・・ってご本人なんですが)
舞い終えて、すがすがしい表情の中村先生です
―おまけ―
合間に高橋先生から
髪を束ねる平元結の作り方を教えて頂きました
上手に出来ました
ウィキペディアによると、セレンディピティ(英: serendipity)は、何かを探しているときに、探しているものと は別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何 かを発見をする「能力」を指す。平たく言えば、ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力 のことである。嘗てはよく日本のノーベル賞受賞者が自分の受賞にいたった切っ掛けを語るときに使われる ことが多かった。
今月10月の日経・文化面にノ-ベル賞受賞者・根岸英一博士が執筆中の『私の履歴書』に、今回の授賞に 繋がった発見は、これまでの受賞者とは違い、セレンディピティだとは書かなかった。彼が発見に向けて 最も大切な項目の最後の10番目に挙げ、多くの発見は必ずしもセレンディピティがなくても発見は可能で あるとし、中心はあくまで,系統だった探索だと確信するとしている。それでも10番目には挙げている。
自分の若い頃は、世間ではセレンディピティは思わぬ予期せぬ幸運に恵まれるという意味で専ら使われ ていたように思う。日本のかつての同賞・受賞者達も現象としてこの言葉を用い、ご自分の発見を喜んで いたように思う。自身がその能力があったなどと言った日本人受賞者は記憶にない。これは科学が長足のスピードで発達・発展し、色々な摩訶不思議な現象までも、ある程度予想,予測さ れる時代になって来たからだと思う。自分は古希を過ぎ、干支も6周も通過し、麻生区市 民館の生涯学習活動のサークル連絡会に属し、あさお謡曲研究会でシテ方・金春流能楽師中村昌弘 講師から謡曲のご指導を頂いて居る。
8月21日から9月25日の酷暑の続く中、能楽の普及と会員募集を目的に師匠の中村昌 弘先生にお願いし、5回の講座と能楽公演鑑賞会を行いました。予想もしない多くの方からの講座参加のご希望が あり、市民館和室の定員45名の満室の会場に受講者は暑さを物ともしないで、毎回講座を楽しみに高出席率を続けた。講座終了後、15名以上の方が今後謡曲を習いたいと希望され、既に午後の会に5名、 又新しく夜のコースを設け6名の方が12月から稽古をスタートすべく準備をされています。
能楽入門講座の様子は来月にはこのHP上でご紹介の予定で準備中です。この現象はかつての意味でのセレ ンディピティでした。幸運でした。(宮崎正彬記)
公演前夜「邯鄲」の粗筋(梗概)にざっと目を通してあまり複雑ではないなと浅読みしたのが間違いの元、のっけから大屋台の作物が脇座に運ばれ、興味深々、すぐに惹き込まれた。
中国の故事に題材をとった能は「猩々」、「鶴亀」、「芭蕉」など数知れないが「邯鄲」もその一つ、粗筋は略すとして邯鄲の枕、眠りにおちて宮殿での華やかな生活、夢から覚めたその落差、、賢明にも悟りを得るそれらが先生の類稀な舞と謡いで素晴らしい舞台を作り上げた。
私など何にもわからず、あんな衣装を着けて上手く横になれるものだ、作り物の床の上で上手に舞えるものだなとハラハラしながら感心して拝見していた。終わった時の拍手の大きさは今まで聞いたことがない。最後に先生が解説で書かれている何かが悟れるよう、稽古に励まれたと思われるが何を悟られたかお聞きしてみたい。 (小川 9・16)
金春五星会ゆかた会が千駄ヶ谷の国立能楽堂2階の研修舞台で催されました
私たちの会からも数名が参加しました
さすが幽玄の世界・・・靄がかかってます・・・
というのは冗談でカメラの腕が悪いんです
今日から、新しい謡のお稽古が始まりました
真新しい謡本を開くのは、ちょっとワクワクします
始めに、先生から「葛城」は「かづらき」、「かつらぎ」ではない、とご注意がありました
かづらき、って結構言いにくいです。慣れって、怖ろしい・・・・・