麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報42-3 西生田小3年生 春・夏の森の観察会の報告

 副会長 中谷 一郎 [平成24年(2014)09月30日発行会報第42号から]

西生田学校小3年生の体験学習は、多摩美の森の季節の変化を肌で知ってもらうため、春、夏、秋、冬の4回実施しています。そのうち、春と夏の観察会が終わりました。

img1612◆春は5月 28 日(水)午前9時から約1時間 30 分。児童 134 名全員で森の中を自分で自由に観察し、学校で学習したものが森で見られるか、観察ノートに絵と文章を熱心に書き入れました。春の木の葉の色は? 菜の花やのらぼうの花は? ハルジオンとヒメジョオンの違いは? どんな虫や昆虫がいるか?など。ダンゴムシやバッタをすぐに見つけ、分からないことを高橋英講師や会員に熱心に質問していました(写真)。

◆夏は8月 27 日(水)が雨のため、28 日(木)に実施し、どんよりした天気でしたが無事完了。夏の多摩美の森は春と比べてどう変わっているか? ドングリはあったか、その色は? 里芋畑を見たか、葉っぱはどんな形か? どんな虫や生き物がいるか? とくに今回は、藤棚下のテーブルにセミの成虫、脱け殻の写真と実物を置き、比較しながらオスとメスの見分け方を観察しました。また、子供たちは多くの種類のバッタを見つけて質問してきましたが、当方は分からず勉強不足を痛感しました。

森の会の人たちはどんなことをしているのか、熱心に質問しノートに書いていました。今年も学校で壁新聞にまとめて発表するかも知れません。

 

 

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