麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報12-1 仲間が交流 三つのフォーラム開かれる

 副会長 平林 謙三 [平成18年(2006)6月30日発行会報第12号から]

 市民健康の森フォーラムin中原

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<木の葉、花の写真集を阿部市長に紹介>

2月18日(土)恒例の市民健康の森フ ォーラムが中原区役所で開催され、7区の 健康の森の会員ほか関係者が多数集まり、 大盛況でした。

はじめに「自然の恵みを生かした芳香療 法(アロマセラピー)」について川崎市立 看護短期大学の小濱優子先生の講演があり ました。次に各区の健康の森の活動報告が あり、川崎区の“海風の森”では高橋純子 さんが風力発電機が設置され埋立地が森に 変わっていく様子を、幸区の“加瀬山”で は小林恒勝さんが斜面を切り開いて畠を作 る苦心談などを、中原区の“井田山”では 青山芳之さんが森のほかに矢上川の清掃や合宿研修などの幅広い活動を、高津区の山 田敏雄さんが地域の子どもたちとの交流や ホタルの飼育の話を、宮前区では佐藤清忠 さんがログハウスの作業小屋を作り屋根の 上に草を植えた話などを、多摩区では石郷 岡純さんが小学校を巻き込んだ“ひなた山 ぼっこ祭”の話などに加え、相川みち子さ んが作詞・作曲した“ひなた山音頭”を歌っ てくださいました。

麻生区からは木村信夫さんが“多摩美の 森”の概要と年間の活動の流れ、小学校の 「総合的な学習」への協力、毎年秋に行わ れる植樹祭&収穫祭などの報告をし、最後 に世代をつなぐ森にしたいという決意で話 を締めくくりました。

その後、各区の活動状況を示すパネル展 示を見学し、最後に交流会が行われました。 交流会では阿部市長の挨拶、中原区内の 活動団体の報告のあと、環境局緑政部海野 部長の音頭で乾杯、なごやかな歓談をしま した。

2006 里山フォーラムin麻生

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<西生田小学校・5年生の発表>

2月26日(日)は、生憎の雨にもかか わらず200名を越える方々が麻生市民館 に集まり大盛況でした。 多摩美の森の会も幹事総出でサポート役 を務めました。 フォーラムは夏蒐(なつかり)太鼓の勇壮 な演奏で始まり、飛び入り参加の阿部市長 の挨拶のあと、東京農大の進士五十八教授 が「“緑”と“農”の多摩ライフ」という 題で講演され、第5種兼業農家というキー ワードで市民全員が農作業に関わりを持つ 事の大切さを説かれました。

麻生区で活動する団体からは、早野聖地 公園里山ボランティア、西生田小学校5年 生、千代ヶ丘小学校5年生、森もりクラブ、 金程中学校科学部、和光大学環境ネットワ ークの発表がありました。 ◆第4回市民自治創造・かわさきフォー ラム 3月11日(土)、12日(日)の2日 間、第4回市民自治創造・かわさきフォー ラムが「未来をひらく地域力」というタイ トルのもと、麻生市民館で開かれました。 西生田小学校の児童は、昨年の秋、“多 摩美の森”で勉強した樹木の名前や炭酸ガ スの吸収量などについて自分たちでまとめ た結果を発表しました。

その後“飛森谷戸の自然を守る会”の高 木さん、川崎市経済局農業振興センターの 古沢さん、里山フォーラムを代表して平林 の3人が、事務局長の石井さんの司会でパ ネルディスカッションを行いました。 また、2日間にわたり4つの分科会の開 催と、元気メッセの展示、山田土筆さんの 麻生の風景画展覧会が行われました。 締めの交流会では、周囲の壁に展示され た各団体のパネルを話題に、麻生で採れた 野菜などの味を楽しみ歓談しました。

第4回市民自治創造・かわさきフォー ラム

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<里山フォーラムパネルディスカッション>

3月11日(土)、12日(日)の2日 間、第4回市民自治創造・かわさきフォー ラムが「未来をひらく地域力」というタイ トルのもと、麻生市民館で開かれました。 西生田小学校の児童は、昨年の秋、“多 摩美の森”で勉強した樹木の名前や炭酸ガ スの吸収量などについて自分たちでまとめ た結果を発表しました。

このフォーラムは毎年この時期に各区持 ち回りで開かれてきました。

初日は午後から昭和音楽大学によるアト ラクションのあと、牟田悌三さんの「大事 なことは、ボランティアで教わった」と題 した講演、かわさき元気メッセ(本フォー ラムのポスターセッション)、交流会があ り、2日目の午前中は“麻生を知る”エク スカーションを行い、区内の2ヶ所を約2 時間かけて歩きました。

1つは柿生駅に集まって修広寺→葉積緑 地→九郎明神社→丘の上に広がる古沢の畠 →麻生警察署→市民館のコース、もう 1 つ は黒川神社に集まって汁守神社→県境の稜 線→はるひの駅、ここから電車で新百合ヶ 丘に帰ってくるコースです。いずれも健康 の森の会員が企画し、案内役も務めました。 その後“飛森谷戸の自然を守る会”の高 木さん、川崎市経済局農業振興センターの 古沢さん、里山フォーラムを代表して平林 の3人が、事務局長の石井さんの司会でパ ネルディスカッションを行いました。

また、2日間にわたり4つの分科会の開 催と、元気メッセの展示、山田土筆さんの 麻生の風景画展覧会が行われました。 締めの交流会では、周囲の壁に展示され た各団体のパネルを話題に、麻生で採れた 野菜などの味を楽しみ歓談しました。

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<麻生区の 展示>

麻生多摩美の森の会は他区の健康の森と 共に元気メ ッセに出展 し、皆さん に健康の森 をPRできた のではない かと思って います。

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