オレンジほっとカフェ
多摩区麻生区・地域コミュニティ実態調査 地域コミュニティ訪問その5
~かわさき市民公益活動支援事業~
オレンジほっとカフェ
柿生の奥、真福寺のバス停から歩いて5分、なだらかな坂道を上ってしばらく行くと麻生台団地集会所に着く。オレンジほっとカフェは、麻生台団地の自治会と柿生アルナ園地域包括センターが中心となり、毎月第4木曜日午後1時半~3時半に、麻生台団地の集会所A号室で開かれている。認知症への理解を深める場所として開催しています。
参加対象:団地やご近所のみなさんどなたでも。30代から80代の方、いつも7,8人が参加されているそうです。訪ねた日は14名、顔なじみの方が多い感じでした。
内容・過ごし方は:体操(認知症予防のコグニサイズなど)や、お話を聴いて質問、みんなで話し合う、お茶を飲むなど。訪問した日は講師による成年後見制度の勉強会でした。地元の行政書士さんのお話に耳を傾け、メリットデメリットや身近なことなどを熱心に質問していました。高齢な方々の関心の高さが伝わってきます。
運営費は、参加費100円。管理組合・若葉会のメンバーがおり、集会所を無料で使用できる。お茶菓子は一人一皿配られていました。スタッフは、若葉会と地域包括の職員の皆さん。
立ち上げ時:5年前個人宅でのお茶の会が続いたが閉じることになり、せっかくの集まりを続けようと、管理組合・若葉会と地域包括で介護家族の場を作ろうと始めたそうです。
悩みは当事者が来ないこと、参加者が同じ人になることだそうです。
それでも、同じ人が来て和やかな時間を過ごせるのは地域に定着してきていると言えますし、
自治会長の30代の若い世代が参加しているのも頼もしいことです。