麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報06-2 藤棚作りの記・その 3

大塚 伊四郎 [平成16年(2004)09月30日発行会報第06号から

上棟の3月24日午前中は一時日射しもある曇りで、午後は雨でした。

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10周年記念誌第3章32頁より

朝から柱と桁を組み合わせた“コの字”型 の柱を東西に建て、その上に梁を3本東西に 渡しました。幸い友部さんの知人はじめ散歩 途上の方々4名(すべて会員外)が強力な助 っ人として参加してくださり、予想以上の速 さで組立てることが出来ました。この4名の方々の参加がなければ午後の雨の中での作 業は必定であり、かつ無事に上棟を終了する ことが出来なかったかも知れません。

上棟するまでは、桁や梁に比べて4本の柱 が細すぎてバランスが取れないのではない かと一抹の不安を抱いていましたが、完成してみると惚れ惚れとするよう姿で安心しま した。

4本の柱の周囲には水捌けなどを考慮してコンクリートを砕いて埋め、柱がぐらつかないようにつき固めましたがこれらも結構きつい作業でした。

昨秋に植えた藤の株を、柱との位置関係を ⑤許可後1年間未着工なことについて、など。 調整するために植え替えました。掘り起こす と根が保護袋に包まれたままで、根ぐされ寸前の状態にありました。後日、順調な芽吹き を確認し安堵しました。

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04/17、手ほどき受けて竹の棕櫚縄縛り

その後(日時は忘却の彼方ですが)、次回の定例活動日まで待てない気の短い3名が集い、孟宗竹を桁や梁に渡しました。電動ドリルでねじ穴をあけて、長釘を捩じ込んだり、 棕櫚縄の仮縛りも結構の苦行でした。仕上げの棕櫚縄の本縛りは、前述の強力な助っ人の再登場で完了することが出来ました。末筆な がら改めて厚くお礼申し上げます。

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