会報05-2 森との出会い・人との出会い
麻生区役所地域振興課 豆白 保雄 ［平成16年（2004）06月30日発行会報第5号から］
この 4 月の異動で、“麻生区市民健康の森”の活動に参加させていただくようになりました。私が市民健康の森を知ったのは、平成 15年4月区政推進課に配属になり区内施設を見学したときが初めてでした。そして、11 月の収穫祭に参加させていただき、おいしい豚汁や焼き芋をご馳走になりました。その活動の中で地域の小学校と連携を図り授業に協力をしたり、竹炭を焼いたり、そばや野菜を栽培するなど多種多様な取り組みをされていることを知りました。また、何よりも参加者の皆さんがとても楽しんでいるということを実感しました。
5 月 22 日、よみうりランドで川崎市職員の運動会があり、その前に麻生区長、地域振興課長とともに藤棚の御披露目に参加させていただきました。想像を超えた大変立派な藤棚で、それを作るのに、木の切り出しから組み立て、設置まで総て市民健康の森参加者の皆さんの力で完成させたと聞き、さらに驚きと感動を受けました。この藤棚の制作を通して、早野聖地公園里山ボランティアとの交流も新たに生み出されたものと思います。この藤棚に、2 年後、3年後、藤の花が咲き、多くの区民が市民健康の森を訪れ、藤棚の下でお弁当を広げ、自然と触れ合う姿が思い浮かびます。市民健康の森が麻生区の健康とレクリエーションの場、地域コミュニティーの場として区民に愛され、親しまれるよう、1 日 1 日の作業を積み重ねて行くことが大切だと思います。
まだ、作業日には参加していませんが、参加したときにはよろしくご指導をお願いします。市民健康の森の中で多くの人々と出会い、多くの動植物との出会いを楽しみにしています。
