麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報32-5 多摩美の冬の星空に驚嘆

オーロラ天文台 小川 誠治 [平成23年(2011)03月31日発行会報第32号から]

2月5日(土)、麻生区市民健康の森で「真冬の星空を楽しむつどい」 を開催しました。開始当初は雲が多くて、木星がやっと見える程度のため、室内での話に切り替えようとパワーポイントなどを準備していましたが、18 時半頃から急速に雲が消えて、星空が見え始め、オリオン大星雲やすばる、M35 星団、シリウス星などたくさんの星を見ることができました。

東京から来た星のボランティアからは、「多摩美の空は噂通り暗く、また透明度も抜群で、星が良く見える。とくに真冬は最高だ」と感心していました。とりわけ木星は縞模様が数本くっきりと見え、こちらも驚きの声があがりました。とはいえ、真冬であり大変寒いので、19 時20 分頃解散しました。約 25 名の市民の方が、参加されました。

なお、次回は8月6日(土)に恒例の夏の観測会を開催する予定です。また、本年はオーロラ天文台が設置されて、10 年目の記念の年でもあり、9月~10 月頃に天文台での観測会を予定しており、日程等が決まり次第またご案内させていただきます。

関係者の皆様のご協力に、紙面をお借りして厚く御礼申し上げます。

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