今回の万葉会は 初めての経験でとても貴重な体験ができ 中村先生には大変感謝いたしております。
まだ半年の未熟な生徒でありながら国立能楽堂で独吟をさせていただけたことが 私の周りのどなたにも仰天されましたけれども 無事なんとかできたことを心から喜んでおります。当日の本番を迎えるまでの緊張とプログラムに名前が掲載された時の感激を今でも思い起こされます。
また「俊寛」を独吟される予定だった小川さんが直前に急逝されたことが とても深く悲しい思い出となりました。初心者にもにこやかに優しく接していただいていたので残念でなりません。
これからは小川さんを偲びながら 様々な謡を楽しみ続けていきたいと強く願っております。おかげさまで2年目に入りましたが練習日が毎回とても楽しみとなっています。
田中 恭