*

『王禅寺村 御用留記帳』 販売のお知らせ

史料館の地元に保存されている志村家文書の翻刻資料本を発行いたしました。近世史研究にとって重要な文献である志村家の文書群は川崎市地域文化財に指定されています。 原本は享保期から断続的に数十冊残っている「御用留」のなかの一冊で、主な内容は王禅寺村の領主である増上寺や関東一円を取り締まっていた関東取締出役から、村毎に継立てられてきた廻状、村から上申した願書などを名主家が書き留めたものです。時は幕末。村々にはどのようなことが伝わってきて、村はど […]

2020年8月22日 テレビ神奈川(tvk)の取材を受けました

現在、当史料館では柿生中学校において過去に使われた教科書を集め、「続 戦中・戦後の教科書展」を継続開催中ですが、この度テレビ神奈川さんから取材を受けました。約3時間にわたって丁寧に取材していかれましたが、説明を担当した小林はフラフラになっていました。。 当企画展は地元の方々からの後押しがあり、再度の開催となったものですが、今回はさらにこのような取材を受け、地元とのつながりが一層強くなったのではないかと、ひそかに期待しております。 本企画 […]

王禅寺子年観音御開帳の早期終了について

柿生文化第143号において王禅寺の「旧小机領三十三所観音霊場御開帳」が紹介され、その期間として4月1日から5月6日までとされていましたが、今般の新型コロナウイルス拡散に伴う緊急事態宣言の発令を受けて、4月19日(日)午後3時を持って終了することとなりました。参拝を予定されている方は、ご注意ください。

第11回史跡見学バスの旅 江戸の寺巡り1レポート

11月6日(水)、秋晴れの好天の下、一行47名は、帝国8時に新百合丘を出発。川崎インターから用賀を過ぎるまでの大渋滞に巻き込まれ、泉岳寺への到着が30分遅れとなるハプニングがありましたが、以後はスムーズでした。泉岳寺の奥まった一角にある、赤穂浪士の墓を見学し、記念館で浪士ゆかりの品々を、皆さん真剣にご覧になっていました。  続く増上寺では、6人の将軍の墓を見学して宝物館に移り、台徳院(2代将軍秀忠)の霊廟の10分の1サイズのミニチュアを […]

第10回史跡見学バスの旅 近代日本のルーツを訪ねる上州路の旅

 4月18日、46名の一行は、雲一つない快晴に恵まれ、朝8時に新百合ヶ丘を出発、まずは新島襄の生まれ故郷安中を目指しました。特に渋滞もなく、予定通りに安中に到着、お二人のボランティアガイドさんの出迎えを受け、まずは旧碓氷郡役所へ、ここの隣が安中教会と新島襄記念聖堂です。教会と聖堂の敷地は、牧師さんの意向で立ち入り禁止のため、聖堂の見物はここから済ませました。  そこから車がたまにしか通らない、若葉が目に染みる空気がきれいな道筋を安中藩郡 […]

第9回史跡見学バスの旅 武蔵の国の古代を訪ねて

 11月20日(火)、29名の一行で、雨の新百合丘を出発。途中圏央道へ入る頃には雨も上がり、予定通り10時過ぎにはさきたま古墳公園内の「さきたま史跡の博物館」に到着。出迎えてくださった学芸員の方に案内していただき、約1時間、講演と展示物の開設をいただきながら、館内を見学しました。さほど広くない博物館なのですが、館内は古墳群で出土した国宝や重要文化財の宝庫、観る物のほとんどが日本古代史の理解に欠かせない貴重なものでした。  その後、2班に […]

第76回カルチャーセミナ―「早野上ノ原遺跡の発掘調査について」開催さる

9月22日に、川崎市教育委員会文化財課の栗田一生氏を講師にお招きして「上ノ原遺跡」の発掘調査の現状をお話しいただきました。 発掘は2007年から3回に渡って行われてきましたが、今年度、第4次の発掘が始まりました。今回は~川崎市内有数の複合遺跡を掘る~と銘打ち、その中間報告を含めて全体像を改めて俯瞰するのが狙いでしたが、残念ながらこの9月の長雨の影響で発掘がほとんど進んでいないとのことで、過去3回のまとめの形になりました。 要点は①旧石器 […]

2017.11.1 第7回史跡見学バスの旅 房総半島の鎌倉時代を訪ねて ~頼朝伝説と日蓮上人史跡~

11月1日(水)、42名の一行で、房総半島に向かい、頼朝伝説と日蓮上人の史跡を巡ってきました。皆様の集まりが良く、予定より5分早く7時55分に出発。浮いた5分は、海ほたるでの休息時間を5分延ばし、みんなで展望台に上って、晴れあがった東京湾の景色を楽しみました。房総半島に入って先ずは鹿野山神野寺(じんやじ)を見学、紅葉には早かったのですが、深山の静寂の中で、関東では最古の古刹をゆっくり見学できました。宝物館の左甚五郎作の「白蛇」は、見事の […]

2017年4月20日第6回史跡見学バスの旅 浅草寺伝法院庭園と和時計のルーツを探る

4月20日(木)、穏やかな快晴に恵まれ、第6回の史跡見学会を実施しました。  27人の一行は、先ず上野の国立科学博物館に立ち寄り、地球館の2階を見学、東芝の創業者の1人田中久重の代表作「万年時鳴鐘」の本物とレプリカを見学、また無人探査衛星「はやぶさ」が小惑星「いとかわ」から採取してきた「宇宙の塵」の実物を高性能の顕微鏡で拝見して感激、浅草寺に向かいました。 ここでは見学者の7割以上が外国からのお客様、様々な言語が飛び交っていました。喧騒 […]

2016年5月26日 第4回古文書輪読会開講

過去3回の古文書講座に続いて、全10回の新たな講座がスタートしました。 今回は25名の参加をいただいていますが、そのうち9名もの方が初参加となりました。 教材は今までと同じく志村家文書ですが、参加者各自がお互いに啓発しあう輪講形式重視で進めていきます。 月2回のペースで11月まで、実力アップと交流深化の場になれば幸いです。        

前のページに戻る ページの先頭へ