麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報27-1 歌でつなぐ 森の楽しみ・・・第09回植樹祭&収穫祭の報告

実行委員長 木村 信夫 [平成21年(2009)12月31日発行会報第27号から]

img1010当会と多摩美みどりの会共催による植樹祭&収穫祭は、9回目を迎えましたが、年々、森づくりの進展を踏まえたテーマを立てて開催してきました。初期のころは「森を育てる」などのテーマで植樹にポイントを置きました。それに「森の恵みを楽しもう」と、ここで採れた芋で焼き芋、豚汁などが加わり、やがて「木と友だちになろう」をテーマに森の木々の観察、「森の恵みでアート」をテーマに森の草木で作品づくりと、イベント内容を充実させてきました。

植樹も一段落した今年は、間野新会長が重視する「地域との交流・連携」を目ざして、このイベントが地域の皆さんに森の豊かさ知って活動を理解していただく機会になるようにと企画しました。そんなとき、地元の女性コーラスグループ「アンサンブル・アミーチ」の皆さんに、ご参加いただけることになり、テーマを「歌でつなぐ 森の楽しみ」として開催しました。

11 月15 日(日)は気持ちよい好天に恵まれ、200 人もの参加でにぎわいました。

午前中は、参加者みんなで焼き芋などの準備に続いて、自然観察指導員の高橋英さんのガイドで樹木観察。広場で目につくオオモミジ・マユミ・エノキ・コナラ・ソメ
イヨシノ・オニグルミの6本をまわり、木の素顔、巧妙な営みを見つめ、名札つけをしました。そのあと、コブシを記念植樹。そしてコーラスです。木々の間を渡る美しい

歌声に、いま探索した森への親しみ、緑に包まれる心地よさがさらにふくらみました。

焼き芋、茹で芋(里芋)、豚汁の準備がととのい、いよいよ収穫祭スタート。

磯野麻生区長、新堀多摩美町会長はじめ多くの皆様から激励の言葉をいただきました。秋の味覚を楽しみ、親しく交流し、今度はみんな一緒にコーラス。最高のお祝いでした。
多摩美の森・・・ここに素晴らしいふるさとが育っていると実感されたイベントができました。地域の皆さんのご支援、両会会員のご努力に厚くお礼申し上げます。

植樹祭・収穫祭によせて

アンサンブル・アミーチ 代表 西平澄子良い天気に恵まれた暖かい一日、私達グループ初の戸外コンサートでした。少ない人数で声が小さいのではと心配していましたが、バイオリンの応援もあり風に乗り無事に終わり、ほっとしております。

色づき始めた木々に囲まれ、自然の中で歌を歌うという事は素晴らしい気持ちでした。この様な催しに参加させていただき、秋の一日を楽しめて良い思い出となりました。有難うございました。

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