麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報28-3 2010 里山フォーラム in 麻生 5小学校の発表に感動

[平成22年(2010)03月30日発行会報第28号から]

3月 13 日(土)、麻生市民館大会議室で、「集い語ろう! みどりと農の文化をいかすまち」をテーマに開催。16 団体が活動の展示、発表をし、100 人の参加者で一日熱い想いの交流をしました。

基調講演は、岩崎正弥愛知大学教授による「“場”の豊かさを求めて―地域のこれからへ」。地域づくりの根本は、暮らしの“場”を豊かにすることにあり、それを農(自然と人の交流)の思想にもとづく、子どもを中心とした「校区コミュニティ」づくりの運動によって実現していくことを提案されました。

そして、5つの小学校から、まさに地域と連携して場の豊かさを学び発信している活動の発表。金程小:どんど焼き、千代ヶ丘小:万福寺人参、麻生小:稲作体験・麻生川環境、岡上小:野菜・大豆・米の栽培・料理・加工など、児童と先生の報告に、感動が広がりました。

西生田小5年生は、多摩美の森での環境体験学習(上記)の前には、東京ガスの協力でCO2濃度と温度上昇の実験、後には校庭の樹木によるCO2吸収量の測定をして、樹木の役割をさらに確認。自分たちの生活を深く見つめるなど、大変充実した環境学習を報告しました。当会として大きな励みです。

(木村記)

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