12月17日、22日の両日、JR東海の「東百合丘工区調査掘進結果説明会」が行われました。
JR側の説明者はほとんど替わりましたが、質問にまともに答えない、抽象的な言い方で逃げる、のは以前と全く変わらず、参加者は聞くだけフラストレーションが溜まる説明会でした。
多くの参加者から、工事中の振動・騒音被害、不動産価格の下落、地震の影響による地盤崩壊などの不安、質問があったがJR東海の回答は「安心してください」等の根拠のない回答でした。
特に、調査掘進のシールド機が通過した後、地盤のゆるみがあるか否かのボーリング調査をやる必要があるのではとの、住民からの質問に対して全くやる気のない回答でした。地表面だけの調査では地盤内面がどうなったかわからず、外環道の陥没事故が示すようなシールド機による地盤の割れやゆるみは最初から調査対象外との印象でした。
また、家屋調査の現状は、対象900世帯のうち500世帯に案内し7割の方から承諾を得ている、という回答ですがこれは今年の春先の回答とほとんど変わらず、家屋調査も1年近く殆ど進んでいない、対象の3割程度の家屋調査で、全体説明会もしないで24年の9月頃には本格掘削に見切り発車する、という姿勢が明らかになりました。
日時 |
会場 |
定員 |
12月17日(日) 14時00分~ |
麻生小学校体育館
(麻生区上麻生3丁目24-1) |
約200人 |
12月22日(金) 18時00分~ |
麻生市民館大ホール
(麻生区万福寺1丁目5-2) |
約1,000人
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