「You Go 麻生 vol.6」を振り返って

昨年12月11日、土曜日、新百合ヶ丘の麻生市民館にて行われた「YOU GO 麻生」に参加しました。この「YOU GO 麻生」というイベントは、その名前のとおり、下は小学生から上は大学生までの学生、障害をお持ちの方、会社員、主婦、年配の方など、老若男女問わずさまざまな人が協力し合い融合した舞台を作り上げるのです。

昨年は東日本大震災により、被災地となった東北地方のみならず日本中が重い空気に包まれたような一年となりましたが、「来年は明るい年にしたい」という願いを胸に、関係者一同、本番に臨みました。

演目は、第一部の朗読舞踊劇、宮沢賢治の原作に、幻想的な踊りと曲をちりばめた「ひのきとひなげし」「やまなし」「よだかの星」、休憩をはさみ第二部は「アメージンググレース」や、東北地方を題材とした「北上夜曲」「青葉城恋歌」などの合唱と、華麗な踊り、そして宮沢賢治の詩「雨ニモ負ケズ」の群読を融合させた、二部構成となりました。そして、イベントのしめくくりの「星めぐりの歌」では、出演者のみならず、ご観劇いただいたお客様も巻き込み会場一体となって、被災地東北地方だけでなく日本中が「いい年を迎えられますように」との願いが一つになり、感動のフィナーレを迎えることができました。

ひとりひとりの小さな想いを一つにすることができれば、それは大きな希望になる。そんな、心地よい気持ちになりました。  (NOB)