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10月14日 第一回さんさん会音楽祭

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平成24年10月14日(日)。さんさん会の音楽祭を「やまゆり」ロビーで催した。

 

8月の運営委員会で、音楽祭をやれないか、との企画案が出てから僅か2ヶ月後のことである。さんさん会には音楽が好きで楽器を趣味で習っている人がかなり居ることはわかっていた。試しにその人達に声を掛けてみると、音楽祭やるなら出てもいいよ、という人達ばかり。すぐ10人程がリストアップできた。やった~。これで音楽祭は成功したも同然。 役者、、、いや出演者は揃った。案ずるより生むが易し。出演候補者の協力的姿勢に大感謝。

 

それ以降企画担当側がやったことは演奏曲と演奏順のリストアップ、リハーサル、それに本番当日の舞台設営だけである。当日までの期間中、各出場者はご多忙にも拘らず一生懸命に練習を重ねてくれた。会場・舞台設営は本番の前日にやまゆりスタッフの方々とさんさん会の委員とで全て完了して下さった。感謝感激である。

 

ピアノ、ギター、ギターとハーモニカ、ウクレレ、マンドリン、アルトサックス、と楽器のバリエーションとしては素晴らしく多彩な構成となったことと、4名揃ったピアニストが期せずして夫々異なるジャンル曲(クラシック、ジャズ、J-POPS弾き語り、ポップス)を選んで頂いたことが幸運であった。更にギターとウクレレの協演、歌とギターの協演に加え、アカペラによるデュエット歌唱等多彩な内容となり、成功を確信して本番に臨んだ。

 

当日は51名という記録的多数の会員の参加を得、全員合唱「若者たち」で開演(ギター伴奏:鴇沢さん、島本さん、小野さん)。全体が音楽モードになったところで、「真珠貝の歌」を同じ3人で(小野さんがウクレレに持ち替え)軽やかに演奏。次いでピアノ弾き語りの小泉さんが中島みゆきの「時代」をムードたっぷりに熱唱。そしてマンドリンに移り谷田貝さんが「嘆きのセレナータ」を演奏。体調不良を押し、且つ直前に弦が一本切れるハプニングを諸ともせず綺麗な音で完奏。次いでジャズピアノの石川さん。ノリの良い「My Hoolish Heart」を5分熱演し、一瞬で会場はジャズ空間に変化。

 

更にアルトサックスのダイナミックな音で白熊さんが「Amazing Grace」を練習以上の成果で演奏。次はマサ&ミサ(植木さんの歌と島本さんギター)による協演で「小さな日記」。不慣れな生オケながら初コンビで熱唱・熱演。次いで松本による「What a wonderful world」のピアノ演奏。 満足ではないが雰囲気は出せたと本人の弁。更に鴇沢さんの童謡歌唱メドレー。老人ホームでのボランティア演奏実績を証明する楽しいメドレー演奏で会場は手拍子と合唱で最高潮に。

終りに近づき福村さんのクラシックピアノ「ベートーベンのソナタ第1番第1楽章」。超多忙な現役生活にも関わらず、5分の難しい長い曲を暗譜で丁寧に完奏。高いテクニックの一端を披露。最後のトリは女性デュエット平松さんと秋國さんによるアカペラ歌唱で「Amazing Grace」。鍛え抜かれた喉で安定した美しいメロディーを聞かせてくれた。最後に全員合唱による「ふるさと」を小泉さんのピアノ演奏で締め、音楽祭は予定のプログラム通りに終了。

 

一時間半はあっという間に過ぎ、無事第一回目の音楽祭を閉幕。

 

ステージ設営と音響・照明を監督して下さったやまゆりの中込さん、同じく田中幹夫さんには心より感謝致します。又合唱の歌詞は出演者の小野さんがパソコンで作成して下さいました。そして出演者の皆様の御熱演とご協力に厚く御礼申し上げます。あり

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