麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報03-2 植樹祭&収穫祭に寄せて

麻生区役所区政推進課 まちづくり推進担当 入口 茂 [平成19年(2003)12月20日発行会報第03号から]

3回目の植樹祭・収穫祭の開催おめでとうございます。さて、この市民健康の森事業は、市民と行政との連携と参加により緑化を推進することが目的の一つですが、一方でその活動を通じて、地域での区民相互の交流やふれあいを促進し、地域コミュニティの醸成に寄与する効果も併せ持っています。

麻生区が誕生して20年を経過しましたが、まだまだ他区に比べて新しいまちです。このような点からも、この活動が広がりを持ち、さまざまな区民の方やグループ・団体などを繋げる接着剤の役割を果たすことに大きな意味があろうかと思います。そして、色々なまちづくりの活動に発展し、繋がっていけば素晴らしいことと思います。

いずれにしましても、この活動は大変息の長い、継続性のある活動です。そして、その活動を続けていくためには、時には息抜きや工夫も必要だろうと思います。他地域では、「右手に鎌、左手に缶ビール!」をスローガンに活動自体を楽しんでしまっているグループもあると聞いております。それくらいのやわらかな気持ちで、今後も楽しく活動が続けられることを願っています。「麻生多摩美の森」が、今後広く多くの区民の憩いの森、相互の交流の森となり、次世代に残る貴重な森となっていくことを願っています。

そして、それらを育むのは、区役所など行政ではなく、区民の皆様であることを今後の活動が証明してくれることと思います。そのために区役所として活動の主体性を損なうことなく、側面からの支援をしながら関わっていきたいと思っています。

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