昨年秋以降、岐阜県、長野県、愛知県でトン ネルの崩落事故が相次ぎ、首都圏の大深度トンネル調査試掘も半年で目標の六分の一しか進まず、工事全体は大幅に遅れています。静岡県ではJR東海が地下水の大井川への復水について二案の計画を示したばかりで県内の工事着工が見えていません。今後、無理やり工事を進めれば自然環境へ影響し、また住民生活の被害が起こす可能性が高まっています。
この日の法廷では、リニアルートの調査、南アルプスの複雑な地層やその不安定について二人の研究者の証言と、地域の住民への不誠実な説明などについて原告の証人尋問が行われます。証言する研究者は東京学芸大学名誉教授・小泉武栄氏(地理学)と地質学者の松島信幸氏、原告はリニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会共同代表・天野捷一氏です。
<10月17日の行動予定>
合せ:090-3910
9:30 東京地裁前集合&集会
9:55 傍聴券抽選
10:15 開廷(103号法廷)
16:00 閉廷予定
17:00 院内報告集会
(入館証は15:30~)
① 弁護団から当日の口頭弁論の内容報告、今後の裁判予定
② 9月12日のリニア山梨実験線
沿線現地見分報告
③ 沿線各地の報告他
場所:参議院議員会館1階講堂
18:00 閉会予定