麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
*

会報11-1 05年植樹祭&収穫祭の報告(第5回)

実行委員長 木村 信夫 [平成17年(2005)12月28日発行会報第11号から]

img51311 月20 日(日)、多摩美みどりの会との 共催で、麻生区市民健康の森(麻生鳥のさ えずり公園)と多摩美児童公園を会場に開 催。好天に恵まれ、家族づれ、友だちグル ープ、地元の小学校・高校の先生と児童・ 生徒など、150 人の参加でにぎわいました。

例年どおり5つのグループに分かれて、 森の清掃、焚き木運び、焼き芋準備などを 行なったあと、各グループ10 本ほどを植樹。 今年はハギやミツマタ、チャなど修景用の 低木が中心で、おもに通路に沿って植え、 子どもたちは自分の名前を書いた札を木の 根元にさして記念にしていました。

今年のテーマは「木の成長を祝おう」。 これまでの植樹祭で植えた木について、各 グループ3本ずつ、樹高、幹の太さ、樹冠 の広さ、元気さを調べました。長い孟宗竹 で手づくりした物差しで樹高を測ると、4 年で4mを超えている木もあり、成長ぶり を確認し喜びあいました。データは台帳に 記録し、今後継続的に調査し蓄積していき ます。また、調査木のわきには、手づくり の樹種紹介パネルが立てられ、植樹リーダ ーが熱心に説明していました。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

収穫祭は斉藤麻生区長の乾杯でスタート。 多摩美みどり会の奥さんたちによる森の畑 でとれたサトイモを使った芋煮会、サツマ イモの焼き芋で実りの秋を楽しみ、麦茶づ くりの体験コーナーには、いい香りが漂いました。木の葉スタンプづくりでは、子ど もたちがたくさんきれいなカードを完成さ せ、参加者に披露。さらに今年は、新井会 員夫妻のアルプホルンの演奏があり、森を 渡る音色にしばし聞き入り、子どもたちは 試し吹きに挑戦し大喜びしていました。

当日は数紙の取材があり、朝日新聞神奈 川版11/21、K-press(インターネット新 聞)11/26、くらしの窓12/11 で紹介されま した。なお、今年作成した「麻生区市民健 康の森 木の花 木の実 写真集第1集」の 印刷には、(株)リコーより多大なご協力 をいただきました。厚くお礼申し上げます。

参加された多摩区市民健康の森の塚本昭 二郎さんから、「麻生区は、森へアプロー チする角度が多彩」とのうれしい感想をい ただきました。実行委員および会員、ご家 族によるさまざまなアイディアと事前準備 が、年々祭りを充実させ楽しいものにして いることに改めて感謝し、報告とします。

前のページに戻る ページの先頭へ