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あ・そうかい11月定例会の実施しました。

あ・そうかいHP用原稿(19年11月定例会)

文化祭の大成功に沸く

11月定例会に38人が出席

「あ・そうかい」の11月定例会が、18日(月)午前10時から、やまゆり会議室で開かれました。おなじみ、洒脱な牧野委員の司会の下、出口会長が38人の出席者を前に「インフルエンザに気をつけましょう」と呼びかけて始まりました。

冒頭の議題はやまゆりで4日に行われた「第3回あ・そうかい文化祭」の結果報告。中島実行委員長が、「素晴らしい出演者に恵まれ、大成功だった。感謝しています」と総括しました。報告によると、入場者は「あ・そうかい」会員以外の観客も含めて70人を超え、「麻生憩いの家」が会場だった過去2回の倍以上に増えたそうです。また、当日のカンパが2万4千円以上に達し、収支は運営委員会の補助なしでも7000円くらいの黒字を計上したと発表され、会場からのやんやの喝さいを浴びました。中島委員長は「反省点もいっぱいあった。来年をどうするかを議論する会を開く予定だが、単なる飲み会に終わるかもしれません」と、冗談めかして締めくくりました。

次いで、同日夕に行われた文化祭の打ち上げを兼ねた@サロンについて、丸岡運営委員から報告がありました。これも参加者が44人(うち会員32人)と空前の規模にのぼり「会計も黒字になって、少人数で赤字をだした先月の@サロンを補填してあまりある金額が残せました」と、同様にうれしい結果発表でした。分科会報告でも、「日本舞踊の会」「英語の会」など文化祭に出演したグループから関連の報告や反省があり。俳句の「無縫会」なども何らかの形で参加できるのでは、の声が上がるなど、早くも来年のイベントへの期待が盛り上がっていました。

一方、休止が検討されていた「@あるこう」について、続行を求める意見が相次いだことから、上治リーダーが「回数を減らして続けてみたい」との意向が表明されました。さらに、正規の分科会を立ち上げる前の試行として、先に「すみだ北斎美術館」の見学を行った、仮称「@ミュージアム」について、佐柄木が「正規に発足させたうえで、年明けにでも、日本科学未来館を見学してはどうかと考えている」と述べました。

この日、会員には4ページ建ての美麗な「あ・そうかい通信」19号が配布されました。号を重ねるごとに内容が充実してきており、「麻生区の文化の高さを示すもので、会員に配布するだけではもったいない」の声が上がりました。編集に携わった佐藤さんからはその内容の詳細な紹介があり、積極的な寄稿や執筆が呼びかけられました。

残念だったのは、植木事務局長の報告で、来年のフリーマーケットが中止になったと伝えられたこと。あ・そうかいの活動が突出していて、他の会とのバランスが取れないというのが理由のようですが、会の重要な収益事業となっていただけに、何らかの対応策が求められることになりそうです。最後に、新田さんから、メールによる会員への情報連絡の仕方についての提案があり、今後の課題として、運営委員会で検討することになりました。

この日の第2部は、出口会長自らの講演でした。前史時代から明治の開拓開始までの北海道の数万年にわたる歴史について、発掘された遺物や土器の写真などを紹介しつつ、詳しく展開されました。大陸との行き来が相当に古くからあったこと、有史時代になってからは和人がアイヌから搾取を重ねていたことなどが興味深く語られました。

(文責 佐柄木)

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