「フリマ収益金の激増」に驚きの歓声 令和の初例会、にぎやかに開催の報告
「フリマ収益金の激増」に驚きの歓声
令和の初例会、にぎやかに開催
元号が「令和」へと代わり、新運営委員会(第5期)の担当による初めての会合となった「あ・そうかい」の5月定例会が、27日(月)午前10時から、やまゆり会議室で開催されました。新たな顔ぶれによる運営を見てやろうという野次馬気分?もあってか、事前に出席を予定した会員は実に46人。この日になって急に出られなくなった人が出たものの、最終的な出席者も41人と、いつになく多数にのぼりました。
司会を担当したのは、役者としての舞台経験が豊富なマッキーこと牧野克己委員。新委員会メンバーの紹介を皮切りに、軽妙な語り口で、終始会をにぎやかに進めました。まず、奥様の具合が悪くなって急きょ欠席せざるを得なくなった出口博一新会長に代わり、吉田英雄副会長があいさつ。「多くの皆さんにたくさんの品物を出品していただいたおかげで、3万2千4百円を売り上げました」と、前日に行われたやまゆりのフリーマーケットについて報告すると、会場からは「オオッ」と驚きの歓声があがり、一斉に拍手が起きました。売れ残った品々をブックオフに持ち込むなどした結果、最終の売り上げは34.430円と、前年実績の18.000円を大きく上回り、過去最高となりました。吉田副会長は「幸先の良いスタートが切れたので、この一年間をこの調子で乗り切りたい」と抱負を述べて、締めくくりました。
今年上期の定例会や@サロンのスケジュールが発表されたあと、現在12にのぼる分科会の活動状況について、それぞれのリーダーから報告がありました。
中でも喝采を浴びたのは、田中喜美子さんにより、俳句の会「無縫会」の句会が20回を数えたと報告され、記念誌「無縫」が全員に配布されたこと。「この町がふる里なりし祭り笛 紅乃」など、秀作が満載の美しい装丁の冊子に、会場内からは感嘆の声がしばしやむことがありませんでした。
この後、植木昌昭事務局長から、来年以降のフリマへの協力依頼、6月の区民講師公開講座や会報「あ・そうかい通信」17号の紹介、飯塚敏洋前会長がやまゆりの新理事に選出された、などの報告がありました。その他の議題の中では、上治信義さんから「ジャズを愛好する仲間の分科会を考えている」などの発言があったほか、岡部俊幸新会員から、自己紹介カードの管理についての注意喚起があり、植木事務局長からは「一元管理しているのであまり問題はないと思うが、通しナンバーを打つなどの提案は検討してみたい」との発言がありました。
休憩の後、第2部では、やまゆりの運営スタッフであり、関東ラグビーフットボール協会の競技委員でもある新田武男さんが「ラグビーワールドカップを2019倍楽しむ」と題して講演。ラグビー誕生のいきさつから、基本的なルール、ワールドカップの歴史など、初心者にもわかりやすいラグビーのあれこれを説明してくれました。今秋、わが国で開催されるアジアで初めてのワールドカップを前に、改めてさまざまな楽しみ方があると教えられました。外国人選手が多いのは日本だけではないこと、「ゲームが終わったら、敵も味方もなくなる」と、日本ではラグビー文化の象徴のように言われている「ノーサイド」は、わが国独自の言葉であることなど、目からウロコの知識も紹介されて、なかなかに盛り沢山の内容でした。 (文責 佐柄木)