会報47-2 西生田小3年生 冬の森に観察会
副会長 中谷 一郎 [平成28年(2016)06月30日発行会報第47号から]
自分で決めた樹木がどう変化したかを確かめ ました。まず自然観察指導員の高橋英さんが今回 特に常緑樹と落葉樹、冬芽、草本の1年生草、2 年生草、多年生草を易しく実物で説明されました。 内容は①常緑樹(シラカシ)②落葉樹(コナラ) ③草本(1年生草、2年生草、多年生草)の3ヵ 所に各々指導員が付き説明、3班で巡回、その移 動は先生方に協力いただいた。
上の畑の周りで植物がどんな工夫で生き抜いているかを、草本では出来た種で地中地下で過ご す1年生草本(ツユクサ、エノコログサ等)、2 年生草本(越年草、オオイヌフグリ、ハコベ等) 前年の秋に芽を出し、小さな姿で冬を越す草たち です。多年生草本は、土の中で茎や根だけは生き つづける草(ヤマユリ、ドクダミ)とロゼット状 に葉を地面に張り付けているタンポポ、ハルジオ ンを更に詳しく説明しました。
藤棚の下のテーブルにも関連する植物の写真 や実物を置きましたので、子供たちは熱心に質問 をしていました。
3年生の1年間4期分の感想文が届きました。 沢山のこども達からのほんの一部ですが掲載し ます。
●多摩美の森の会のみなさんへ
★1年間、多摩美の森にある植物や虫のことを教 えてくださってありがとうございます。 わたしは虫がきらいで植物にもきょう味がなか ったけど多摩美の森のみなさんにいろんな植物 や虫にきょう味を持ちました。これからも植物の ことを調べたいです。 (K・Wさん)
★多摩美の森のことを教えてくれてありがとう ございました。春には日本たんぽぽのことを教え てくれたり夏はこん虫のことを教えてくれたり 秋にはたねのことをかんさつしたり冬は落葉樹 と常緑樹のことを知りました。それで多摩美のこ とをきょう味をもちました。またいろんなことを 教えてください。 (M・Kさん)
★ぼくは、さいしょは、多摩美の森を葉とか木と しかないと思ったけどクヌギやバッタがいっぱ いいてよそうがいでした。でも一番たのしかった のは、春、夏、秋、冬ごとに花や葉がかわるのが わくわくしてたのしかったです。また多摩美の会 の人に色々おしえてもらいたいです。 (N・Kさん)
★わたしは秋に多摩美の森に行った時に、オオモ ミジのたねがプロペラのようにとんで、下におち て行くのにおどろきました。どうしてかというと それを知るまでは、人のテでたねをとってうえる のかと思っていたのでおどろきました。これまで 1年間ありがとうございました。 (A・Nさん)