会報29-3 明治大学里山ボランティアの報告
明治大学生田ボランティアセンタ－ 川嶋雅章 ［平成22年（2010）06月30日発行会報第29号から］
昨年に引き続き、学生支援ＧＰによる明治大学 M-Navi プログラム里山ボランティアを 麻生区市民健康の森で開催しました。昨年同様に、麻生多摩美の森の会の支援とともに、 今回は、こもれびの会の皆さんのご協力も得て実施することができました。また、コ－デ ィネ－タ－の野牛さん（川崎市公園緑地協 会）や、神奈川県森林インストラクタ－の清水さんを始め５名の方々に里山管理の技術 的指導をしていただきました。一般参加学生11名、M-Navi 学生スタッフ３名、里山班学 生スタッフ４名と教職員７名の計25名が参 加しました。
今回は、森林インストラクタ－の指導のも と、カブトムシのお宿づくりのための竹の間伐と、昨年実施した北側の斜面の笹刈りを、 ２グル－プ４班に分かれ、午前と午後交代で 管理作業を体験しました。竹の間伐は斜面ということもあり、初めて経験する人には難しい作業でしたが、枝払いと搬送まで行い、貴重な体験をすることができました。
作業後には、昨年は雨のため中止した市民 健康の森の散策をしながら、それぞれの会の 方々から１時間程度説明をしていただき、市 民参加の里山管理や保全の実態を知ることが できました。生田校舎から程近い所に、まだこのような自然が残っていることに参加者全 員が驚いたようで、体験作業を通して貴重な 経験をさせてもらいました。ご協力いただい た皆様に深く感謝します。
