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正しい診断が治療のスタート

うつ病とⅡ型双極性障害は、とても似た症状を呈すると言われます。 しかし処方される薬は、うつ病が主に抗うつ薬、Ⅱ型双極性障害が主に気分安定薬と 異なります。 そのため、うつ病と診断されて抗うつ薬を服用していたがなかなか回復せず、実はⅡ型双極性障害で気分安定薬を服用したら良くなった、ということがときにあるようです。 うつ病かⅡ型双極性障害かは、医師に自身のあらゆることを詳しく書いたものを見ていただき、場合によってはさらに心理テストを受けるこ […]

認めること

人間は、自分自身や他人から自分の存在や価値を認められたり、肯定的に受け容れられることで嬉しくなったり、気持ちが明るくなったり、もっと頑張ろうと思ったりします。 日本人は謙虚さを美徳とすることから、自分自身を認めず、否定的に捉える傾向があると言われています。 自信過剰で他人の迷惑はお構いなしというのは 困りものですが、自分自身を認め、肯定的に受け容れることは もっと意識していいことだと思います。 このことは 他人を認め、肯定的に受け容れる […]

自分らしく生きる

私たちは何年か前に生まれ、そして必ず死にます。 私たちに与えられた時間は長くても100年間、この間が私たちの人生の全てです。 この長いような、短いような、一度しかない、かけがえのない人生をどう生きるか? 私は、「自分らしく生きる」ことができれば良いのではないか と思います。 幸福な人生の最大の要素は、自分の人生を「自分らしく生きる」ことだと思います。 「自分らしく生きる」とはどういう生き方か? それは、最終的には自分で判断・選択し、自分 […]

どう受け止めるのがいいのか どう接してほしいか

1. こころの病の人を どう受け止めるのがいいのか      生き物は全て、集団の子孫ではなく、自分の子孫を残そうとするといわれています。 ヒトなどオスとメスがある生き物は、優秀な遺伝子を持った子孫を残すために、優秀な異性を求めます。そのために、評価する機能を備えています。 例えば、大谷翔平 選手のように、スポーツの才能がある人に魅力を感じる。山中教授のように、頭の良い人に魅力を感じる。マリリン・モンローのように、美しい人に魅力を感じる […]

格差社会とうつ病

NHKスペシャル「病の起源 うつ病」によると、孤独・競争・格差・ねたみがうつ病を増やすそうです。 自分さえ良ければいいという社会から お互いさまという社会に、また 金一辺倒の社会から こころと金のバランスが良い社会に 変えていけたらいいと思います。 縄文時代や江戸時代という長期的に安定していた社会は、格差があまりなく、こころを大事にする社会でした。 縄文時代の遺跡からは、戦いの跡が見つからないといわれます。そして、社会に貢献している人も […]

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