麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報38-3 二つのフォーラムの報告

副会長 中谷 一郎 [平成25年(2013)05月31日発行会報第38号から]

2012 年度 花と緑の交流会

平成 25 年1月 26 日(土)11 時~16 時、川崎市高津市民館 12 階の大ホールと大会議室の2室を使用し開催されました。主催(財)川崎市公園緑地協会、共催川崎市、企画運営は花と緑の交流会実行委員会で、多摩美の森の会からは間野会長が実行副委員長になっています。当日は延べ参加人数800 人、出展団体 51 で、会場の大ホールと大会議室が同じ階にあるため、来られた人が両方とも効率よく回ることができ、どちらも盛況でした、

大ホールでは環境局緑政部鈴木部長の挨拶のあと、高津中学校吹奏学部の演奏があり、大変質が高く迫力ある演奏でしたが、時間が短かったのが残念で、再度聞きたいものです。

次に柳生博氏の講演。氏は茨城県出身ですが、先祖は柳生の里だそうで、「今日あるのは先人の野良仕事のおかげ。野良仕事の文字は、の(野)をよ(良)くする仕事」という話は、川崎近隣の森で汗を流す我々の心に真直ぐに響くものと感じました

その後、2団体、生田根岸古墳の杜保全会、梶が谷こぶし公園管理運営協議会の発表があり、大会議室では区ごとにパネル展示がされ、堆肥や花の種の配布は人気で、すぐになくなりました。

関係者の皆様ご苦労さまでした。

2013 里山フォーラム in 麻生

平成 25 年3月9日(土)10 時~16 時、麻生市民館大会議室に 200 名余の方々が集まり多彩な内容で開催されました。

第1部は、阿部市長ご挨拶ののち、おと絵がたり、高津の民話「げんまん地蔵」、続いて小学校の里山学習の報告です。栗木台小からは5年生担当の先生方が野外活動センターでの環境学習「里山再発見」などを報告。金程小5、6年生の児童は「育てたよ!私たちの万福寺人参」、長沢小4年生は「発見!私たちの長沢」、東柿生小6年生は「早野の里山の歴史」劇について報告、いずれも素晴らしい発表でした。

第2部は、おいしい地場産ランチのあと、声楽家宗いずみさんの素晴らしい歌。パネルディスカッションは堂前雅史・木村博彦・海野芳彦・石井よし子の4氏による「いのちを見つめて―足元からの生物多様性」。トークリレーは各団体がパネルの前で活動報告、最後に「わたしのまちのホッとする風景写真展」表彰式。交流会は地元農産物試食・紹介があり、楽しく過ごしました。

 

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