会報35-1 平成 24 年度を迎えて…活動の主な目標
会長 間野 洋 [平成24年(2012)05月31日発行会報第35号から]
昨年度は設立 10 周年の節目の年で、われわれの活動も事故もなく無事終了しました。これもひとえに麻生区役所、川崎市公園緑
地協会、近隣町会のご支援・ご指導と会員各位の協力のお陰であり、改めて皆様に御礼申し上げます。
去る4月 28 日、第 10 回通常総会においてすべての議案が承認され、平成 24 年度の活動がスタートしました。今年度の活動の目標は昨年度同様、地域コミュニティの構築と森の管理の充実です。各分科会、イベントなど、主な目標を以下に述べます。
1)森づくり分科会
① 北斜面の整備 平成 13 年に植樹をして 11 年が経過している。下草刈り、間伐などの樹木の整備を早めに2~3年計画で実施する。
② 西斜面の整備 一昨年から枯れ木の伐採を開始したが進捗度は3分の1程度で、カントリーヘッジの設置も含めて今後とも継続する。
③ 竹林(孟宗竹)の新設 自前の孟宗竹林を西斜面の一部に新設するべく計画をスタートする。
2)畑の管理分科会
昨年度から作付けの転換をしているが、今年度はサトイモを主力に菜種、レンゲの播種は続ける。麦類の栽培は西生田小学校3年生の「ソバと麦の学習」がなくなったので中止する。新たに多摩区菅地区の特産であるのらぼう菜の作付けを計画中。
3)施設・工作分科会
① 藤棚の整備 藤棚の4本の梁の腐食が進んでいる。取替えは会員のみでは難しいので、予算を含めて道路公園センターと相談しながら進めていく。
② 中央広場の排水計画 3年前に中央広場の全体の排水計画を立てたが未実施。大雨後の排水が悪いので通行に支障が生じている。
4)広報分科会
① ホームページの開設 昨年来の懸案事項であり担当者を決めて開設する。
② 10 周年記念誌の発行 市民健康の森の沿革、活動記録、緑の大切さを次世代に引き継ぐため記念誌の発行を計画している。現在「麻生多摩美の森の会活動記録と森の植物たち」の編集と製作という事業名で助成金を申請中で、5月下旬の公開プレゼンテーションを経て、6月上旬の審査結果を待つ状況である。5名の編集委員を決めている。
5)イベント関係
植樹祭&収穫祭、植物観察会、西生田小学校の総合的学習への協力、夏冬の星の観測会、プレーパークへの協力などは例年どおり継続。新たに、多摩美の森に飛来する鳥の観察を、本格的に開始する予定。また、(公財)現代人形劇センター主催の「ラオス人形劇 チェオボン」を、多摩美の森で8月初旬に開催する予定で準備を進めている。ご期待下さい。
以上が今年度の大まかな活動目標です。
数年に亘るものもありますが、会員の皆様には「自分ができる範囲で楽しんで活動する」をモットーにご協力をお願いします。