8月の無縫会、活動記録と今後の予定
開催日時: 2020年(令和2年)8月26日(水) 13時30分~16時30分
場所 : やまゆり B会議室
参加者 : 井口さん、岩田さん、植木さん、佐藤さん、宮澤さん、中島さん、三日尻、
田中さんは体調が良くない為欠席
概要 :同人7人から3句づつ、計21句の投句があった。
今回は、真夏日が続く中の作句とあって、兼題は、「夏/秋」であったが夏の季語の句が圧倒的に多く見られた。
今回も素晴らしい句が多く、選句に苦労するほどであった。
その中で以下の句が特選となった。
記
第34回 無縫会 特選句
「雨去りて四方(よも)より蝉のしぐれかな」 游児
「はかなさを競ふがごとし蝉時雨」 華恵
「夕陽背に風と戯れ赤とんぼ」 華恵
「大空に肩をそびやかし雲の峰」 藍良
「向日葵や御霊に向ひ頭垂れ」 風奏
ご参考までに選評の一部を記します。
① 「信濃路や・・・」は、「牧の白浪」の比喩が素晴らしい。情景が良く表現されている。
② 「夏惜しみ・・」は、夏の終わりの情景が良く出ていて大変良い。
③ 「雨去りて・・・」は、「四方(よも)」の表現が素晴らしい。「雨去りて」も良い表現であると思う。
④ 「はかなさを・・・」は、この表現が大変良い。
⑤ 「大空・・・」は、「肩そびやかし」が情景をとても良く表している。
俳句の豆知識
* 月刊誌、「NHK俳句」の6月号に難しい「俳句の文法」が掲載されています。
詳細は解説不能ですので、この雑誌をご覧ください。
この内容は暫く続くとの事です。興味ある方はどうぞ。
因みに今回は2回目です。
「第35回 無縫会予定」
開催日時: 9月29日(火) 13時30分~
開催場所: やまゆり B会議室
季語 : 秋
投句数 : 3句
投句方法: いつもの通り
PS:
コロナ、天気等の状況次第ですが、10月は、吟行との案が出ています。
游児記