麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報13-3 小学校の総合的な学習の支えに

畑管理分科会 中谷一郎 [平成18年(2006)06月30日発行会報第13号から]

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(写真;昨年秋の小学校での麦の学習風景)

今年度も畑では、大麦、小麦を栽培し、6月初めの収穫を予定しています。このあとさつまいもをすぐに植える予定ですが、日照不足のため麦の収穫時期が遅れそうです。さつまいもの苗が入荷する時期も心配です。また、そばを7月、8月に準備と種まきをし、白い花を畑一面に咲かせる予定です。管理棟も関係各位のご助力で本年度中に完成する予定で、来年は子供たちのそば打ち体験がそこで出来るかも?

畑の作物を学習の教材とし利用していますが、それだけでなく総合的な学習として、森の樹木観察、調査、草花の観察を含めた自然とのふれあい、会員及び地域の人たちとのふれあいで子どもたちの感受性を豊かにし、地域の森の大切さを感じていただきたいと思っています。

この地域に近い西生田小学校を始め、南菅小学校、西菅小学校の皆様に何度でも行ってみたいと言われる様、魅力ある森にしたいものです。要請をお待ちしています。将来はこの広場でスクリーンによる樹木、草花の勉強会、キャンプの遊び方、音楽会等が出来れば楽しいなと考えています。

<西生田小学校の予定>

■10 月頃 そば打ち見学、そばの学習、森の観察、落ち葉スタンプ

■11 月頃 環境の学習

<南菅小、西菅小へのお誘い>

昨年南菅小の子ども達は、修学旅行で日光へ行き、世界遺産、文化遺産、自然遺産の学習をしたそうです。その延長で、身近かな森はどうか、教室で話す機会を頂きました。今年は、両校の子ども達に、森に来てもらいたいと思います。子どもたちと更なるスキンシップをはかれたらすばらしいことでしょう。

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