麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
*

会報24-3 西生田小5年生 森で環境学習

副会長 長澤 [平成21年(2009)03月31日発行会報第24号から]

麻生区市民健康の森において、西生田小学校5年生 160 人の環境学習が、12 月 15(月)3クラス、16 日(火)2クラスで実施され、当会会員 10 名弱が指導に当たりました。

① 緑の大切さ 平林副会長の講話 20 分

地球の温暖化と、その大きな原因である二酸化炭素の増加などについて、歴史的な見方をまじえながら、緑の大切さや、今後の取組みなどについて学習した。

②落葉かきして堆肥を作ろう 20 分

思い思いに落葉を集めて、大きな穴に入れて踏み固め、米糠・ふすま・土を混ぜて何層にも積み上げた。大半の子供たちは初めての経験で、強い印象が残り、寒さも何処かに行ったようだ。

③二酸化炭素についての学習、樹木による

吸着量の測定 60 分

吸着量計算式を説明(20 分)。ついで1班8名前後で、樹木3本の幹周を測定し、葉面積 x 吸着指数=二酸化炭素量 kg/年を算出。3本の木が何人分の CO2 を吸着するかを算出し、感想文を書き環境調査表を完成(40 分)。

④測定結果と感想発表 20 分

次のお礼状のように、樹木の働きの大きさに驚き、緑を大切にし、CO2 削減に努力しようとの気持ちが高まったようである。

お礼の便り(紙面の都合上 1 人だけ紹介 )

img945色々な事をたく山教えてくださりありがとうございます。二酸化炭素の吸収量を計算でだせるなんてはじめてしった。人に置きかえると予想以上にすってくれているので木を大切にしていきたいと思った。ぼくが木を一本植えるだけで何人分かの CO2 をすってくれるのでいっぱい植えたいです。ぼくは、家でゴミなどをへらし、むだな電気は消していきたいと思った。(S・Oくん)

前のページに戻る ページの先頭へ