あさおサークル祭:「謡って舞って」の記

例年通り、5月28日に開催されたあさおサークル祭に参加しました。

今回はちょっと趣向を変えて、当日の資料に掲載されていた「演者のコメント」と実際の写真を合わせてみました。言うなれば、Before & After、さて演者の思いは結実したでしょうか?


清経

入会して1年半、熱意あふれる中村先生のご指導で、好奇心旺盛で意欲的な先輩方とご一緒に楽しくお稽古をしています。この仕舞は初心者の私には大挑戦ですが、地謡のみなさまからパワーをいただいてがんばります。

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猩々

昨年10月からお稽古を始めさせていただきました。全くの初心者なので、覚えられるのかとても心配でしたが、先生や先輩の皆様のあたたかいご指導で何とか続いています。初めてですのでとても緊張していますが、精一杯努めますのでよろしくお願い致します。

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高砂

 この度、あさおサークル祭で「髙砂」を謡うことになりました。結婚式やお祝いの席で、よく謡われる謡曲であります。「、、、、、尾の上の松も年ふりて、老いの波もよりくるや、、、、、、」 今まさに老いの波が寄せてきている私の心情を揺さぶります。私の大好きな謡曲の一つです。

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熊野

中村先生の美しい仕草を真似ながら練習を重ねて参りました。
当日は、力強くしみじみと謡う地謡に支えて頂きながら舞いたいと思います。
 
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経政
 
経政は敦盛の兄、敦盛同様一の谷の合戦で討たれました。琵琶の名手として知られた若い公達は、修羅の怒り恨みを人に見せることを恥じて灯を消して暗闇へ消えて行きます。そんな若さの持つ純粋さを表現できるかどうか、挑戦です!
 
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