2016年5月20日に提訴したリニア新幹線工事実施計画(その1)と、2019年3月10日提訴の工事実施計画(その2)双方の認可取り消しを求めたストップ・リニア!訴訟の判決が7月18日東京地裁でありました。判決は、リニア新幹線が整備新幹線であると認め、全幹法のもとで工事実施計画の審査が行われたことは正当であると判断し、環境影響評価についてJR東海が一定の保全対策を示しており、国土交通大臣の認可は裁量権の正当な行使であったとしています。25回にわたる原告側や弁護団の意見陳述や弁論を一切取り上げておらず、国とJR東海の言い分だけを認めた不当判決です。
私たちは、引き続き工事の即時中止とリニア事業自体の見直しを求めていきます。不当判決の内容を弁護団から解説してもらい、今後の訴訟維持に関して一定の方向を提案します。
原告、サポーターの皆さん、リニア訴訟に関心をお持ちの皆さん、ぜひご参加ください。
・8月12日(土)午後2時~
・麻生市民館3階 第一会議室(小田急線新百合ヶ丘駅北口より徒歩3分)
<第一部> 原告弁護団事務局長 横山 聡弁護士
ストップ・リニア!訴訟の判決報告と今後の方針
<第二部> フリージャーナリスト 樫田秀樹さん
リニア新幹線工事が沿線全体で大幅に遅れている