行ってまいりました
ホールロビーにはたくさんの能面が展示され、また、開演前までの間、能管や小鼓の体験、能面をかけてみるなど参加型の楽しい企画がありました。
私も、能管に挑戦しましたが、まったく音なし!いつかリベンジするぞ!
面は、視野が狭いという思い込みが強かったのか、想像よりは見えることにかえってびっくりしました。
今回の催しは「税を考える週間協賛事業」ということで、はじめに「税金川柳優秀作品」の発表が行われました。
そして、いよいよ開演です。
番組
舞囃子「高砂」シテ:中村昌弘師
連吟「高砂」狛江能楽教室生徒
仕舞「土蜘」シテ:高橋忍師 頼光:辻井八郎師
能「羽衣」より一部上演 シテ:中村昌弘師
「高砂」の神舞、速い速い・・・神速?神様って、やっぱり速いんですね~
連吟には、夕べの会の未有ちゃんも出演、いつもながら堂々とした謡いぶりでした!
「土蜘」は千筋の糸が乱舞して、迫力満点。
そして、「羽衣」 美しい天女の舞に見惚れました。
合間には、先生方のご指導により、「高砂」を謡ったり、所作の体験(シオリ、テラス、クモラス)をしたり、囃子の説明と、体験として、おひゃら~とうたったり、「ン、よ、ポン」と小鼓を打ったり、と盛り沢山。因みに、小鼓の「ン」は洋楽風に言えば休符ですが、「間」が大事というお話がありました。
能面のお話もありました。小面のような、若い面の瞳(えーと、本当は何というのでしょうか?)は四角に開いていて若さを表現しているとのことでした。若さって四角なんですねぇ・・・
能面のお話もありました。小面のような、若い面の瞳(えーと、本当は何というのでしょうか?)は四角に開いていて若さを表現しているとのことでした。若さって四角なんですねぇ・・・
というわけで、「へぇ~」がいっぱいありました。
グランドフィナーレ(私が勝手に命名)では、中村先生のご挨拶があり、「税も能も日本になくてはならないもの」という決め台詞が大向こうをうならせたところで終演となりました。