◆会報49-5 楽しさに溢れた 2016年秋「森展」
川崎・多摩美の山トラストの会 須田 和順[平成29年(2017)01月31日発行会報第49号から]
2016年の第5回「森展」は、10月23日の「アートパーティー」で幕を開けた。
会場は、「麻生多摩美の森の会」の方々が、何時 もきれいに手入れしてくださっている、我らの「麻生区市民健康の森」。
大きな木の下で、爽やかポップユニット「クローバー」、自然を唄う「ナカニシタカアキ」の音楽、宮沢賢治の童話を二人芝居で演じる「さわたり組」、劇作家の阿藤智恵率いる「絵本シアター」の森でおはなしが、会場を盛り上げてくれた。
広場には、木工や段ボールで作るパタパタとりさん、ハンモック作りや葉っぱで作る陶芸のお皿、チョークアート、小枝のブローチ作りやシュロの葉細 工やフラワーアレンジメント、ウインドウガーランドなどなど、子どもから大人まで楽しめるワークショップが並び、親子ヨガや珈琲の焙煎体験、地域のお店 が特別に作ってくれたお弁当やワインのお店まで賑やかに、笑顔と笑い声が溢れた。
広場の周りには、180×450cmの大きなキャンバ スに思い思いの絵を描く人たち、そして、造形作家 のオブジェや布工芸、子どもたちの絵や版画、工作が飾られ、澄み渡る秋空の下、約150人の人たち が素敵な一日を楽しんだ。
展覧会は、出展者希望者も増えており、作品種 類も広がって、年々その素晴らしさを増している。
「森展」は、みんなが作るみんなの展覧会。 森に飾られる作品は、この恵まれたみどりへの私 たちからの感謝の気持ち。そして、この催しによって、訪れる多くの人に多摩美のみどりを知ってもらい、楽しんでいただくことが願いです。
以下、画像テスト用
「キャプション」を入力すると、画像編集できなくなるようです=画像をマウスでいじっても、画像に青いシャドーがつかなくなる。