お知らせ

12月17日・22日大深度トンネル調査掘進の結果説明会を開催

 12月17日、22日の両日、JR東海の「東百合丘工区調査掘進結果説明会」が行われました。
JR側の説明者はほとんど替わりましたが、質問にまともに答えない、抽象的な言い方で逃げる、のは以前と全く変わらず、参加者は聞くだけフラストレーションが溜まる説明会でした。
 多くの参加者から、工事中の振動・騒音被害、不動産価格の下落、地震の影響による地盤崩壊などの不安、質問があったがJR東海の回答は「安心してください」等の根拠のない回答でした。
 特に、調査掘進のシールド機が通過した後、地盤のゆるみがあるか否かのボーリング調査をやる必要があるのではとの、住民からの質問に対して全くやる気のない回答でした。地表面だけの調査では地盤内面がどうなったかわからず、外環道の陥没事故が示すようなシールド機による地盤の割れやゆるみは最初から調査対象外との印象でした。
 また、家屋調査の現状は、対象900世帯のうち500世帯に案内し7割の方から承諾を得ている、という回答ですがこれは今年の春先の回答とほとんど変わらず、家屋調査も1年近く殆ど進んでいない、対象の3割程度の家屋調査で、全体説明会もしないで24年の9月頃には本格掘削に見切り発車する、という姿勢が明らかになりました。 

日時

会場

定員

12月17日(日) 14時00分~

麻生小学校体育館

(麻生区上麻生3丁目24-1)

200

12月22日(金) 18時00分~

麻生市民館大ホール

(麻生区万福寺1丁目5-2)

1,000

 

 リニアあさおたまNEWS号外(2023.12)(修).pdf

11月28日 原告資格に関する控訴審判決行われる

 ス ト ッ プ ・ リ ニ ア ! 訴 訟 中 間 判 決 に 対 す る 控 訴 審 で 、 東 京 高 裁 ( 松 本 利 幸 裁 判 長 ) は 11 月28 日 、 中 間 判 決 を 不 服 と し て 上 告 し た 166名 の 原 告 の う ち 、 相 模 川 か ら の 水 道 水 を 利 用 し て い る 34 名 と 、 騒 音 ・ 振 動 の 被 害 を 受 け る リ ニ ア 残 土 の 搬 送 車 両 の 走 行 ル ー ト か ら 200メ ー ト ル 以 内 に 居 住 す る 2 名 の 原 告 適 格 を 認 め る 判 決 を 出 し、 東 京 地 裁 へ の 差 し 戻 し を 決 め ま し た 。 2019 年12 月 に 中 間 判 決 を 出 し た 古 田 孝 夫 裁 判 長 の 誤 り を 認 め た 判 決 で あ り 、 高 裁 判 決 に は 一 定 程 度 評 価 で き る と こ ろ は あ り ま す が 、 中 間 判 決 と 今 回 の 判 決 で 原 告 適 格 を 認 め ら れ な か っ た 原 告 は 合 わ せ て500名 近 く に な り 、 私 た ち に と っ て 訴 訟 の 趣 旨 を ほ と ん ど 考 慮 し て い な い 司 法 の 判 断 は 変 わ っ て い ま せ ん 。 私 た ち は 、 山 梨 実 験 線 の よ う な 、 沿 線 住 民 へ の 生 活 被 害 が リ ニ ア 工 事 や 供 用 に よ っ て 脅 か さ れ る と い う 被 害 の ほ か に 、 最 高 速 度 505 キ ロ と い う リ ニ ア の 安 全 性 や 、 世 界 に 誇 れ る 南 ア ル プ ス の 豊 か な 自 然 環 境 の 保 全 、 高 架 線 や 鉄 道 施 設 の 用 地 取 得 に 関 す る 土 地 所 有 者 の 権 利 保 護 、リ ニ ア 高 架 橋 の 建 設 に 関 す る 景 観 保 護 な ど を 訴 え て 訴 訟 を 起 こ し た わ け で す が 、 高 裁 判 決 は 「 原 告 の 主 張 は 保 護 す べ き 個 人 の 利 益 で は な い 」 と 切 り 捨 て て い ま す 。 
 

8月30日リニア中間判決控訴審最終弁論行われる

2020年12月 1日 、 ストップ ・ リニア 訴訟 の原告の 3 分 の 2に あたる 532名の 原告 適格 を認め ないとする 判決が 出され 、 この不当判決を 認めない として 167名の 原告で 東京高裁に 控訴 した 控訴審の最終弁論が 8月30日 、東京高裁で行われました。 判決は年内に 出されるものと みられます 。 
 

8月12日(土)14:00~ストップ・リニア!訴訟不当判決抗議と報告集会

2016年5月20日に提訴したリニア新幹線工事実施計画(その1)と、2019年3月10日提訴の工事実施計画(その2)双方の認可取り消しを求めたストップ・リニア!訴訟の判決が7月18日東京地裁でありました。判決は、リニア新幹線が整備新幹線であると認め、全幹法のもとで工事実施計画の審査が行われたことは正当であると判断し、環境影響評価についてJR東海が一定の保全対策を示しており、国土交通大臣の認可は裁量権の正当な行使であったとしています。25回にわたる原告側や弁護団の意見陳述や弁論を一切取り上げておらず、国とJR東海の言い分だけを認めた不当判決です。
私たちは、引き続き工事の即時中止とリニア事業自体の見直しを求めていきます。不当判決の内容を弁護団から解説してもらい、今後の訴訟維持に関して一定の方向を提案します。
原告、サポーターの皆さん、リニア訴訟に関心をお持ちの皆さん、ぜひご参加ください。
 
・8月12日(土)午後2時~
・麻生市民館3階 第一会議室(小田急線新百合ヶ丘駅北口より徒歩3分)
 
<第一部> 原告弁護団事務局長 横山 聡弁護士
      ストップ・リニア!訴訟の判決報告と今後の方針
<第二部> フリージャーナリスト 樫田秀樹さん
       リニア新幹線工事が沿線全体で大幅に遅れている
 
 

7月18日ストップリニア訴訟の東京地裁は不当判決

7月18日 東京地方裁判所民事第3部(市原義孝裁判長、篠田賢治裁判長代読)は、リエア中央新幹線工事実施計画に対して、認可取り消しを求める原告ら249名に対し認可取り消しを認めない不当判決を言い渡しました。
 ・訴訟団声明 訴訟団声明.pdf
 ・判決要旨  判決要旨.pdf

「 中央新幹線 工事実施計画 その2 」 の 認可 取り消しを 求めて 審査請求 を された 皆さん への お願いです 。

今年4月に皆さん宛に 、 この審査請求に対する 国交大臣の 弁明書が送られてきたと 思います 。
訴訟事務局ではこの 弁明書 に対し 反論書 見本 を 作成しました 。 審査請求をされた 皆さんには 、 下記の いずれかの 要領で 反論書を 国交省の 所轄 部署に 送付 していただ く よう お願いします 。
① この 見本を そのまま コピーして 、 住所 ・ 氏名 ・ 日 付けを 書き込み 、下記 あてに 送付するこ  と。
② 見本 を短 く し 、 ご自身の 意見を 添えて 、 住所 ・ 氏名 ・ 日付 け を 書き込み 、 下記あてに 送付 する 。
氏名の 後に 印鑑を押す必要は ありません 。
 
<宛先> 〒 100-8918
    東京都 千代田区 霞が関 2-1-3
    国土交通省 鉄道局 審査請求 窓口
    審査員 角野 貴 優 様
<問い合わせ 先>03-5253-8111 内線 40-834
 
 反論書 送付 締め切り 7月末 日
 遅れる場合は問い合わせ先に 相談する 。 1週間程度の 遅れは 認められる 。
 

7月18日(水)ストップ・リニア!訴訟の判決日です

提訴後7年、原告側の弁論や証拠の蓄積 で工事認可取消しの判決が当然!
 2016年5月20日、718人の原告がリニア工事認可取消詩を求め 提訴して7年余りが経過しました。第二次訴訟の67人が加わり、行政訴訟としては全国規模の大きな裁判となりました。悔しいのは202 0 年12月1日、地裁が不当にも、532人の原告適格を認めない「中間判決」を出し たことで した。原告側はひるまずサポーターの支援も受け、252名がストップ・リニア!訴訟を、また167人が東京高裁に控訴して闘って きました 。そして7月18日、いよいよ原審の判決が出されることになりました。沿線各 地ではリニア工事が大幅に遅れ、 JR東海が予定した 2027年品川・名古屋間の開業 が 到底ムリであり、 現在は リニア実現の可能性さえ疑わしいことになっています。
 25回に及ぶ原告側の意見陳情 、証拠の提出に対し、被告である国も参考人のJR東海もまともな反論 ができ ませんでした。裁判官の正当な判決は、 「 リニア工事実施計画の 認可取消し」 です。多くの皆さんの傍聴と報告集会への参加をお願いします。
 
<7 月 1 8 日の行動予定>
 
13:00 東京 地 裁 前 集会
13:30 傍聴券抽選(予定)
14:00 開廷 東京 地 裁10 3 法廷
16:30(15:30~1階ロビーで入館証 配布)
     院内報告集会(衆議院第 一 議員 会館 多目的 ホール)
     裁判報告(弁護団他)今後の方針
 

5月29日(月)講演&シンポジウム 立ち往生するリニア建設

5月29日(月)講演&シンポジウム 立ち往生するリニア建設
と き:5月29日(月)午後1時~5時 受付 12:00~
ところ:衆議院第一議員会館 大会議室
 
午後1時~
記念講演 『日本を脆弱化し 南海トラフ大震災を 激甚化する リニア中央新幹線』 (仮題)
     地震学者 石橋克彦さん
午後3時~5時
シンポジウム 『リニアの現状を どう見るか』
発言者 山崎 誠議員(立憲民主党) 本村伸子議員(日本共産党) 福島みずほ議員(社会民主党)
(国会会期中で変更の可能性があります) 関島保雄さん (弁護団共同代表) コーディネーター 川村晃生さん (原告団長)
主催: ストップ・リニア!訴訟原告団、リニア新幹線沿線住民ネットワーク

【オンライン参加申し込み】
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_cXod_5m8Qwek1H6DPTqECg
※会場参加の方は申し込みは必要ありません。

2月3日ストップ・リニア! 訴訟 最終 弁論案内 リニア工事 実施計画 認可取消しの判決を求める

 南アルプスの地下水保全、膨大な建設残土の処理地確保、その土壌汚染除去、斜坑トンネル・大深度地下工事の安心・安全確保について壁にぶつかり頓挫しつつあるのがリニア新幹線の建設工事です。沿線各地では工事中の事故、そして私たちが怖れていたような公害被害も起きています。
 2016年5月20日の提訴以来 沿線住民の陳述を中心に25回に及ぶ口頭弁論が開かれ、20 20 年12 月1日、 原告の適格を大幅に制限する不当な中間判決が示されました。252名の原告で進められたストップ・リニア!訴訟は今日最終弁論を迎えます。リニア実施工事計画認可取り消しを命じる判決の実現を求めて原告団は今後も闘います。
 
<2 月 3 日の行動予定>
13:15東京地裁前 集合& 集会
13 3 0 傍聴券抽選
14 0 0 開廷(103号法廷)
15 30 閉 廷予定
16 3 0 院内報告集会(入館証は1 6 0 0~)場所 衆議院第 二 議員会館多目的会議室
  ① 弁護団から当日の 口頭 弁論 の内容報告 、今後の 取組み 予定
  ② 第一審を振り返って
18 0 0 閉会 予定
(閉廷時刻によって集会開始時間変更あります)
 

11月24日(木)リニア訴訟控訴審第2回口頭弁論

2021年1月28日、167名の原告が控訴したストップ・リニア訴訟中間判決の棄却を求める裁判は、2回目の口頭弁論が行われます。今回は、相模原市の原告がリニア残土を処分する新戸、大洞の処分場が盛り土による土砂崩れの危険性があること等を陳述します

<11月24日の行動予定>
合せ:090-3910
13:15 東京地裁(高裁)前集会
13:30 傍聴券抽選(予定)
14:00 開廷(東京高裁101法廷)
15:30 院内報告集会(衆議院第一議員会館1階多目的ホール)
      ① 裁判報告(弁護団他)
      ② 沿線報告
17:00 終了予定