『王禅寺村 御用留記帳』 販売のお知らせ
史料館の地元に保存されている志村家文書の翻刻資料本を発行いたしました。近世史研究にとって重要な文献である志村家の文書群は川崎市地域文化財に指定されています。
原本は享保期から断続的に数十冊残っている「御用留」のなかの一冊で、主な内容は王禅寺村の領主である増上寺や関東一円を取り締まっていた関東取締出役から、村毎に継立てられてきた廻状、村から上申した願書などを名主家が書き留めたものです。時は幕末。村々にはどのようなことが伝わってきて、村はどう対応したのか。大きく変わろうとしている時代を、多摩丘陵の静かな村の名主の帳面から読みとってください。
『文久二壬戌年・三癸亥年 王禅寺村 御用留記帳』
史料館の開館日に、館内受付にて販売いたします。
郵送ご希望の方は、葉書にて下記宛、または当ホームページお問合わせから、住所・氏名・連絡先電話番号と希望冊数を明記してお申し込みください(代金は書籍同封の振込先への後払いでお願いいたします)。
〒215-0021 川崎市麻生区上麻生6-40-1 柿生中学校内 柿生郷土史料館
販売価格は 1冊 1,000円 (郵送の場合は、送料込み 1,450円)。
お問合わせは当ホームページか史料館専門委員の小林(080-5513-5154)まで
掲載日:2024年10月1日