麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報07-1 木と友だちになろう 2004年 植樹祭&収穫祭(第4回)

実行委員 間野 洋 [平成16年(2004)12月20日発行会報第07号から]

img3733年目を迎えた今年は、森を育てるという 本来の目的に沿って「木と友だちになろう」 というテーマで、10 月11 日準備委員会を立 ち上げスタートしました。特に新しい企画と して、多摩美の森に自生している主な樹木の 調査を行い、その樹木の名札付けと、“木の 葉の写真集”制作をとりあげました。樹木調 査は高橋 英先生(自然観察指導員、東百合 丘在住)のご指導のもと、29 本の代表木を 選び、その中の23 本に名札を付ける事とし ました。

名札は、堅い山桜の倒木を加工、担当者は サンダーかけやラッカー塗りなど悪戦苦闘 のうえ、自然の味わい豊かで芸術的な作品に 仕上げました。また、写真集は作成者の感性 がうかがえる秀逸な作品となりました。

当日はすばらしい好天、まさに小春日和で、 140 名の参加者を迎えて、楽しく有意義な一 日を過ごす事が出来ました。 植樹は、5 班に分かれて広場の小道沿いを 中心に、余り大きくならない、ツツジ類など を中心に20 本植えました。樹木の観察は、 各班のリーダーが、担当エリアの樹木の説明 をし、それぞれの木の葉を採集。最後に各班 の代表が木に名札を付けて終了しました。

収穫祭は、“多摩美みどりの会”の奥様方 のご協力をいただき、健康の森の畑でとれた 里芋を使った豚汁、さつま芋の焼き芋を全員 でおいしくいただきました。“木の葉スタン プ”作りは最後まで子供達で超満員。お土産 コーナーでは、初出品の小麦粉があっという 間に完売となりました。 反省点もありました。会員各自の樹木の学 習不足、たき火とゴミ処理等が今後の課題として残ったように思います。

森は、普段感じない光と風を全身で感じる 場所です。森と光と風、木々と友だちになる ことで、人の感性は磨かれ、こころ豊かにな っていくと信じています。5 年後、10 年後の “多摩美の森”の成長を楽しみに、今後も楽 しく活動を続けていきましょう。

✿✿ 植樹祭にさんかして ✿✿

3年 渡辺 真梨亜

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スタンプきれいにできました!

私は、植樹祭の時、ゴミをひろったり木を 集めたりしました。その次になえを植えまし た。そのときうめる場所に、竹があったので やりにくかったけど、おじさんたちが思いっ きり力を入れてほったので、とれました。 植えた後、回りに土手を作ると、水をあげ た時に回りにこぼれませんでした。それを見 て、いい事を教えてくれたなと思いました。 葉っぱのスタンプを作ってから、昼食を食 べました。たき火の中でやいたおいもは、と てもおいしかったです。森でとれた里いもを にたけんちん汁は、あったかくっておいしかったです。

幸せな 気分にな りました。 またさんかしたいです。

子供たちが目をイキイキと

渡辺 真梨亜の母より

先日は親子共々大変お世話になりました。 多摩美の自然はすばらしいですネ! 植樹も、 子供たちは目をイキイキとさせ作業をして いました。焼き芋、芋煮もとても美味しくい ただきました。 子供たちは世話役の方が教えてくださる 木の名前や鳥の名前を聞き、今まで以上に注 意深く観察していました。 とても楽しいひと時を提供してくださり、 本当にありがとうございました。来年もまた参加します!

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