会報49-4 カリタス学園中学3年生のクリスマス奉仕活動
会長 間野 洋 [平成29年(2017)01月31日発行会報第49号から]
(公財)川崎市公園緑地協会主催の表 記のクリスマス奉仕活動が12月19日(月)、当会の健康の森、多摩美みどりの会の管 理地、多摩緑地保全地区の3ヶ所で企画、実施された。参加は女子中学生180人。
この奉仕活動は平成24年に始まり、今年で5年目になります。活動内容は里山整備のボランティアです。
● 作業内容と指導するスタッフ
A:足を使って「作業区域のマップ作りとアボイド調査(危険木の調査)」スタッフはつかず、先生とパトロール。(90名)
B:鋸と剪定はさみで「粗朶作り」30名。スタッフは3名。 (蔦の除去作業)
C:罐を使って「ササ刈り、蔦とり」30名。10名は「多摩美ふれあいの森」へ。スタッフは計3名。
D:竹引鋸を使い「竹林整備」の予定で あったが、当会が纏めている折れ枝 、剪定木等を適当な長さに切って束ねる作業に変更となった。(30名)
スタッフは3名。
● 作業内容の詳細
A:危険木はほとんどないので枯れた樹木のチェック。区域のゴミ、空き缶の収集。マップ作りは苦戦しました。
B:下の畑の傍の伐採後5~6年経過した篠竹を切断し、束ねて広場の北側に運搬。(後日、焼却する為)
C:この作業は同じ場所で5年間継続している。蔦の除去は毎回難作業です。除去された篠竹、蔦は傍の1ヶ所に集積した。多摩美ふれあいの森での作業は、広場の北西部のササ刈りを行った。
D:多摩緑地保全地区の竹林整備は急遽中止となり、当会が広場の北西部に集積している長い折れ枝、剪定した枝を適正な長さに切断し、束ねる作業となった。この束ねた枝や丸太は、今後広 場西側の樹林内に構築しているカントリーヘッジに運ぶ予定で、微生物、ダンゴ虫、昆虫等を繁殖させ鳥を呼び寄 せる生物多様性に繋げる。
作業は13:30より2時間で事故もなく完了。この奉仕作業には何時も180人以上の生徒に参加してもらっているので、当会でのたまっていた作業が一挙に片付き、大変感謝してます。
主催の協会および学園の皆様には、来年 度もよろしくお願い致します。