会報44-6 私の部屋 スペイン一人旅と庭園
井上 正樹 [平成27年(2015)05月31日発行会報第44号から]
昨 2014 年 10 月4日から 15 日までビルバオ、ゲルニカ、マドリッド、トレド、コルドバ、セビーリャ、グラナダ、バレンシア、バルセロナの9都市を巡ってきた。宿はブッキングコムで予約、列車はユーレイルパス5日間と高速バス利用。ユーレイルパス以外はすべて現地で座席の予約をした。
詳細は 88 頁にわたる「スペイン旅行一人旅」をご参考にされたい。ここではスペイン流中庭パティオや、アルハンブラ宮殿の庭園や街路樹の手入れなどについて述べます。
●白い小路に花々が彩を添えるパティオ
写真はコルドバのメスキータの北側に広がる、迷路のように入り組んだユダヤ人街。パティオは、様々な植物を配し、食事やくつろぎの空間となっている。
●アルハンブラ宮殿の庭園
ヘネラリフェとアセキアの中庭は 14 世紀に建設されたナスル朝の別荘。セラ・ネバダ山脈の雪解け水利用した水路や噴水が設けられた『水の宮殿』だ。
●街路樹剪定作業(バルセロナのコロン通リ)
高所作業車での剪定作業と人の通行を区分のするバリケードの設置までは日本と同じだが、警備員は一人もいなかった。日本の労働安全衛生法が交通事故を防ぎ、第三者に危害を及ぼさないための法であると改めて感じた。