団体概要

百合ヶ丘空手道クラブは、昭和53年、川崎市麻生区内に住んでおられた空手道五段の三輪 潔先生(故人)がご自分のお嬢さんに空手の手ほどきをするため、近くの幼稚園を借りて稽古を始めたのがきっかけでスタートしました。

その後、昭和55年から和道流・柔術拳法八段の瀬田松弘昌先生による直接の指導を受けることができるようになりました。

現在は、瀬田松先生を特別師範にお迎えし、三輪先生の後を引き継ぎクラブ代表を務める高木浩一先生(東京理科大空手部OB、元東京工芸大空手部監督)、瀬田松先生の愛弟子で成武護国学院を主宰する冨髙勝久先生、元東京工芸大空手部主将の入江謙治先生ほか複数の有段者が中心となって指導にあたっています。

空手には伝統派、フルコンタクト、防具空手を含めいろいろな流派・会派がありますが、私たちのクラブで稽古している空手は、いわゆる伝統派空手の四大流派(松濤館流、和道流、糸東流、剛柔流)のうちの一つ「和道流」です。和道流は、流祖である先代の大塚博紀先生が、大正時代に沖縄(琉球)から伝わった空手に、日本古来の武術で今の柔道や合気道の源流ともいえる「柔術」の理合を融合させて完成させたもので、理にかなった無理・無駄のない動き(転位、転体、転技の三位一体)が大きな特徴となっています。
なお、組手は「寸止め」形式で行っています。

空手は、子どもから大人まで、体力や老若男女を問わず学ぶことができます。稽古を通じて、体力と気力を養うととともに、社会で必要な礼儀を身に付け、人間性の向上を目指すと言えばおおげさに聞こえるかもしれませんが、要は身体を思いきり動かすことによって爽快な気分を味わいながら、日頃の勉強や仕事に打ち込むエネルギーを蓄えることができるのです。

経験は一切問いません。日曜の午後のひととき、私たちと一緒に汗を流してみませんか。見学はいつでもOKです。一度道場をのぞいて見てください。
 
平成25年7月14日現在、少年部(幼児・小学生・中学生)19名、一般部(高校生・大学生・一般)22名の会員が在籍しています。