麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報52-4 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎[平成30年(2018)01月31日発行会報第52号から] 早いもので今回の会報は新年の会報となります。 新会長に代わり、植樹祭・収穫祭も若い地元のお母さんの皆様の協力と近隣の町会皆様の御協力で怪我もなく、無事終了致しました。 又12月にはカリタス女子学園中学生(財、川崎市公園緑地協会、主催)の皆様にクリスマス奉仕をしていただき、2日間の行事も無事完了。 今年の4月28日(土)は第16回通常総会を予定しています、ぜひご […]

会報51-4 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎[平成29年(2017)09月30日発行会報第51号から] 冒頭の井上会長の紹介にもありますが、本年度からまた植樹祭・収穫祭を復活することになり、地元の若いお母さんの皆様の協力を受け、11月に親子、児童を中心に開催することになりました。 さらに近隣の町会の皆様との友好を深めたいと思います。麻生区、多摩区を問わず、近隣の小学校のこども達も参加してもらえば嬉しい限りです。 12月にはカリタス女子中学生のクリスマス奉仕作業も […]

会報51-3 歴史の小箱 簒奪された国歌「君が代」

間野 洋[平成29年(2017)09月30日発行会報第51号から] わが国の「国旗、国歌法」が交付されたのは、平成11年8月13日で、即日公布された。国旗・国歌は明治初期から慣習的に使用されていたが、初めて表記されたのは昭和57年の文部省の「小中学校学習要領」の中であり、また国旗の掲揚で、斉唱が義務付けられたのは平成元年です。 その後、いろいろな問題をかかえながら、明治以来、約100年を経て国旗、国歌は慣習法からやっと成文化された訳です […]

会報50-8 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成29年(2017)05月31日発行会報第50号から] 2017年度の最初の会報ですが第15回通常総会もお蔭様で無事終了致しました。 新たに新会長、新副会長も選出されました。また、総会で新しく会員になられた、近隣の方々数名がおられ嬉しい限りです。 新会長は新鮮な違った感覚で、企画、アイデアを出されると存じます。気楽に森に遊びに来られた若い親子が直ぐに参加できる様な催しになればと思います。ぜひ良いアイデアがあれば知 […]

会報50-3 副会長就任にあたって

副会長 勝田 佳代子[平成29年(2017)05月31日発行会報第50号から] 私は「麻生区市民健康の森」の立ち上げの段階からかかわってきましたが、この数年は他の活動に忙しく、時々活動に参 加する程度でした。 この度、地元町会との連絡係として副会長の役をお引き受けすることになりましたが、この緑地が多くの方々に親しまれる 地域の憩いの場所として次世代に引き継いでいくことが出来るよう微力ながら力を尽くしたいと思います。

会報50-2 会長退任にあたって

間野 洋[平成29年(2017)05月31日発行会報第50号から] ボランティア活動を含め、物事を進めるに当って「楕円の理論(効果)」と言うものがある。楕円形のように二つの中心があって、その二つの核が均衡を保ちつつ緊張した関係にある場合、その団体は立派なものと言える。また、楕円は複数個あっても良く一個一個個別に対応すれば良い。 この楕円の理論を「市民健康の森」に当てはめてみると、市民健康の森には三つの基本理念があり、加えて会員の健康の森 […]

会報50-1 会長就任 御挨拶

会長 井上 正樹[平成29年(2017)05月31日発行会報第50号から] 会長就任に当たり一言ご挨拶申し上げます。 先ず8年間に亘って、会長の要職を無事満遍なく務められたことに感謝 致します。本当にご苦労様でした。 振り返ってみますと一番印象に残るのは、10年史の発行です。10年史の構想を立て、緻密な計画のもとに物事を勧めれていた姿には感服致しました。 又、植樹祭・収穫祭の企画・運営に関しましても、元広報の木村さんとの二人三脚で難関を […]

会報49-6 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成29年(2017)01月31日発行会報第49号から] 新年を迎えましたが今年も会員の高齢化 がさらに進む様ですが、生物多様性を子供た ちと共に森で調査出来れば大変励みになりま す、皆様も森にお出でください。 2月   4日(土) 幹事会、間伐、草刈、清掃 夜、オーロラ天文台星の観望会 2月   6日(月) 西生田小3年、冬の観察会 2月19日(日) アズマネザサの蔓の除去 2月25日(土) 里山フォーラムin麻 […]

◆会報49-5 楽しさに溢れた 2016年秋「森展」

川崎・多摩美の山トラストの会 須田 和順[平成29年(2017)01月31日発行会報第49号から] 2016年の第5回「森展」は、10月23日の「アートパーティー」で幕を開けた。 会場は、「麻生多摩美の森の会」の方々が、何時 もきれいに手入れしてくださっている、我らの「麻生区市民健康の森」。 大きな木の下で、爽やかポップユニット「クローバー」、自然を唄う「ナカニシタカアキ」の音楽、宮沢賢治の童話を二人芝居で演じる「さわたり組」、劇作家の […]

会報49-4 カリタス学園中学3年生のクリスマス奉仕活動

会長 間野 洋 [平成29年(2017)01月31日発行会報第49号から] (公財)川崎市公園緑地協会主催の表 記のクリスマス奉仕活動が12月19日(月)、当会の健康の森、多摩美みどりの会の管 理地、多摩緑地保全地区の3ヶ所で企画、実施された。参加は女子中学生180人。 この奉仕活動は平成24年に始まり、今年で5年目になります。活動内容は里山整備のボランティアです。 ● 作業内容と指導するスタッフ A:足を使って「作業区域のマップ作りと […]

会報49-3 西生田小学校2年生「町探検パート2」

「ハートをつなごう」 副会長 中谷 一郎[平成29年(2017)01月31日発行会報第49号から] 平成28年12月14日(水)9:30~10:15あいにくの小雨でしたが管理棟のなかで4組の内各クラス4~5名の子どもたち、計18名から各1問ずつのインタビューを間野会長、オブザーバー1名計3名で受けました。 昨年の学校だより12月号で杉本校長先生が今年度から生活科と総合的な学習の時間の研究を推進しており、新しい時代に必要となる資質・能力は […]

会報49-2 西生田小学校3年生「秋の観察体験学習」

 副会長 中谷一郎[平成29年(2017)01月31日発行会報第49号から] 秋の森の「観察体験学習」が市民健康の森で、11月29日(火),学校のスケジールの関係で1時間15分と短時間となりましたが、全4クラス137名の児童及び先生で実施されました。 指導は例年と同じく自然観察指導員高橋英さんと会員9名。まず初めに高橋英さんから植物は種を子孫に残すため,どのような工夫をしているかの概要を写真と実物を見せながら判り易く話されました。 学習 […]

会報49-1 今年度のイベント等の実績と今後の予定

 会長 間野 洋[平成29年(2017)01月31日発行会報第49号から] 1、イベント等の実績 1)西生田小学校関係 ・入学式(4月)。・3年生の多摩美の森の観察会(5月、8月、11月)。 ・4年生の森での環境学習(10月)。 ・2年 生の当会へのインタビュー(12月)詳細は会報48号、49号に掲載。 2)その他のイベント ・たまみこども会新入生歓迎会(5月) ・生田保育園多摩美の森で遊ぶ(5月)。 ・麻生プレーパークを創る会( 6月 […]

会報48-6 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成28年(2016)09月30日発行会報第48号から] 2016年度2回目の会報ですが、あっという間に秋です。会員の老齢化が進み森での 力仕事が出来にくくなりましたが、基本理念 に基づき森で汗を流すだけです。是非森にお いで頂き力をお貸し下さい。 10月 1日(土) 幹事会、草刈り。 10月 6日(木) 西生田小4年生、環境学習 10月15日(土) プレーパークへの協力。 10月16日(土) 樹木の手入れ、草刈り […]

会報48-5 土星の環にうっとり

オーロラ天文台 小川 誠治 [平成28年(2016)09月30日発行会報第48号から] 8月4日(土)麻生区市民健康の森で開催 された「オーロラ天文台・渋谷星の会」主催 の『夏の星空を楽しむつどい』は猛暑の中、 雲ひとつない快晴に恵まれ、約30名の市民 の皆様に春や夏の星座、火星や土星の環など をたっぷり堪能していただきました。 この日スタッフが用意した15センチ反射 望遠鏡の鏡は、故木辺成磨さんという鏡作り の名人が研磨したいわば名機 […]

会報48-4 西生田小学校3年生 「春と夏の観察会」報告

副会長 中谷 一郎 [平成28年(2016)09月30日発行会報第48号から] 西生田小学校3年生の今年度の学習は、多摩美の森の春と夏の様子の違いを比べながら観察を行った。自然の豊かさに気付く様に、樹木はオニグルミ、コナラ・クヌギ、クサギ、ホウノキ、シラカシ等の名札を見ながら巡回。その春と夏の観察会の報告を致します。 ●春の観察会 5月18日(木)麻生区市民健康の森にて午前9時から約1時間30分行いました。児童137名全員で春の森を知る […]

会報48-3 万福寺人参の栽培に挑戦

副会長 中谷一郎 [平成28年(2016)09月30日発行会報第48号から] 今年から初めて万福寺人参の栽培に挑戦 することにし、6月中旬に万福寺人参友の会 のご厚意で種を配布して戴きました。 育て方のマニュアルも戴き、梅雨明け後の播種適期日7月12日前後が良いとのこ とで播種しました。 先ず畑の耕作は、深堀 0.9~1m が良いと の事でしたが、なかなか深く掘ることが困難 で地表下 0.5m、表積み上げ 0.5m、合計 1.0m と自 […]

会報48-2 麻生多摩美の森の会HPの構成

Web かわさき会員 海口 平太郎 [平成28年(2016)09月30日発行会報第48号から] 麻生多摩美の森の会ホームページ(以下、HP)の開設おめでとうございます。 長年の課題だったHP作成の支援に偶然関わりましたが、貴重な体験をさせていただいております。また、麻生市民交流館やまゆりの「サーバ ー提供」と Webかわさきの「2016 年度ホームペー ジ作成工房」を利用していただき、あわせて御礼申し上げます。 この「サーバー提供と作成 […]

会報48-1 当会のHP作成に至る経緯と公開

副会長 井上 正樹 [平成28年(2016)09月30日発行会報第48号から] 当会がホームページ(以下 HP)作成を企画したのは、平成16年12月の会報7号で作成協力を会員に依頼したのが初めてです。その後HPのひな型が出来、平成18年4月の第4回通常総会で、作成の森会員よりプロジェクターによる概要説明があった。今後、 会員相互間の IT化が必要であると確認された。 以降、約10年HP作成は試みられたが未完のまま。平成28年1月、「第1 […]

会報47-8 今後の活動予定 平成28年度(2016)9月まで

副会長 中谷 一郎 [平成28年(2016)06月30日発行会報第47号から] 2016年度の最初の会報です。 お蔭様で第14回通常総会も無事終了しました。今年度は植樹祭・収穫祭が中止となり、これに替わるべき、子供たちが主役の里芋堀りや栗の収穫時期に合わせた、ささやかな催しを考えたいと思いますが、基本は森の環境保全管理、樹木の育成なので、地道に背伸びせず、出来ることをやるだけです。 6月 4日(土) 幹事会、草刈り。 6月18日(土) […]

会報47-7 植樹祭&収穫祭の15年をふりかえって

会長 間野 洋 [平成28年(2016)06月30日発行会報第47号から] 第1回植樹祭は当会の設立4ヶ月前の平成13年 12月8日、当会・多摩美みどりの会・多摩美子ども 会の3団体の共催で多摩美公園で開催されました。 開始後、12種類の苗木53本が植樹され、収穫祭では、峰岸麻生区長の祝辞と乾杯で始まり、230名の参加で盛大でした。 この15回に亘るイベントがどういう形で変化していったか、簡単に下記に記述します。 1. 共催団体 第2回 […]

会報47-6 里芋・のらぼう菜等の成果と計画

副会長 中谷 一郎 [平成28年(2016)06月30日発行会報第47号から] 里芋の種芋は4月に室より取り出し、5月初旬より 200個以上植え付けました。今後、追い土、追肥、 夏の散水が欠かせませんが、秋の収穫が楽しみです 。皆さんに森に来て戴き、親子で「児童学習農園」と して土を触り、匂いを楽しみ、葉っぱの形や茎を知り、 皆さんで収穫して食べて戴ければ良いと思っています。 菅地区特産のらぼう菜も今年で4代目となり、 茎は初代に比べて […]

会報47-5 多摩美の森プレーパーク ―居心地の良い森で―

飯野 優子 [平成28年(2016)06月30日発行会報第47号から] 多摩美の森で開催するプレーパーク(冒険遊び場)では、ブランコやハンモックを吊るしたり、木工作やたき火でマシュマロを焼いたり、四季折々の自然 の中で毎回大人も子供も良い顔をして遊んでいます。今年も4回の開催を予定しています。 初めて遊びに来た人は「こんなにいい場所があっんですね!」と驚かれます。藤棚の下のテーブルで、大人たちはコーヒー片手でおしゃべりし、子供 達は森の […]

会報47-4 2016 里山フォーラム in 麻生 報告

副会長 中谷 一郎 [平成28年(2016)06月30日発行会報第47号から] 平成28年2月27日 麻生市民館で開催された。テー マは「集い語ろう、緑と農の環境と文化をいかすまち」 で総参加者数 230 名余でした。 第1部は子供たちの発表。*千代小 わくわくソーラン 組演奏後「私達が地域の自然で学んだこと」。*東柿生小 「早野里山にまつわる話」*百合丘小「ヤマユリの花再 生・食す万福寺人参」*南百合丘小「安らぎの森・松の 研究」*金 […]

会報47-3 草花の動向

会長 間野 洋 [平成28年(2016)06月30日発行会報第47号から] 多年性草の冬越しの姿については、タンポポのように葉っぱを地面にはうように放射状に広げる草花があります。これをロゼッタ状に葉を広げる根生(出)草と言います。他にオオバコ、ハルジオン等があります。タンポポ等は周りに背の高い草などがあると育ちにくい宿命があります。、当森のカントウタンポポは3月中旬に花を付け、5月初旬には咲き終えました。 麻生区の花が「ヤマユリ」に指定 […]

会報47-2 西生田小3年生 冬の森に観察会

副会長 中谷 一郎 [平成28年(2016)06月30日発行会報第47号から]   自分で決めた樹木がどう変化したかを確かめ ました。まず自然観察指導員の高橋英さんが今回 特に常緑樹と落葉樹、冬芽、草本の1年生草、2 年生草、多年生草を易しく実物で説明されました。 内容は①常緑樹(シラカシ)②落葉樹(コナラ) ③草本(1年生草、2年生草、多年生草)の3ヵ 所に各々指導員が付き説明、3班で巡回、その移 動は先生方に協力いただいた […]

会報47-1 平成28年度を迎えて (活動の主な目標)

会長 間野 洋 [平成28年(2016)06月30日発行会報第47号から] 昨年度は関係行政先、地域の町会及び会員 1)西生田小学校 総合的学習への協力の皆様の御指導、御協力を戴いて事故もなく無事活動を終了しました。 新年度を迎え4月23日、第14回通常総会が開催され、多少の役員の変更はありましたが、 6議案全て承認され終了しました。 今年度の活動、各種イベントの主な目標を述べます。 1、分科会活動 1)森づくり分科会 ①ヤマユリの植栽 […]

会報46-9 今後の活動予定

副会長 中谷一郎 [平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から] 新しい年を迎えましたが、会員の高齢化と、貴重な3人の学生会員の卒業とが重なり、活動のパワーに心配もありますが、できることを地道にやっていきましょう。また西生田小学校「多摩美の自然大好き笑顔」のように、 自然を大切に、子どもたちがさらに多摩美の森を知り、理解を深めてもらえるよう努力したいと思います。皆で楽しんで取組み、将来につながればと思います。 2月 6日(土 […]

会報46-8 花と緑の交流会について

副会長 井上 正樹 [平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から]  去る 11 月 29 日中原市民館において、公園緑地の維持管理や緑化推進に取り組むボランティア団体の活性化や交流を目的に開催された。今年のコンセプトは「公園が好き!里山が好き!草花や木々はもっと好き!そしてなにより、緑あふれる川崎が大好き!!そんな皆さんに送るコンサートと講演会」。 ミニコンサートは多摩美を本拠地に地元音 楽祭への出演や小学校での演奏活動を […]

会報46-7 アズマネザサ開花調査と対策

中村 浩 [平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から] 昨平成27年春にアズマネザサの開花が確認された。一般に竹の花は 60 年くらいで咲き、その後枯れると言われている。しかしササについては諸説あるが、ほとんど解明されていないようだ。9月、10月に「鶯のお宿」一帯を5ヶ所調査し、その結果概要は次の通りである。 ①すべての箇所で、開花痕のあるササが60~100%観察された。 ②今年伸びたササでは、開花痕はあるが葉は枯 ていな […]

会報46-6 里地里山チュラリスト養成講座

間野 洋 [平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から] 12 月5日(日)、里山フォーラム in  麻生主催「里地里山ナチュラリスト養成講座」の今年度3回目が開催されました。テーマは「雑木林の再生や収穫祭などの多角的な活動を学ぶ」。場所は、麻生多摩美の森、多摩美みどりの会の保全地、五反田川源流の谷戸です。 参加者は主催者3名を含め25名。 まず当会では、活動内容を資料と写真パネルで説明し、とくに雑木林の管理および収穫祭につ […]

会報46-5 カリタス女子中学校のクリスマス奉仕

中谷  一郎  [平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から] 12月16日(水)、3年生187人全員で実施 しました。この活動の主催は川崎市公園緑地協会ですが、今回は本庁建設緑政局みどりの協働推進課、道路公園センターからも応援に来られました。協会の人材バンクスタッフなど17 名が指導にあたり、学校職員、多摩美みどりの会と多摩美の森の会員が数名参加。 協会の野牛氏の説明のあと、3隊で作業を開始。A隊(127 名)は6班に分か […]

会報46-4 ヤマユリ球根の植付け シイタケの収穫始まる

[平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から] ヤマユリ球根の植付け 間野 洋 当会がヤマユリの植栽を始めたのは平成14年12月で、北斜面・西斜面に各5個ずつ球根を植えましたが、残念ながら1株も育ちませんでした。次が平成20 年、4ヶ所に植え付け、育ったのは現在の「ヤマユリ園」と南東斜面の平坦地です 平成24年、麻生区政30 周年記念の際、麻生区の花「ヤマユリ」、木「禅師丸柿」が指定され、翌年、幹事会でヤマユリを少しずつ増し […]

会報46-3 西生田小5年生、3年生 森の体験学習

副会長 中谷 一郎 [平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から] 5年生の「環境体験学習」 5年生 139 名の環境体験学習が、麻生区市 民健康の森で、10 月 15 日(木)に実施され ました。半日のみでしたが充実した学習がで きました。会員 11 名が参加。 学習内容は昨年と同じく、○1 暮らしに役立 つ植物たち、○2 樹木の二酸化炭素吸着量の測 定で、半数交代で行いました。まず、間野会 長が当日の学習の全体的な説明、 […]

会報46-2 素敵な自然ステージに 「森展」

川崎・多摩美の山トラストの会 須田和順 [平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から] 麻生区市民健康の森と周辺地域を会場に、毎年秋に行っている「森展」が11月15~22日(一部28日まで)に開催されました。 「森展」は、森に感謝し、森と融合することを目的とし、子どもから大人、アマチュアからプロまで、森を愛する様々な人びとが、ジャンルを超えて表現する作品を展示するものです。また、それらの作品に触れながら、「多摩美の山」を散策 […]

会報46-1 雨天中止となった第15回植樹祭&収穫祭報告

会長 間野 洋 [平成28年(2016)01月31日発行会報第46号から] 11月15日に予定されていた第15回植樹祭&収穫祭は、残念ながら雨天中止なりました。午前7時には行政関係ほかに連絡を行いました。 平成20年の第8回植樹祭&収穫祭も雨天中止となりましたが、内輪で開催しました。それでも140名の参加があり、豚汁も大鍋2杯分を作った実績があります。 今回は中止の連絡が届かない一般参加者および招待者用に、大鍋1杯の豚汁とユズ味噌付きの […]

会報45-7 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎[平成27年(2015)09月30日発行会報第45号から] 2015 年も 10 月~12 月にかけて多くのメイン行事があります。植樹祭&収穫祭、西生田小3年生、5年生の森の観察会、カリタス女子学園のクリスマス奉仕活動など。継続性を大事に、子供たちに多摩美の森を知ってもら い、少しでも理解を深めてもらえるよう、努力したいと思います。皆でゆったりと取り組み、将来につながればと思います。 10月 3日(土)幹事会、アズマネ […]

会報45-6 第5回「森のアトリエ」開催

岡村 克彦 [平成27年(2015)09月30日発行会報第45号から] 8月22日(土)、川崎・多摩美の山トラストの会では、こども夢基金の助成と、市教育委員会、麻生多摩美の森の会の後援を得て、第5回「森のアトリエ」を開催しました。 夏休みも終わりに近づいたこの日、周辺8小学校の子供たち 55 名と、父兄 22 名が、57 名のスタッフに迎えられて森に集まり、楽しい1日を過ごしていただきました。 参加者は先ず、ナイフの使い方について個人指 […]

会報45-5 チャレンジボランティア2015の報告

中谷 一郎 [平成27年(2015)09月30日発行会報第45号から] 川崎市公園緑地協会企画「汗して守ろう、かわさきの緑」に応募した市内の中高生6名(高校4名、中学2名)の体験学習が、麻生区市民健康の森で7月29日(水)9時 30 分~13時30分に実施されました。公園緑地協会から3名参加され、当会からは6名の参加でした。 初めに間野会長から会の紹介をし、作業場所に移動。準備体操と作業内容の説明をし、1班2名は枯木の撤去、保管場所への […]

会報45-4 西生田小3年生 春・夏の森の観察会の報告

副会長 中谷 一郎 [平成27年(2015)09月30日発行会報第45号から] 西生田小3年生の今年度の体験学習は、多摩美の森の木々が季節でどう変化するかを知ってもらうため、先生からの提案もあり、春、夏、秋、冬とも同じ樹木を観察することにしました。選定樹木はオニグルミ、コナラ・クヌギ、クサギ、ホオノキで、ほかに自分たちが気づき、興味をもったことを自由観察しました。春と夏の観察会について報告します。 ●春の観察会 5月 27 日(水)9時 […]

会報45-3 月の凹凸に驚き感動 ―夏の星空を楽しむつどい

オーロラ天文台 小川  誠治 [平成27年(2015)09月30日発行会報第45号から] 7月25 日(土)川崎市麻生区市民健康の森で行われた、オーロラ天文台・渋谷星の会主催の「夏の星空を楽しむつどい」はムシムシする猛暑の中、雲ひとつない快晴に恵まれ、 約50名の市民の皆様に春や夏の星座、月や土 星をたっぷり堪能していただきました。 空がまだ明るい頃から、ぽっかりお月様が 見えていたので、先に見ていただきましたが、 さらに暗くなると、「 […]

会報45-2 追悼 長澤宗幸さん

勝田 政吾 [平成27年(2015)09月30日発行会報第45号から] 元副会長の長澤宗幸さんが、この6月4日に逝去されました。享年 76 歳。謹んでお悔やみ申し上げます。 長澤さんは四国・愛媛県の農家のご出身で、少年時代にご父君から厳しく仕込まれたとのことで農事には大変精しく、会員の指導には一方ならぬものがありました。私などは疲れない鍬の振り方から教わったものです。その指導のもと森の畑の作物も多彩でした。中でも里芋は当会の重要イベント […]

会報45-1 森の豊かさを楽しむイベント案内・・・秋から冬の行事

会長 間野 洋 [平成27年(2015)09月30日発行会報第45号から] 設立 14 年目を迎えた当会は、森づくりとその管理、地域との交流を主に日々活動しています。とくに地域との交流「森の豊かさを楽しむイベント」について、今年度後半の行事をご案内します。 ◆今年度前半の森でのイベント報告 以下の団体が森を楽しみ活動しました。 生田保育園おやじの会(5月) 多摩美こども会(5月) ・日本女子大人間社会学部(5月) 西生田小3年生 春の観 […]

会報44-7 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成27年(2015)05月31日発行会報第44号から] 2014 年度の第 13 回通常総会が4月 25 日(土)に無事終了しました。今年度も5月には西生田小3年生の春の森の観察学習が始まります。西生田小は創立 140 周年記念の年に当たるそうで、この長き伝統にふさわしく、継続性を大事に、子供たちに多摩美の森を知ってもらい、少しでも理解を深めてもらうよう、努力したいと思います。皆でゆったりと取組み、将来に繋がれば […]

会報44-6 私の部屋 スペイン一人旅と庭園

井上 正樹 [平成27年(2015)05月31日発行会報第44号から] 昨 2014 年 10 月4日から 15 日までビルバオ、ゲルニカ、マドリッド、トレド、コルドバ、セビーリャ、グラナダ、バレンシア、バルセロナの9都市を巡ってきた。宿はブッキングコムで予約、列車はユーレイルパス5日間と高速バス利用。ユーレイルパス以外はすべて現地で座席の予約をした。 詳細は 88 頁にわたる「スペイン旅行一人旅」をご参考にされたい。ここではスペイン流 […]

会報44-5 笹林を護る名案が欲しい

伊丹 伸行 [平成27年(2015)05月31日発行会報第44号から] 「鶯のお宿」のアズマネザサ(笹林)の茂みは夏になると葛やカナムグラなどのツル植物が繁茂し、網目状に覆いかぶさり、笹の立ち上がりを妨げ、笹の葉への陽光の差し込を 妨げ、冬になるとそれが枯れて見苦しい。 そこで、6年前から冬場に枯れたツル類を取り除く作業を行ってきた。方法は二つあり、一つは区画を決め、笹とツルのすべてを刈り 取る方法。もう一つはツルをこまめに取り除き、押 […]

会報44-4 今年の「のらぼう菜」報告

中谷 一郎 [平成27年(2015)05月31日発行会報第44号から] 昨年 10 月下旬に播いた種は今年の4月にグーンと急成長し青々と茂り、5月中旬までに会員皆で4~5回摘み取りを行い、試食しています。大変美味です。 今、里山風にのらぼうの花が咲き乱れており、5月 27 日には西生田小3年生が春の森の観察会に来るので、見せられます。6月下旬にはよく実った莢から採種し、4代目の種を10 月初旬に播く予定です。 5月8日の新聞に「のらぼう […]

会報44-3 2015里山フォーラム in 麻生の報告

中谷 一郎 [平成27年(2015)05月31日発行会報第44号から] 3月7日(土)麻生市民館に 225 名余の方々が集い、充実した内容で開催されました。 第1部は、オープニング演奏夏蒐なつかり 太鼓に始まり、多田区長のご挨拶。続いて小学生の「私たちが身近な自然や畑から学んだこと」の発表は、西生田小5年生「多摩美の森の体験活動」、百合ヶ丘小給食委員会「はじめて食べた、僕たちの町の万福寺にんじん」、東柿 小6年生「里山をみつめて」、南百 […]

会報44-2 かながわ里地里山シンポジウムで、当会学生会員が活動をアピール

[平成27年(2015)05月31日発行会報第44号から] ●意義深いシンポジウム 会長 間野 洋 平成27年1月24日「未来に引き継ごう!私たちの里地里山」のテーマで、神奈川県主催の「かながわ里地里山シンポジウム」が新百合21ホールで開催され、当会学生会員の松本、大塚両氏が参画し、活躍しました。 まず、主催者側から古川県副知事、共催者側から福田川崎市長の挨拶があり、続いて県環境農政局緑政部より、里地里山の保全等の取組みと活動団体の紹介 […]

会報44-1 平成 27 年度(2015)を迎えて 活動の主な目標

会長 間野 洋 [平成27年(2015)05月31日発行会報第44号から] 昨年度は当会設立以来 13 年目の年でしたが、各分科会活動、各種イベント等の開催も事故もなく無事終了しました。会員の皆様のご協力に感謝致します。 新年度を迎え4月25日、第 13 回通常総会が開催され、役員改選時期ではありませんでしたが大学生幹事を1名選出し、承認を得ました。今後1年間、この体制で活動を進めて行きます。 今年度の各分科会の活動、各種イベントの主な […]

会報43-7 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成27年(2015)01月31日発行会報第43号から] 2015 年最初の会報です。羊のようにどうか1年がすべてにおいて穏やかでと願います。 第 13 回通常総会が4月 25 日(土)に開催されますのでぜひご参加ください。会員が減少していますが、今年も継続性を大事に、とくに子どもたちが多摩美の森を知って少しでも理解を深めてもらえるよう、努力したいと思います。皆でゆったりと活動に取り組み、将来につながればと思います […]

会報43-6 「花と緑の交流会」の報告

井上 正樹 [平成27年(2015)01月31日発行会報第43号から] 11 月 30 日多摩市民館で、緑地保全や緑化推進に取り組むグループの活動の紹介と交流を 目的に、「花と緑の交流会」が、延べ 388 人、パネル展示 30 団体、ブース出展 25 団体の参加により盛大に行われた。 活動団体発表は、中原区市民健康の森を育てる会、生田大谷第2公園(東地区)管理運営協議会、水辺のある里山を守る会の3団体。花や森の分科会は「生ごみ堆肥を花壇 […]

会報43-5 カリタス女子中学校のクリスマス奉仕

中谷 一郎 [平成27年(2015)01月31日発行会報第43号から] 12 月 17 日(水)、3年生 181 人全員で実施しました。川崎市公園緑地協会野牛氏の説明の後、A:体を使う森林整え隊(122 名)、B: 鎌を使うツタ刈り隊(30 名)、C:鋸を使う間伐隊(29 名)の3隊で作業を開始。 A隊は多摩美ふれあいの森、市民健康の森にまたがる山で枯れ枝を指定場所に集める作業で、生徒が自主的に行動し、当会および多摩美 みどりの会会員と […]

会報43-4 里芋の種イモの室づくり

間野 洋  [平成27年(2015)01月31日発行会報第43号から] 一昨年の 12 月、下の畑に土を掘っただけの室を作り 150 個のタネ芋を貯蔵しました。翌年5月、里芋の植え付けを行いましたが、半数が湿気のため腐っていました。それで今回は湿気の少ない上の畑の傍に箱型の室を作ることとしました。 箱は厚さ9㎜の3×6尺のベニア板を使用し、高さ 65 ㎝、幅は各約 70 ㎝とし、空気取り入れのため、底板はスリット式、側板にはそれぞれ径1 […]

会報43-3 ヤマユリ球根を植栽

岡村 克彦 [平成27年(2015)01月31日発行会報第43号から] 麻生区市民健康の森では開設以来、神奈川県花で、2012 年には麻生区の花にも指定されたヤマユリを、身近かに鑑賞できるように、自生のヤマユリの保全や、里山の原風景の復元を目ざして球根の植栽を進めてきました。 本年度は、区地域振興課の助力によって、「麻生ヤマユリ植栽普及会」から球根植栽の援助を受けることになり、森の家南側の「ヤマユリ畑」を拡幅して、11 月 12 日に球 […]

会報43-2 西生田小5年生、3年生 「森の体験学習」実施される

副会長 中谷一郎 [平成27年(2015)01月31日発行会報第43号から] ●5年生「環境体験学習」 5年生 132 名の環境体験学習が、10 月 15日(水)午前中、麻生区市民健康の森で時々小雨の中実施されました。天気の関係で、全クラスを1日で行ない、何とか終了できました。会員は 11 名の参加でした。 学習内容は昨年と同じく、①暮らしに役立つ植物たち、②樹木の二酸化炭素吸着量の測定の2テーマを半数交代で実施。 まず、間野会長がこの […]

会報43-1 森にひびけ みんなの元気・・・第14回植樹祭&収穫祭報告

実行委員長(会長) 間野 洋 [平成27年(2015)01月31日発行会報第43号から] 今回の植樹祭&収穫祭は、初めて当会・多摩美みどりの会・川崎多摩美の山トラストの会の3団体の共催で11 月16 日(日)、約210 名の参加の中、盛大に開催されました。 コンセプトは「森にひびけ みんなの元気」、キャッチフレーズは「森のごちそう、遊び、音楽で祝おう」としました。当日は風もなく 快晴で、開会行事のあと記念植樹。子どもたちと父母を3班に分 […]

会報42-7 今後の活動予定

 副会長 中谷 一郎 [平成24年(2014)09月30日発行会報第42号から] 森の豊かさを楽しむ秋から冬のイベントの内容は1頁でご紹介しています。とくに子供たちに多摩美の森への親しみと理解を深めてもらいたいと思います。森での活動と作業は継続性を大事に、皆で楽しみながら無理せずに取組み、将来につなぎたいと思います。 10月 4日(土)草刈り、森の整備 10月15日(水)16日(木)西生田小5年生「森で環境学習」 10月18日(土)多摩 […]

会報42-6 これが楽しみ 作業後の懇親会

 田中 駿 [平成24年(2014)09月30日発行会報第42号から] 私は3年前の夏から森の会に参加しています。今までボランティア活動や農作業の経験がなかったため、新鮮味をもって楽しく作業を行っています。作業以外の楽しみは懇親会です。間野会長や中村さんが料理を振る舞ってくださり、作業後の疲れも吹っ飛びます。今度、学生3人で料理を作る機会があるので、お2人の料理に負けないように作りたいと思います。 懇親会では、会員の皆さんとの交流が楽し […]

会報42-5 倒木を利用した丸椅子

井上 正樹 [平成24年(2014)09月30日発行会報第42号から] 現在下水道工事がかかっている当森の一角に、雪の重みで倒れた樹木を利用して休憩用の丸椅子を作ろうという計画が持ち上がり、設計は間野会長、製作は井上・田中で始まりました。 設置後、立ち入り禁止の仮ロープを外してもらい、坂路の途中で休憩する人の姿も見受けられるようになりました。 現在のところ丸椅子は6個ですが、今後 さらに丸椅子2個とテーブルの製作を計画しています。 また […]

会報42-4 雲間から星が見えた―夏の星空を楽しむつどい

オーロラ天文台 小川  誠治 [平成26年(2014)09月30日発行会報第42号から] 8月2日(土)川崎市麻生区健康の森で行 われたオーロラ天文台・渋谷星の会主催の「夏の星空を楽しむつどい」は、ムシムシする猛暑の中、約50名の市民の皆様に春や夏の星座 を堪能していただきました。暗くなり始めて から人が詰めかけてきて、親子連れや、大人お一人での参加の方もいらっしゃいました。 中には開始30分以上も前からお待ちになって いた、百合ケ丘や […]

会報42-3 西生田小3年生 春・夏の森の観察会の報告

 副会長 中谷 一郎 [平成24年(2014)09月30日発行会報第42号から] 西生田学校小3年生の体験学習は、多摩美の森の季節の変化を肌で知ってもらうため、春、夏、秋、冬の4回実施しています。そのうち、春と夏の観察会が終わりました。 ◆春は5月 28 日(水)午前9時から約1時間 30 分。児童 134 名全員で森の中を自分で自由に観察し、学校で学習したものが森で見られるか、観察ノートに絵と文章を熱心に書き入れました。春の木の葉の色 […]

会報42-2 追悼 渡辺昭治さん 大瀧恒夫さん

[平成24年(2014)09月30日発行会報第42号から] 渡辺昭治さんを偲んで 小座間 清次郎 多摩美みどりの会、麻生多摩美の森の会の設立時からの会員の渡辺さんは、最新の医療技術による治療も叶わず、去る5月 29 日天国へ旅立たれました。享年 82 歳。思い残すことは沢山あったことでしょう。昨年7月、一緒に通っていた体操教室の帰途、多摩美盆踊り大会でのみどりの会の出店について、「今年も野菜販売の金勘定だね」と楽しみに話した翌朝、救急車 […]

会報42-1 森の豊かさを楽しむイベント案内・・・秋から冬の行事

副会長 中谷 一郎 [平成24年(2014)09月30日発行会報第42号から] 今年の夏も地球温暖化や異常気象の影響か、台風 11 号とその後の豪雨により広島を初め日本中で多大な被害が出ました。麻生多摩美の森でも樹木が倒れ、多摩美公園でも桜の大木が倒れましたが、広場の栗は無事収穫となり、畑の里芋は順調に生育しています。 本紙 41 号の冒頭で紹介されていますが、7月1日、川崎市制 90 周年記念式典において功労賞、「市民生活を支援する継 […]

会報41-9 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] 第12回通常総会を4月26日に無事完了し、2014 年度初めての会報です、今年は役員改正で新役員に若い幹事が入りましたので新風が吹き込みます。全員で気持を新たにし、森の活動を行い、自身の専門知識も高め、楽しみ、無理をせず、皆んなでゆっくりと取り組み、汗を流したいと思います。 5月28日(水)西生田小3年生、春の観察会 6月 7日(土)幹事会、里芋畑の土寄せ、 […]

会報41-8 藤棚の改装なる

会長  間野 洋 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] 2月15日の豪雪で崩落した藤棚の改装工事は、5月17日に始まり5月23日に終了しました。4本の支柱と5本の梁には防腐処理された杉材が、ノダフジを支える竹格子には40本の女竹が使用されています。約3ヶ月ぶりに市民の憩いの場が復活しました。早期に改装していただいた麻生区道路公園センターの担当者の皆様に感謝致します。

会報41-7 チェーンソーの安全作業

木村 信夫 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] チェーンソーはむき出しの刃が高速回転し、本人にも周りの人にも危険を伴う機械です。使用者および補助作業者は取扱説明書で使用方法や安全の注意をよく読んで下さい。ここでは、小生の経験からポイントを整理します。 服装はヘルメット・保護メガネ・手袋・長袖は必須。安全靴(先が固い)が望ましい。 燃料とチェーンオイルは同時になくなるので、必ず両方を満タンにしてから使う。 始動は、 […]

会報41-6 のらぼうとレンゲの報告

畑の管理分科会 中谷一郎 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] のらぼうは、2012 年「菅のらぼう保存会」高橋孝次会長のご好意で、苗を分けていただき、11 月末に苗を定植し、2013 年3月に若菜・花芽が食べられるようになり、おひたしにして、森の会 10 周年記念誌の報告会でも味わっていただき、5~6回は採れました、その後、花が咲き6月末に種を採りました。 今回は、本来なら播種・育苗→定植が良いのですが、13 年 […]

会報41-5 アズマネザサの藪の手入れ

勝田  政吾 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] この間、麻生区市民健康の森の中でも管理が比較的しにくい「鶯の宿」=アズマネザサ植生の保全区域の手入れに取り組んでいます。この笹藪ゾーンは南に向かった緩やかな傾斜ですが、その南端部、里芋畑と接する一帯は傾斜がややきつく、その傾斜に沿うように笹の倒れ方が著しく、何とかしなければという思いに駆られていました。 昨年、冬場に入ってから伊丹さんはじめ数人で、笹を覆う蔓を除去 […]

会報41-4 シイタケ栽培に挑戦

森づくり分科会 中村 浩 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] 昨年の 12 月にコナラの木を伐採し、3月にシイタケ菌の接種を行った。順調に行けば、来年の秋にはシイタケの収穫が期待できる。 なぜ、シイタケ栽培なのか? 昔は里山を人が利用することで雑木林が整備され生き物の多様性が図られてきた。今では憩いの場としての利用が主体であるため、人為的に整備しなければこの環境は維持されない。シイタケ栽培を継続することで、毎年木 […]

会報41-3 西生田小 5 年生「環境体験学習」の感想文

 中谷 一郎 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] 5年生 135 名の環境体験学習が、麻生区市民健康の森で、10 月 15 日(火)、17 日(木)に各日2クラスずつで、①暮らしに役立つ植物たちの観察、②樹木の二酸化炭素吸着量の測定の2項目で実施されました。その時の4クラス全員の素晴らしい感想文が届きました.紙面の関係上、2人の感想を掲載します。 ●この間は、木のことや、しぜんのことなど、いろいろなことを教えてい […]

会報41-2 副会長就任にあたって

井上 正樹 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] 4月 26日第12 回通常総会の役員改選で副会長に就任した井上正樹です。 間野会長、中谷副会長の補佐役として積極的に取組んでいく所存です。 私は香林寺で毎朝 45 分間体操をしていますが、それを5分間にまとめ、活動日の準備体操に取り入れました。この体操は首から肩・腰・膝・足首と移動しながら、全身の眠った筋肉をほぐしていくものです。 5月 11 日 第 75 回市民健 […]

会報41-1 平成 26 年度を迎えて 活動の主な目標

会長 間野 洋 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] 昨年度は当会設立以来 12 年目の年でしたが、各分科会活動、各種イベント等の開催も事故なく無事終了しました。会員の皆様のご協力に感謝致します。 新年度を迎え4月 26 日、第 12 回通常総会が開催されました。役員等の改選時期にあたり、4年間欠員であった副会長1席の補充選出、会計担当の交代、監査役1名の交代、幹事1名の退会に当たり新たに大学生幹事を1名選出し、承 […]

会報40-7 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成26年(2014)01月31日発行会報第40号から] 2014 年最初の会報です、2013 年を表わす漢字は「輪」でした。暮れには植樹祭&収穫祭をはじめとし、西生田小学校の環境学習などのイベントがたくさんありました、近隣の森の会の人たちとの小さな「和」を一層大切にしながら、本年初頭から森の環境保全管理活動に無理をせず、皆でゆっくりと取り組み、汗を流したいと思います。 2月 1日(土)幹事会、樹木の間伐、清掃 夜 […]

会報40-6 7区市民健康の森交流会

中谷一郎 [平成26年(2014)01月31日発行会報第40号から] 11 月 24 日(日)小田急読売ランド前駅に朝9:30 に集合し、遊歩道を歩き、まず多摩緑地保全地区の丘陵で、こもれびの会の加藤代表から、会では誰もが一緒に汗を流すことを第1にしているという会のモットーを聞き、良く整備された森の中で、長崎で被爆した山王神社の天然記念物クスノキのタネから育てた苗(2世)をここで育て、自然環境を大切にしていることなどの話を聞きました。 […]

会報40-5 カリタス女子中学校のクリスマス奉仕

中谷 一郎 [平成26年(2014)01月31日発行会報第40号から] 12 月 18 日が雨の予想のため、17 日(火)だけで、3年生 195 人全員で実施しました。川崎市公園緑地協会の野牛氏の説明のあと、A森林整え隊(多摩美ふれあいの森)、B鎌使用蔦切り隊(市民健康の森)、C鋸使用竹切り隊(こもれびの森)の3隊が各 26 名で作業を開始。 A隊は多摩美みどりの会の指導で下草刈り、枯れ枝の切断を行い、カントリーヘッジ風に集めました。 […]

会報40-4 「森の展覧会」を開催しました

岡村 克彦 [平成26年(2014)01月31日発行会報第40号から] 市民にとっては貴重な里山である「多摩美の森」の、いろいろな利用の仕方を求めて、川崎・多摩美の山トラストの会(代表 岡村)では、2013 年 11 月 17 日から1週間、第2回「森の展覧会」を開催しました。 この提案型イベントは、「子どもゆめ基金」の助成と、市教育委員会、麻生多摩美の森の会の後援をはじめ、関係諸機関・団体の協力と、西生田小学校、百合丘小学校などの学校 […]

会報40-3 「タネの旅立ち」を教えて

小西 邦弘 [平成26年(2014)01月31日発行会報第40号から] 植物は子孫を残すために、いろいろな工夫を凝らし、種子散布をしますが、私の担当は鳥に運んでもらう「ヨウシュヤマゴボウ」。明治初年にアメリカから渡来し野生化した帰化植物で、赤い茎と濃い紫の実が特徴で、紅普通にたくさん見られる植物ですが、残念なことに今年はすでに盛りを過ぎて、実は乾燥し、葉もほとんどが落葉して哀れな姿の株ばかり。やっと説明に使えそうな株を選んでその前で説明 […]

会報40-2 西生田小5年生、3年生 「森の体験学習」実施される

副会長 中谷一郎 [平成26年(2014)01月31日発行会報第40号から] ●5年生の「環境体験学習」 5年生 139 名の環境体験学習が、麻生区市民健康の森で、10 月 15 日(火)、17 日(木)に、各日2クラスずつで実施されました。 学習内容は前年とは同じく、①暮らしに役立つ植物たちの観察、②樹木の二酸化炭素吸着量の測定の2項目とし、当会の会員と自然観察指導員の高橋英さんを中心に2日間、延べ 23 名で指導しました。 まず、間 […]

会報40-1 森でうれしい人と地域の出会い・・・第13回植樹祭&収穫祭

実行委員長  間野 洋 [平成26年(2014)01月31日発行会報第40号から] 植樹祭&収穫祭は、例年当会と多摩美みどりの会の共催で開催してきましたが、諸般の事情で今回は当会主催、川崎・多摩美の山ト ラストの会後援、多摩美みどりの会協賛という形で開催されました。また、トラストの会 主催の「森の展覧会」(11 月 17 日~23 日) も同時に開催されました。(詳細は3頁) 当会はここ数年、里山風の自然豊かな森づ くりともに地域との交 […]

会報39-5 森づくり分科会の活動

井上正樹 [平成25年(2013)09月30日発行会報第39号から] 今年は連日の猛暑のため、下草の成長が激しく6月から9月にかけてほとんど毎回下草刈りを行なった。藤棚の藤の新芽の蔓が桜に絡まり、桜の成長に影響を及ぼすので、長く伸びた蔓の伐採を 7 月から8月に行なった。 北斜面の高木が成長し太陽が当たらなくなった部分の萌芽更新のため、間伐を行なった。麻生区で唯一下水道が整備されていなかった地区への整備工事が始まるが、そのための4m道路 […]

会報39-4 菅地区特産「のらぼう」の栽培報告

畑の管理分科会 中谷一郎 [平成25年(2013)09月30日発行会報第39号から] のらぼうは「菅のらぼう保存会」高橋孝次会長のご好意で、苗を分けていただき、昨年 11月末に定植しましたが、今年1月 14 日の大雪と寒さをものともせず、ぐんぐん青葉濃く成長し、3月には花芽(とう)、若葉が食べられる様になり、おひたしにして、まず作業者全員で試食。その後2~3回試食して、3月 24 日(日)森の会 10 周年記念誌発行の報告会で行政、町会 […]

会報39-3 土星の輪に驚嘆の声―夏の星空を楽しむつどい

オーロラ天文台 小川  誠治 [平成25年(2013)09月30日発行会報第39号から] 8月3日(土)麻生区市民健康の森で行わ れた、オーロラ天文台・渋谷星の会主催の「夏 の星空を楽しむつどい」は好天に恵まれ、約 50 名の市民の皆様に参加していただきまし た。イベントが紹介された東京・神奈川・産 経の各新聞記事や地元の「ランぴっく」やタ ウンニュース、K-Press などをご覧になり、 足を運ばれた方も何組かおられました。 観測には […]

会報39-2 若い会員からのメッセージ・・・活動の感想と意気込み

平成25年(2013)09月30日発行会報第39号から  まずは自分が楽しんで参加 牧野けい このコーナーのタイトルは、多摩美の森 の会に参加するにあたっての新入会員とし ての意気込みということなのですが、あえ て「意気込まずに楽しんで参加する」が私 の当面の目標です。 多摩美の森の会は、地域の住民の方との 距離が近い(散歩をしている方との会話が ちょくちょく聞かれる)、会員同士が自由 に言いたいことを言い合えている、のが魅 力だと思い […]

会報39-1 森の豊かさを楽しむイベント案内…秋から冬の行事

会長 間野 洋 [平成25年(2013)09月30日発行会報第39号から] 当会は設立 12 年目を迎え、森づくりとその管理、地域との交流を主に活動しています。とくに力を入れている地域との交流「森の豊かさを楽しむイベント」について、秋から冬にかけての行事をご案内します。 ◆5~9月の森でのイベント報告 〇たまみこども会:森で遊びカレーを楽しむ 〇日本女子大学人間社会学部:「まちづくりと学習」のテーマで野外学習、後日質疑応答 〇西生田小学 […]

会報38-6 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成25年(2013)05月31日発行会報第38号から] 2013 年度の初会報です、多摩美の森には近隣の保育園の子どもたちが毎日遊びに来ます。広場で、土や石、草に触り、ワイワイと森の匂いを楽しんでいます。昼時には藤棚の下で近隣の方々が食事をしながら樹木の観察をされています、さらに気楽に来られる里山風になるよう、地道に楽しく汗を流しましょう。 今後の活動予定は次の通りです。 6月 1日(土)サトイモの植付け、樹木の […]

会報38-5 春の自然観察会―大和市「泉の森」

中村 浩 [平成25年(2013)05月31日発行会報第38号から] 3月 16 日(土)、会員9名、会員予定者1名が参加して、植物観察・里山管理の見学会を行った。「泉の森」は 42ha の中に、雑木林、湿生植物園、木製斜張橋と水車小屋、郷土民家園、キャンプ場、自然観察センターで構成されている。ここでは、自然案内、泉の森ガイド、野鳥、環境管理、柳と遊そぼう引地川、植物調査、ホタル環境復元実行委員会などの多くのボランティアグループが活動し […]

会報38-3 二つのフォーラムの報告

副会長 中谷 一郎 [平成25年(2013)05月31日発行会報第38号から] 2012 年度 花と緑の交流会 平成 25 年1月 26 日(土)11 時~16 時、川崎市高津市民館 12 階の大ホールと大会議室の2室を使用し開催されました。主催(財)川崎市公園緑地協会、共催川崎市、企画運営は花と緑の交流会実行委員会で、多摩美の森の会からは間野会長が実行副委員長になっています。当日は延べ参加人数800 人、出展団体 51 で、会場の大ホ […]

会報38-2 麻生多摩美の森の会10周年記念誌発行に寄せて

 会長 間野 洋 [平成25年(2013)05月31日発行会報第38号から] 当会は平成23年度末で設立から10年を経 過するに当たり、活動の一つの区切りとして記念誌を発行したいと考えてきた。このため 平成22年度末よりこの事業の助成金を得る ための活動を開始した。 まず、神奈川新聞にこの趣旨および資料を 提出。同時期に(財)都市緑化基金にメール で問い合わせなどを試みたが目的は達成でき なかった。平成 23 年度後半に「かわさき市民 […]

会報38-1 平成 25 年度を迎えて…活動の主な目標

会長 間野 洋 [平成25年(2013)05月31日発行会報第38号から] 昨年度は当会設立以来 11 年目の活動を無事終了致しました。1年を振り返ってみると、新しい企画が数多くある年でもありました。 列記すると、①念願の 10 周年記念誌の発行と、この報告会・交流会の開催(詳細は次頁)。②西生田中学校1年生7名の豆記者が当森を訪問してインタビュー内容を壁新聞にし、植樹祭&収穫祭で発表。③(公財)現代人形劇センター主催のラオス人形劇が「 […]

会報37-6 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成25年(2013)01月31日発行会報第37号から] 2013 年(平成 25 年)最初の会報です。森づくりを次世代につなぐため、地道に楽しく、汗を流したいと思います。 4月 27 日(土)は第 11 回通常総会です。ぜひご参加ください。 今後の活動予定は下記の通りです。 2月 2日(土)アズマネザサを覆う蔓の除去、幹事会 2月 6日(水)西生田小3年生「冬の森の観察」 2月 9日(土)麻生プレーパークへの協力 […]

会報37-5 私の部屋 迷宮をさ迷う ④ 総集編 モロッコはこんなところだった

中村 浩 [平成25年(2013)01月31日発行会報第37号から] ① 機上から見ると、眼下には一面に緑の畑が広がっていた。 ② 砂漠の国なのに旅行中に雨の日が4日あった。3回はお湿り程度であったが、1日はバケツをひっくり返した様な雨が数時間続いた(2月は雨季だったようだ)。 ③ カサブランカ空港の到着ロビーは国際線も国内線も一緒で、国内線で到着しても入国審査カウンターの前を通り、警察官にチェックされ荷物を受け取り税関の前を通らなけれ […]

会報37-4 菅地区特産「のらぼう」の栽培に チャレンジしています

畑の管理分科会 中谷 一郎 [平成25年(2013)01月31日発行会報第37号から] 多摩区菅地区「菅のらぼう保存会」の高橋孝次会長のご好意で、初めて「のらぼう菜」の苗 100 株を分けていただきました。高橋会長さんは多摩区の多数の小学校で、のらぼう保存のために教えておられ、川崎市農業技術支援センターでも講演されています、その忙しい中、「多摩美の森でも育てて地域の子供たちに見せたい」という私たちの思いを叶えていだだきました。 のらぼう […]

会報37-3 カリタス女子中学校3年生が 「緑の活動支援」

会長 間野 洋 [平成25年(2013)01月31日発行会報第37号から] 平成24年12月17、18日の両日、多摩区にあるカリタス女子中学校3年生、総勢190名が、クリスマス奉仕の一環として多摩美の森周辺で「里山整備」を行なった。初日は2クラス77名、2日目は3クラス113名が参加し、作業時間は両日とも 13:30~15:30。     整備区域は次の3つのゾーン、それぞれ指導員がつき、安全確認後作業はスタートした […]

会報37-2 西生田小5年生 「森の環境体験学習」実施される

副会長 中谷一郎 [平成25年(2013)01月31日発行会報第37号から] 5年生 153 名の環境体験学習が、麻生多摩美の森で、10 月 23 日(火)、24 日(水)に、各日2クラスずつで実施されました。 学習内容は昨年と同じ○1 暮らしに役立つ植物たち、○2 樹木の二酸化炭素吸着量測定で、当会会員と自然観察指導員高橋英さんが、2日間延べ 27 名が指導に当たりました。 まず、間野会長が学習全体の説明と樹木の役割、葉の光合成のしく […]

会報37-1 森の豊かさ、森づくりを次世代に 第12回植樹祭&収穫祭報告

実行委員長 間野 洋 [平成25年(2013)01月31日発行会報第37号から] 当会と多摩美みどりの会の共催による植樹祭&収穫祭は12 回目を迎えました。このイベントのスタート時は、植樹で「森を育てる」ことと、収穫物で焼き芋・豚汁など「森の恵みを楽しむ」ことがメインでした。やがて「木と友だちになろう」「森の恵みでアート」などをテーマに、木々の成長観察や作品づくりなどが加わり、さらに、地域の音楽家の協力で森に歌声が流れ、皆さんで楽しく交 […]

会報36-6 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成24年(2012)09月30日発行会報第36号から] 毎年秋から冬にかけては行事が盛り沢山ですが、最大のイベントは「森の豊かさ、森づくりを次世代につなぐ」をテーマに、実りの秋と音楽を味わえる第 12 回植樹祭&収穫祭です。また、秋から冬への森の変化を観察できる季節、ご都合のつく日にご参加ください。 今後の活動予定は下記の通りです。 10月 6日(土)畑の整備、草刈り、清掃 10月20日(土)麻生プレーパークヘの […]

会報36-5 私の部屋 モロッコの迷宮をさ迷う③

中村 浩 [平成24年(2012)09月30日発行会報第36号から] 朝7時頃に宿を出て、マラケシュ空港から空路カサブランカへ、そこから電車を乗り継いでフェズ駅に 15 時頃に着いた。駅から、インターネットからプリントアウトした地図を見せてタクシーに乗った。運転手は解ったような、解らないような頼りない反応であった。ここだと降ろされたのは、高い塀と建物に囲まれた人気のない小さな広場。運転手が指差した門を潜った途端、いきなり名前を呼ばれてビ […]

会報36-4 森づくりのこれから

 森づくり分科会 井上 正樹  [平成24年(2012)09月30日発行会報第36号から] 本紙35号の中で、24年度の活動として③ 竹林(孟宗竹)の新設 「自前の孟宗竹林を西 斜面の一部に新設するべく計画をスタート する」としましたが、その後勝田政吾会員の提案により森づくり分科会にて検討し、孟宗竹は余りにも繁殖力が強く現在の生態系を 大幅に損なう恐れがあるので、竹林の新設は行わないとの結論に至りました。心配をお掛けしたこと、お詫びしま […]

会報36-3 最高の星空を楽しむ

 オーロラ天文台 小川 誠治 [平成24年(2012)09月30日発行会報第36号から] 8月4日(土)、川崎市麻生区市民健康の 森を会場に行われた「夏の星空を楽しむつど い」は、昼間の土砂降りがウソのように雨が 上がり、夜になって快晴となりました。東京 新聞の記事をご覧になり「天気が悪いが中止 なのか」という問合せも何件かありました。 そして日が暮れる頃には、暗い夜空に透明度 抜群の夏の星たちが顔を覗かせました。 まずお見せした土星の […]

会報36-2 多摩美の森にやってきた! ラオス 人形劇団 “チェオボン”の公演

(公財)現代人形劇センター 鈴木 愛子 [平成24年(2012)09月30日発行会報第36号から]  “チェオボン”は、ラオス人のラタナコー ンと、日本人のあさぬまちずこが組んだユニ ット名です。チェオボンとは、水牛の刻んだ 皮が入った辛味ペースト。日本人にとっての 味噌のような存在で、ラオス人にとって、なくてはならない食材です。 そんな素朴なユニット名のチェオボンは、 作品も実に素朴。自然に落ちている木の実や流木、日常で使われるカゴな […]

会報36-1 森の豊かさを伝えるイベント・・・秋から冬の行事案内

副会長 中谷 一郎  [平成24年(2012)09月30日発行会報第36号から]  今年の夏は、大雨による災害や猛暑によ る水不足で、人びとの暮らしや樹木や作物 に被害があり大変でした。麻生多摩美の森 では、広場の栗や畑の里芋が水不足を克服 し、生育を回復しています。 当会は、次の時代を創る子どもたちとの 絆を重要課題と考えて活動しています。樹 木に手を触れ、木々の発する香りや音など を体験することは苦手科目の克服にもつな がるそうです […]

会報35-7 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎  [平成24年(2012)05月31日発行会報第35号から] 本年度最初の会報になりますが、年3回発行なので、梅雨入り~猛暑?~森の豊かな秋の実りの季節へと長い活動予定になりますが、昨年同様、地道に楽しく、汗を流したいと思います。 今後の活動予定は次の通りです。 6月 2日(土)サトイモの植付け、樹木の手入れ、草刈り、清掃、幹事会 6月17日(日)樹木の手入れ、草刈り、清掃 7月 7日(土)草刈り、下の畑除草、清掃 […]

会報35-6 私の部屋 モロッコの迷宮をさ迷う②

中村 浩 [平成24年(2012)05月31日発行会報第35号から]   2日目 朝食後9時過ぎに期待と不安とともにマラケシュ旧市街へ繰り出した。ガイドブックの大まかな地図が頼りだが、現在地が判らず、方角も判らず、とにかくメインストリートと思われる路地を、昨夜と反対方向に行く。 昨夜は人人人で溢れていた通りは閑散としているが、昼間見ると、期待に違わず異国そのもので、2~3階建ての建物の間の路を、男性は地味な色のジュラバ(フード […]

会報35-5 多摩美の森に、菜の花とレンゲ咲く 田園景観が再現

副会長 中谷 一郎 [平成24年(2012)05月31日発行会報第35号から] 麻生区市民健康の森は「近隣公園」という位置づけだそうですが、この森を少しでも里地里山風にしてみたいと思い、数年前から菜の花、レンゲ、のらぼう菜などを播種してき ました。しかし、播く時期が遅かったり、土壌が合わなかったりして、上手く行きませんでした。 今回、レンゲについてはJAセレサ柿生支 店に技術相談に行き、菜種はおつ越し山ふれあいの森の皆さんから種子をいた […]

会報35-4 里山の自然観察と管理の見学 ―県立座間谷戸山公園を訪ねて

中村 浩 [平成24年(2012)05月31日発行会報第35号から]  3月18日(日)、小田急線座間駅より徒歩10分ほどの神奈川県立座間谷戸山公園を訪 ねた。公園職員の斉藤氏(麻生区在住)がわれわれ一行7名を約2時間案内してくれた。 開園は 1993 年で、現在 10 のボランティア 団体が活動している。約30ha の園内は、田ん ぼ、湿地、小川、池、水源を囲む竹林、コナ ラ・クヌギのエリア、スギ・ヒノキのエリア、 シラガシのエリア、 […]

会報35-3 里山フォーラム in 麻生で、西生田小 5 年生が環境学習の発表

木村 信夫 [平成24年(2012)05月31日発行会報第35号から] 3月10日に麻生市民館で、「2012 里山 フォーラム in 麻生」が開かれ、里山ボラ ンティア団体が集い、活動の展示、発表、 交流の1日を過ごした。このなかで、麻生 小、西生田小、金程小、東柿生小5年生に よる里山体験・農業体験・環境学習につい て、大変充実した報告がありました。 西生田小5年生は、当会の協力・指導で、 多摩美の森で環境学習「暮らしに役立つ植 物た […]

会報35-2 若い仲間が入会! 新会員からのメッセージ

[平成24年(2012)05月31日発行会報第35号から] 私のボランティア 狩野 雅士 僕は人が好きです。誰かの役に立つことが好きです。 子供のころは両親に、大人になった今は友人や僕の子供たちに自分ができるいろいろなことをしてきました。 子供たちのうれしそうな顔を見ていると、僕も幸せな気持ちになりました。友人たちからも「ありがとう」と言ってもらえると、うれしくなりました。 今までは家族や友人たちの役に立つことが、僕のできるすべてだと感 […]

会報35-1 平成 24 年度を迎えて…活動の主な目標

 会長 間野 洋 [平成24年(2012)05月31日発行会報第35号から] 昨年度は設立 10 周年の節目の年で、われわれの活動も事故もなく無事終了しました。これもひとえに麻生区役所、川崎市公園緑 地協会、近隣町会のご支援・ご指導と会員各位の協力のお陰であり、改めて皆様に御礼申し上げます。 去る4月 28 日、第 10 回通常総会においてすべての議案が承認され、平成 24 年度の活動がスタートしました。今年度の活動の目標は昨年度同様、 […]

会報34-5 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成24年(2012)01月31日発行会報第34号から] 2011 年の世相を漢字一字で示す“今年の漢字”は、「絆」でした。本年も子どもたちとの絆、地域の皆さんとの絆を大切に、自分たちも研鑽に励み、地道で中身の濃い活動をしたく思います、4月 28 日(土)は第 10 回通常総会です、ぜひご参加ください。 今後の活動予定は下記の通りです。 2月 4日(土)アズマネザサを覆う蔓の除去、幹事会、夜、冬の星の観測会 2月1 […]

会報34-4 私の部屋 モロッコの迷宮をさ迷う①

中村 浩 [平成24年(2012)01月31日発行会報第34号から] 2011 年の1月にアフリカ大陸北端のモロッコに行きました。今回の旅の一番の目的は、迷宮の街をガイドなしで散策し、道に迷うこと。 飛行機でカサブランカまで行き、電車を乗り継いでマラケシュへ。19 時頃着く予定が、電車が遅れて、着いたのは 21 時半頃。駅構内から一歩出ると街灯が少なく、車のヘッドライトが頼りでした。タクシーでマラケシュ旧市街のジャマ・エル・フナ広場へ行 […]

会報34-3 2011 花と緑の交流会に参加して

赤尾 整史 [平成24年(2012)01月31日発行会報第34号から] 交流会に先立ち、11 月5日に開催されたプレイベントの「緑地探検隊」に参加しました。当日は天気にも恵まれ、多摩区から麻生区にかけて 10 ヶ所の緑地や公園を辿り歩き、地区の緑を守り育てる活動をしておられる団体の方々のお話を聞くことができました。歩いた経路は東生田自然遊歩道のルートにほぼ沿っており、以前この遊歩道を歩いている時に、周辺環境がきれいに整備されていると感じ […]

会報34-2 西生田小5年生、3年生 「森の体験学習」実施される

副会長 中谷一郎 [平成24年(2012)01月31日発行会報第34号から] ●5年生の「環境体験学習」 5年生 145 名の環境体験学習が、麻生区市民健康の森で、10 月4日(火)、6日(木)に、各日2クラスずつで実施されました。 学習内容は前年とは少し変えて、①暮らしに役立つ植物たち、②樹木の二酸化炭素吸着量測定の2項目とし、当会の会員と自然観察指導員高橋英さん、佐藤登紀子さんが、2日間、延べ 28 名で指導に当りました。 まず、間 […]

会報34-1 発見!里山の豊かさ、楽しみ・・・第11回植樹祭&収穫祭報告

実行委員長 木村 信夫 [平成24年(2012)01月31日発行会報第34号から] 当会と多摩美みどりの会の共催による植樹祭&収穫祭は、11 回目を迎えました。開催日の11 月20 日(日)の天気予報はほとんど雨で、前日の準備もカッパを着ての机や薪の運搬でした。それでも、低気圧よ早く東へ移動してとの願いが叶い、朝から天気回復し、200 人もの皆さんのご参加で、全プログラムを無事行なうことができました。 このイベントはここ数年、自然豊かな […]

会報33-7 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成23年(2011)09月30日発行会報第33号から] 8月に大変うれしい事がありました、西生田中学1年の生徒さん3人が森の調査に来られ、学校で発表する予定との事です。皆、西生田小3年、5年のときに森の体験学習をしており、将来を担う子供たちとの絆の大切さをさらに感じました。来年も必ず体験学習への協力をしたく思います。 今後の活動予定は下記の通りです。 10月 1日(土) 菜種の播種、収穫祭の準備、森の清掃 10月 […]

会報33-6 秋の催し物のご案内

副会長 中谷 一郎 [平成23年(2011)09月30日発行会報第33号から] 今年も秋にはたくさんの行事が予定されていますので、皆さんのご参加・ご協力をお願いします。 10 月には、秋の植物観察が予定され、県立座間谷戸山公園などが候補に挙がっています。また、10 月初めに、西生田小学校5年生の森での総合学習があり、例年行っている樹木による二酸化炭素吸収量測定のほか、新テーマ「暮らしに役立つ植物たち」を設け、マユミ=弓、チャとクロモジ= […]

会報33-5 天体望遠鏡の体験とオーロラの話

オーロラ天文台 小川 誠治 [平成23年(2011)09月30日発行会報第33号から] 8月6日(土)に麻生区市民健康の森で行われた、オーロラ天文台・渋谷星の会主催の「夏の星空を楽しむつどい」は曇天となり、残念ながら星がまったく見えませんでした。当日は35 名の方が参加されましたが、このイベントのことが紹介された読売・東京・神奈川の各新聞記事をご覧になって、足を運ばれた方も何組かいらっしゃいました。 このためやむを得ず、スタッフによる「 […]

会報33-4 幹事に就任して

赤尾 整史 [平成23年(2011)09月30日発行会報第33号から] 平成 22 年から多摩美の森の会に参加さ せていただき、今年度から施設・工作分科 会を担当することとなりました。 今、多摩美に住んでおりますが、周辺は 緑が豊かで、春には木々が芽を吹き青々と した葉を茂らせ、季節に応じて花が開花し、 秋から冬にかけて落葉していく様を日々の 流れの中でふと見て気づくときには、暦で知るのと少し違った四季の移ろいを感じる ことができます。 […]

会報33-3 ようこそ!森の中のアトリエへ

川崎・多摩美の山トラストの会 須田和順 [平成23年(2011)09月30日発行会報第33号から] 多摩美の山をもっと身近に、山と一体とな って、山を楽しむ。そんな空間を、夏休みの子どもたちに提供できないかと、川崎・多摩美 の山トラストの会では、7月 31 日、麻生多摩 美の森を会場に「みどりの作品づくり」の催 しを開催しました。 当日は朝から小雨のぱらつく空だったの で、会場にキャンプ用のオープンテント2張 りを設置。樹間にロープを張 […]

会報33-2 雑木林が地域と大学をむすび、人の輪を広げる!

日本女子大学 田中雅文 [平成23年(2011)09月30日発行会報第33号から] 日本女子大学は東京都文京区の目白に本部をもち、目白キャンパスに3学部(家政学 部、文学部、理学部)、西生田キャンパスに1学部(人間社会学部)があります。人間社会学部は1990年に創設され、現在約 2,000人の学生が在籍しており、これは日本女子大学全体の3分の1を占めています。人間社会学部には現代社会学科、社会福祉学科、教育 学科、心理学科、文化学科の5 […]

会報33-1 平成 23 年度を迎えて

会長 間野 洋 [平成23年(2011)09月30日発行会報第33号から] 平成 23 年4月 23 日(土)第9回通常総会 が開催されました。6議案全てが承認され、 平成 23 年度がスタートしました。皆様ご存 知の通り、当会は設立以来 10 年目の節目の 年を迎えました。 11月26日(土)に予定されている「花と 緑の交流会」では、川崎市7区の市民健康の森が一堂に会して特別展を開催する予定で す。皆様のご参加をお待ちします。また来年 […]

会報32-7 今後の活動予定

副会長 中谷 一郎 [平成23年(2011)03月31日発行会報第32号から] 春は新緑と新学期の季節。森の会も原点に戻って、会員の皆様が無理なく楽しく参加でき、森・自然と触れあい、その知識をさらに深められるような活動を企画していきたいと思います、4月 23 日(土)は第9回通常総会です、ぜひご参加ください。 今後の活動予定は次の通りです。 4月 2日(土) 下草刈り、枯れ木の伐採処理、清掃 4月17日(日) 樹木の手入れ、畑整備 4月 […]

会報32-6 2011 里山フォーラム in 麻生 開かれる

[平成23年(2011)03月31日発行会報第32号から] 3月5日(土)、麻生市民館で「集い語ろう!みどりと農の文化をいかすまち」をテーマに開催。各団体が活動の展示をし、交流しました。 午前中は、夏蒐太鼓の演奏のあと、区内五つの小学校の「私たちが“地域”から学んでいること」の発表。西生田小5年生は、森での環境学習ほか様々な学習を重ねて「環境について考えよう」を報告。各校児童による地域の自然・農業・文化などの体験・探求のいきいきした発表 […]

会報32-5 多摩美の冬の星空に驚嘆

オーロラ天文台 小川 誠治 [平成23年(2011)03月31日発行会報第32号から] 2月5日(土)、麻生区市民健康の森で「真冬の星空を楽しむつどい」 を開催しました。開始当初は雲が多くて、木星がやっと見える程度のため、室内での話に切り替えようとパワーポイントなどを準備していましたが、18 時半頃から急速に雲が消えて、星空が見え始め、オリオン大星雲やすばる、M35 星団、シリウス星などたくさんの星を見ることができました。 東京から来た […]

会報32-4 麻生鳥のさえずり公園に思う

元川崎市緑政部 市民健康の森担当川崎市緑化センター園長 萩原 哲 [平成23年(2011)03月31日発行会報第32号から] この地とのかかわりは、昭和終わりに、周辺何ヶ所かで宅地開発が進み、それに反対する運動が盛んになっていた頃でした。 現在の「麻生区市民健康の森」は、宅地開発は免れたものの、学校建設予定地として長い間放置されて、密生した篠竹で覆われ地形すら分からない状態でした。 多摩緑地保全地区(都市計画決定以前)の木林に不似合な痩 […]

会報32-3 森の樹木トピックス

会長 間野 洋 [平成23年(2011)03月31日発行会報第32号から] 1.ヤマザクラの倒木とその処理 2月 13 日夜半から翌朝未明にかけて、関東地区は大雪になりました。早朝、雪景色撮影に出向いたところ、管理棟西の斜面とそば処「くぬぎ」の裏のヤマザクラ(樹齢 70~80年)の2本の倒木を発見。被害は管理棟の屋根の一部の破損で済み幸いでした。 麻生区役所道路公園センターに連絡し、倒木処理は 15 日~17 日、屋根の修理は 25 日 […]

会報32-2 西生田小5年生「森で環境学習」実施される

副会長 中谷 一郎  [平成23年(2011)03月31日発行会報第32号から] 西生田小学校5年生 160 名の環境体験学習が、麻生区市民健康の森で、12 月 20 日(月)、21 日(火)、いずれも午前に実施されました。当初は 13 日(月)、14 日(火)の予定でしたが、2日とも雨で延期され、上記日程となりました。 1 日目は2クラス 80 名、2日目も2クラス 80 名の2回に分けて実施しました。 学習内容は、①環境と緑について […]

会報32-1 平成22年度の活動を顧みて

会長 間野 洋 [平成23年(2011)03月31日発行会報第32号から] 当会の活動目的は緑の回復と保全、創成を通して里山の景観を守り、近隣の方々の憩いの場としての森づくりを進め、またこれを通して地域コミュニティの構築を図り、次世代に引き継ぐというものです。この目的に沿って1年間の活動を終了しました。総活動日数は99日となり、昨年を7日上回りました。 今年度を振り返ってみると、まず、5月23 日に第61 回全国植樹祭が神奈川県で開催さ […]

会報31-6 今後の活動予定

副会長 中谷一郎 [平成22年(2010)12月31日発行会報第31号から] 11月に最大のイベントの第10回植樹祭&収穫祭を終え、活動に一区切りがつきました。新年からは、来期に向けて、追々、皆で無理をせず楽しめる企画を考えたいと思いますので、ご協力よろしくお願いします。 今後の活動予定は下記の通りです。 1月 8日(土) 初出の行事、下草刈り、清掃 1月15日(土) プレーパークへの協力 1月16日(日) 樹木の手入れ、下草刈り 1月 […]

会報31-5 多摩美の森の会の会員になって

井上 正樹[平成22年(2010)12月31日発行会報第31号から] 私は休日に自宅近くの香林寺の森を出発点とし、細山の竹薮、多摩美ふれあいの森、市民健康の森と、鶯の鳴き声に釣られて散歩するのが日課になっていた。昨年10 月頃、多摩美の森で会員の方々が汗を流しているのを見て、散歩でただ通り過ぎるのでは申し訳ないような気持ちになり、広報担当の木村さん宅に電話していた。 また、定年を過ぎて、ボランティアのひとつくらいはして、世のため、人のた […]

会報31-4 里山研究に多摩美の森を訪ねて

東京大学農学部緑地創成学研究室 土屋一彬 [平成22年(2010)12月31日発行会報第31号から] 先日、調査のために訪問させていただきました土屋と申します。短い時間ではございましたが、秋の陽気のもと、多摩美の森を満喫させていただきました。 私の研究テーマは、「里山保全における行政、所有者、市民それぞれの役割」です。 私の現在進めている研究では、おおむね 10年以上活動を続けられてきた市民団体の多くで、新規参加者が集まらず、活動が縮小 […]

会報31-3 プレーパークに参加して

K.K. [平成22年(2010)12月31日発行会報第31号から] ふだんは静かで穏やかな多摩美の森も、プレーパークの日(麻生プレーパークを創る会主催 10 月 16 日)はとてもにぎやかでした。木にロープを吊り下げてブランコにしたり、枯葉のプールで葉っぱを掛け合ったり、工作したり、虫探しをしたり、大はしゃぎする子、一生懸命に焚き火をする子、思い思いに森を楽しみました。 私自身もプレーパークで焚き火をしてみて、とても熱中してしまいまし […]

会報31-2 西生田小学校3年生 体験学習実施される

副会長 長澤 [平成22年(2010)12月31日発行会報第31号から] 西生田小3年生の総合的学習は、例年、秋に麻生区多摩美地区および麻生区市民健康の森を学習の場として体験学習が行われてきました。今年も9月と 11 月の2回にわたり、私たち麻生多摩美の森の会が中心となって協力し、以下のように実施されました。 第一部「そばの学習」「むぎの学習」 3年生 161 人が楽しく学習できるよう、大きく2分割し、さらにまた2分割して、各テーマを学 […]

会報31-1 森の恵みと歌で祝う・・・第10回植樹祭&収穫祭報告

実行委員長 木村 信夫 [平成22年(2010)12月31日発行会報第31号から] 10 回目を迎えた今年、これまでの歩みを見つめ、次の10 年への願いを込めたイベントにと、実行委員会で企画を練りました。 第1回に植樹した木々も大きくなり、かつての里山らしい林相になりました。いっぽう、小さな畠では年々、芋・麦の収穫があります。こうした森の成長と恵みを、皆で確かめ楽しむ催しに、というのが第一のねらいです。 もう一つ、貴重な緑環境を活かし、 […]

会報30-6 里山フォーラム in 麻生だより

副代表 長 澤 [平成22年(2010)09月30日発行会報第30号から] 麻生区より「麻生里地・里山保全推進事業」を委託され活動している市民活動団体「里山フォーラム in 麻生」があります。その活動の一つとして[里地里山ナチュラリスト入門講座]が開催されています。 <開催日程・主内容と講師陣> 1回目 9月 1 日(土) 9:30~14:30 基調講演・岡上地域の水踏査 堂前雅史教授 2回目 9月 18 日(土) 9:30~12:30 […]

会報30-5 森で「おと絵がたり」

副代表 中尾 順子 [平成22年(2010)09月30日発行会報第30号から] 影絵をOHPで大きく投影し、「音と絵と語り」で地元の昔話などを演じます。8月7日、美しい夜空の星の下で、広場の藤棚にスクリーンをピンと張って、素敵な野外ステージをつくっていただき、上演しました。 『多摩川のフクロウ』は、フクロウや等々力の弁天様が出てくる昔話。暗闇の森からお囃子が聞こえてきたのは、いいタイミングでした。 『花咲かじい』では、シロのかわいい声や […]

会報30-4 多摩美の森の小鳥

 中村 浩 [平成22年(2010)09月30日発行会報第30号から] 多摩美の森および周辺の森では、多くの小鳥を見かけることができます。 一年中見られる小鳥は、コゲラ(小型のキツツキ)・ウグイス・四十雀・メジロ・ヒヨドリ・ムクドリ・キジバト・コジュケイ・画眉鳥(特定外来生物)など。また、夏場には、ホトトギス・クロジなど、冬場には、アオジ・ホウジロ・シメ・ヤマガラ・エナガ・ジョウビタキなどを見ることができます。 小鳥が多くいるということ […]

会報30-3 沈む前の金星や土星を見る

オーロラ天文台 小川 誠治 [平成22年(2010)09月30日発行会報第30号から] 8月7日(土)、夏恒例の麻生区市民健康の森を会場とする「夏の星空を楽しむつどい」が、オーロラ天文台・渋谷星の会の主催で行われました(右下写真)。当日は、やや雲があったものの、透明度にも恵まれて星たちを次々に見ることができました。 今回の目玉は、金星と土星です。明るいので薄明時から見えています。しかし、当地からはこの日の両惑星は西空低くにあって見えにく […]

会報30-2 「川崎・多摩美の山トラスト基金」のご案内

同基金代表 岡村 克彦 [平成22年(2010)09月30日発行会報第30号から] 「多摩美の山トラスト基金」は9月 10 日現在、会員数 31 名、基金募金者 188 名、募金額¥1,539,202 となっています。昨年7月、会の発足に当り、逸早く「麻生多摩美の森の会」のご賛同を得、11 月の説明会や春の自然観察会、さらに8月の森での「おと絵がたり」上演に際して積極的なご協力をいただき、深く感謝しております。 私たちが「多摩美の山」と […]

会報30-1 森の恵みでイベント-秋の催し物のご案内

副会長 長澤 [平成22年(2010)09月30日発行会報第30号から] 今年の夏は、暑さが厳しくまた雨量が極端に少ない天候が続いたことより、草木や作物も水を求めている状況ですが、森の作業は順調に進み、畑の里芋・さつま芋なども元気に育っています。 季節はいよいよ実りの秋。森づくり・畑づくりの成果を活かし、麻生区市民健康の森では、今秋も盛り沢山の催しを予定しています。私たちは、森の活動の中で地域の子供たちと交流を深め、次世代の人達に伝承し […]

会報29-7 今後の活動予定

副会長 中谷一郎 [平成22年(2010)06月30日発行会報第29号から] 今年の夏は天候不順の様で冷夏か猛暑か判りませんが、6月に植付けたサツマイモ、サトイモも自然に順応して、元気に育つと信じています。畑や森での作業に汗を流し、成長した藤棚の下での一服は最高の心地良さです。 皆さん、ふるってご参加ください。 今後の活動予定は次のとおりです。 7月 3日(土) 麦の脱穀、ヤマユリの柵整備、カブト虫のお宿準備、草刈、清掃 7月17日(土 […]

会報29-6 緑のパートナーシップ賞を受賞

副会長 長澤 [平成22年(2010)06月30日発行会報第29号から] わが麻生区市民健康の森が、川崎市の第6回花と緑のコンクール緑地部門で「緑のパートナーシップ賞」を受賞しました。 第 61 回全国植樹祭が神奈川県で開催される(南足柄市、秦野市)のに先立って、5月 16日川崎市生田緑地(バラ園)にサテライト会場が設置され植樹祭が実施されました。その会場において、日ごろの活動が、地域の方々、周辺の活動団体、行政などとのパートナーシップ […]

会報29-5 平林謙三氏のご逝去を悼んで

前会長 勝田政吾  [平成22年(2010)06月30日発行会報第29号から] 前副会長の平林謙三さんがこの4月に亡くなられました。昨年の7月に東久留米にお引越しをされましたが、その後も 11 月の植樹祭&収穫祭や植物観察会に参加して下さり、元気な姿を見せていただいていたので、全く意外、本当に信じられない思いでした。 平成 11 年に市民健康の森制度ができて同時に発足した構想検討委員会と、続く推進委員会に参加され、どんな施設に育 […]

会報29-4 生物多様性の環境の場

麻生区役所道路公園センター整備課 担当課長 土田 勝也 [平成22年(2010)06月30日発行会報第29号から] 4月に川崎市役所内の機構改革により北部公園事務所が市民活動拠点として身近な区役所に編入され、新たに麻生区役所道路公園センターとして効率的、効果的なサービスを提供できるよう、道路、河川及び公園緑地等を一体的に管理することになりました。 多摩美の森との関わりは、20 年ほど前に周辺の宅地開発で提供された公園の検査立合いで訪れた […]

会報29-3 明治大学里山ボランティアの報告

明治大学生田ボランティアセンタ- 川嶋雅章 [平成22年(2010)06月30日発行会報第29号から] 昨年に引き続き、学生支援GPによる明治大学 M-Navi プログラム里山ボランティアを 麻生区市民健康の森で開催しました。昨年同様に、麻生多摩美の森の会の支援とともに、 今回は、こもれびの会の皆さんのご協力も得て実施することができました。また、コ-デ ィネ-タ-の野牛さん(川崎市公園緑地協 会)や、神奈川県森林インストラクタ-の清水さ […]

会報29-2 今年度の分科会活動のポイント

各分科会担当幹事 [平成22年(2010)06月30日発行会報第29号から] 分科会の役割 総括 間野 洋 平成14年4月、当会設立時に4つの分科 会(森づくり、畑の管理、施設工作、動植物 調査)が設置されました。19年4月に広報 分科会が新たに設置され、20年4月には森 づくりと動植物調査を1分科会とし、現在は 4つの分科会となっています。 分科会の役割は、市民健康の森の管理にあ たっての基本理念である ①里山の自然環境 の保全と創造 […]

会報29-1 春の自然観察会-多摩美の森の帰化植物

勝田 佳代子 [平成22年(2010)06月30日発行会報第29号から] 今年の春の自然観察会は爽やかな風薫る4月25日の土曜日に行われました。多摩美の森 の帰化植物がテーマです。 多摩美の森にはどれくらいの帰化植物があ るのか、そして在来種はどんな状況にあるのか皆で見て歩きました。講師は自然観察指導員の高橋英さんです。 一般的に帰化植物とは江戸時代末期から現代にかけて意識的・無意識的に移入されたも ので、現在では輸入牧草とともに無意識 […]

会報28-6 今後の活動予定

副会長 中谷一郎 [平成22年(2010)03月30日発行会報第28号から] 春は新緑が美しい季節。樹木の種類は葉っぱで見分けるそうですが、新聞によればDNAによる植物分類体系が進んで他人の空似が少なくなり、カエデ科(イロハモミジ)がムクロジ科との事です、なにはともあれ森で花と緑の風景を楽しんでください。 今後の活動予定は下記の通りです。 4月 3日(土) 篠竹林の整備、下草刈 4月18日(日) 排水路整備、畑の準備 4月24日(土) […]

会報28-5 多摩美の森でプレーパーク

飯野 優子 [平成22年(2010)03月30日発行会報第28号から] 麻生プレーパークを創る会では、平成20年度から麻生多摩美の森でのプレーパークを開催し、21年度は10月、1月と2回の開催となりました。当会では3年前から区内の公園や緑地を使ってプレーパークを開催してきました。 プレーパークでは、普段は「危ないから」と禁止しがちな鋸や金づちなどの工具も、子どもたちの「やりたい」気持ちに応えられるよう自由に使えるようにしています。 多摩 […]

会報28-4 海の子・川の子・山の子交流会 開催

里山フォーラム事務局長 石井よし子 [平成22年(2010)03月30日発行会報第28号から] 川崎にもつい 30 年、40 年前までは、人々の暮らしと共にあった身近な里海・里川・里地・里山の文化と自然がありました。今、懐かしい未来として人々の努力により自然の再生・見直しの機運がようやく芽生え始めています。 昨年 11月 21日(土)~ 22日(日)にかけて、そんな未来を託された川埼の海の子・川の子・山の子が黒川青少年野外活動センターに […]

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