麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報28-5 多摩美の森でプレーパーク

飯野 優子 [平成22年(2010)03月30日発行会報第28号から]

img1036麻生プレーパークを創る会では、平成20年度から麻生多摩美の森でのプレーパークを開催し、21年度は10月、1月と2回の開催となりました。当会では3年前から区内の公園や緑地を使ってプレーパークを開催してきました。

プレーパークでは、普段は「危ないから」と禁止しがちな鋸や金づちなどの工具も、子どもたちの「やりたい」気持ちに応えられるよう自由に使えるようにしています。

多摩美の森でもダンボールや端材、工具などを「好きに使っていいよ」と用意していましたが、最初は何をしていいのか戸惑う子どもたちもいました。けれど、他の子がそれぞれに遊んでいる様子を見て「面白そう」「あれ、やってみたい」という思いが生まれ、回数を重ねるごとに工夫や子どもたちの協力が見られるようになりました。穴掘りに夢中になる子、ダンボールで基地を作る子、金づちにはまる子。それぞれの遊びが交差しつながり、また別の遊びへ広がっていきます。

「自然の中で十分に遊んだ記憶が、将来、自然保護の気持ちに向かう」という話を聞いたことがあります。今後も豊かな森で体と五感をフルに使って遊ぶ機会を意識して創って行きたいと思っています。是非プレーパークへ!!

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