麻生区市民健康の森 ― 麻生鳥のさえずり公園 ―
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会報42-5 倒木を利用した丸椅子

井上 正樹 [平成24年(2014)09月30日発行会報第42号から] 現在下水道工事がかかっている当森の一角に、雪の重みで倒れた樹木を利用して休憩用の丸椅子を作ろうという計画が持ち上がり、設計は間野会長、製作は井上・田中で始まりました。 設置後、立ち入り禁止の仮ロープを外してもらい、坂路の途中で休憩する人の姿も見受けられるようになりました。 現在のところ丸椅子は6個ですが、今後 さらに丸椅子2個とテーブルの製作を計画しています。 また […]

会報41-8 藤棚の改装なる

会長  間野 洋 [平成26年(2014)05月31日発行会報第41号から] 2月15日の豪雪で崩落した藤棚の改装工事は、5月17日に始まり5月23日に終了しました。4本の支柱と5本の梁には防腐処理された杉材が、ノダフジを支える竹格子には40本の女竹が使用されています。約3ヶ月ぶりに市民の憩いの場が復活しました。早期に改装していただいた麻生区道路公園センターの担当者の皆様に感謝致します。

会報29-2 今年度の分科会活動のポイント

各分科会担当幹事 [平成22年(2010)06月30日発行会報第29号から] 分科会の役割 総括 間野 洋 平成14年4月、当会設立時に4つの分科 会(森づくり、畑の管理、施設工作、動植物 調査)が設置されました。19年4月に広報 分科会が新たに設置され、20年4月には森 づくりと動植物調査を1分科会とし、現在は 4つの分科会となっています。 分科会の役割は、市民健康の森の管理にあ たっての基本理念である ①里山の自然環境 の保全と創造 […]

会報27-5 「森の家」に、丸石の風情

[平成21年(2009)12月31日発行会報第27号から] 森の家の壁は雨で泥跳化粧をする。防止のために砕石を敷いた。それが四散するので、防護壁にと石を並べた。石工のセンスはなく、中谷画伯の支援を受けた。腕の痺れをかばう手抜きで、コンクリート棒も使ったことに忸怩たる思いが残った。石は星霜を重ねて自然と鎮座するが、人工物は劣化と老醜を増すのみなので。石も若干残ったので、次は多摩美城の石垣でも・・・と思案している。 (大塚伊四郎記 )

会報26-2 地域と交流するイベント ご紹介と今後

会長 間野 洋 [平成18年(2009)09月30日発行会報第26号から] 前号でも述べた通り、当会の森作りも一段落し、今後はいかに整備、管理していくかの 段階です。当会の基本理念の一つである地域 コミュニティの構築は、種々のイベントを通 して近隣の皆様との交流を図っています。 現時点では主催、共催、後援をあわせて六 つのイベントを開催しています。各イベント の概要、経緯などを以下にご紹介します。 1.植樹祭&収穫祭 多摩美みどりの会共 […]

会報25-6 森の家周りへ砂利敷きと排水溝の整備

幹事 伊丹 伸行 [平成21年(2009)06月30日発行会報第25号から] 多摩美の森には「森の家」と、その家の脇の少し高い位置に水道の蛇口が設置されています。水道は作業道具の水洗や、樹木への給水等に良く利用されていますが、排水が自然浸透によるため、大量の排水があると溢れてしまう難点があり、また森の家は雨が降ると周辺の泥が跳ね上がって、家の側壁を汚して美観を損なうという難点があり、その改良が望まれていました。 今回、その改良が計画され […]

会報25-3 分科会・イベントの今後について(1)

会長 間野 洋 [平成21年(2009)06月30日発行会報第25号から] 麻生多摩美の森の会は設立から7年が経過していますが、実際現地での活動に出席されてい る会員は当初より人員は減っており、また若い 会員の入会が少なく老齢化が進んでいます。こ のため会員の皆様からのご意見は出ても、なか なか現地での作業が進んでいないのが現状です。 掲題の件についての問題点、目標、工程等を作 成し、急がず、楽しく、出来る範囲で活動を続 けて行ければと […]

会報21-3 藤棚 待ちに待った花をつけま した!

文:伊丹 伸行  写真:渡辺 昭治 [平成20年(2008)06月30日発行会報第21号から] 多摩美の森の象徴的存在である藤に待望の花が咲きました。 5 月の連休には、2本の藤それぞれに200近くの見事な花房が下がり、下で憩う人たちの目を楽しませてくれました。この藤は早野聖地公園から切り出された檜を、会員の手で組み上げて作った藤棚に、4年前に植えられたものです。早く蔓が棚全体を覆い、花房をつけることが待ち望まれていましたが、以来四年が […]

会報21-2 平成20 年度 分科会の活動の計画と抱負

[平成20年(2008)06月30日発行会報第21号から] ◆ はじめに 会長 勝田政吾 当会では、森づくりの諸課題に応じた5つの分科会をつくり、会員各位の参加によって、それぞれ企画してもらって幹事会で討議し年間作業計画に折り込むことにしています。自然が相手の作業が多いために、時期がずらせないもの(植樹や農作業)を中心に実施計画を組んで行かねばならないという制約もあります。また今年度からは、年次総会のご挨拶でも申しましたように、森づくり […]

会報18-3 多摩美の森の家利用のご案内

渡辺 昭治 [平成19年(2007)09月30日発行会報第18号から] 前号で完成報告がされましたが、今回は利用についてご案内します。 1.利用受付 申込みは原則 1 ヶ月単位とし、前月の第 3 日曜日の午前 10~12 時に「森の家」にて受付を行います。利用時間及び利用料金は次のとおりです(下記時間が原則ですが、それ以外は申込み時にご相談下さい)。 午前 9:00~12:00 500 円 午後 13:00~16:00 500 円 会議 […]

会報17-2「多摩美の森の家」が完成しました

副会長 平林 謙三 [平成19年(2007)6月30日発行会報第17号から] 前号でお知らせした管理棟が完成しました。黒みを帯びた外壁のなかなかしゃれた建物です。私たちはこれを「多摩美の森の家(略称森の家)」と呼ぶことにしました。 森の家には12畳ほどの管理室と畳ほどの倉庫があります。管理室には机・椅子を備えて会議ができ、戸棚を設置して資料の整理などが出来るようになりました。   ここでの会議は、窓から見える外の景色も緑が多く […]

会報16-3 管理棟建設短信

間野 洋 [平成19年(2007)03月25日発行会報第16号から] 平成17 年3 月、臨時幹事会にて「麻生区市民健康の森推進計画」の見直しが議論され、管理棟建設のお願いを北部公園事務所に提出することが決定されました。 以来、管理棟設置委員会を立ち上げ、何回かの検討の後、平成17 年9 月、北部公園事務所に正式に建設のお願い書を提出しました。 平成18 年3 月の川崎市議会にて予算要求が可決され、同4 月20 日、北部公園事務所、伊藤 […]

会報複数-まとめ-藤棚作りの記・その1・2・3

大塚 伊四郎 藤棚作りの記・その1 会報第4号 平成16年(2004)3月31日発行 1月26日(月)晴。大木伐採経験のない7人の素人集団が、早野霊園に連なる丘陵に藤棚用の檜の切り出しに行きました。 間伐材を使用とのことで、細い幹を想像していましたが、対象の木は間伐期を逃したのか相当太いものでした。伐採作業は早野聖地公園里山ボランティアのリーダー友部常松さんたちが分担してくださり、我々は彼らの指導のもと、ロープの引張り役と枝打ち、丸太の […]

会報06-2 藤棚作りの記・その 3

大塚 伊四郎 [平成16年(2004)09月30日発行会報第06号から 上棟の3月24日午前中は一時日射しもある曇りで、午後は雨でした。 朝から柱と桁を組み合わせた“コの字”型 の柱を東西に建て、その上に梁を3本東西に 渡しました。幸い友部さんの知人はじめ散歩 途上の方々4名(すべて会員外)が強力な助 っ人として参加してくださり、予想以上の速 さで組立てることが出来ました。この4名の方々の参加がなければ午後の雨の中での作 業は必定であり […]

会報05-4 藤棚作りの記・その2

大塚 伊四郎 [平成16年(2004)06月30日発行会報第5号から] 3月11日からの藤棚準備作業は、丸太の皮 むきから始まりました。鎌でおそるおそる薄く 削り始めましたが、相当に樹皮が厚く、徐々に 大胆に削るようになりました。材の両端を切っ て長さを揃えました。根元の方は太いうえに硬 く、鋸を動かすにもかなりの力が必要で、木が 切れる前に息が切れました。 次いで棟梁の手で丸太に墨打ちがなされ、そ れに従って我々は電動ドリル・ノミ・金 […]

会報04-4 藤棚作りの記 その1

大塚 伊四郎 [平成16年(2004)3月31日発行会報第4号から] 間伐材を使用とのことで、細い幹を想像していましたが、対象の木は間伐期を逃したのか相当太いものでした。伐採作業は早野聖地公園里山ボランティアのリーダー友部常松さんたちが分担してくださり、我々は彼らの指導のもと、ロープの引張り役と枝打ち、丸太の搬出を行いました。 伐採作業はきわめて危険と聞いていましたが、倒れてくる木を背中に受けしばし立ち上がれなかったり、切り倒した木の大 […]

会報01-7 初夏の多摩美の森/作業のあとの憩い

[平成15年(2003)06月30日発行会報第01号から] 広場の中央に立派な木のテーブルとベンチが あります。ただ座って風を感じているのも楽しい。

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