3月の無縫会、活動記録と今後の予定
第19回 無縫会議事摘録」
開催日時: 2019年3月28日(木) 桝形山にて吟行
句会開催場所: 民家園 入口近くのミーティングルーム
参加者 : 全メンバー(田中さん、井口さん、植木さん、岩田さん、宮澤さん、佐藤さん、中島さん、三日尻)
概要 : 参加者全員からそれぞれ3句の投句があり、いつものように和やかな雰囲気の中で句会が進められた。
今回も「季重なり」の指摘、是非、或は句のリズム、更には表現のアドバイス等作句上のアドバイスが多くあって非常に有意義な
句会であった。
本日は、春休みと言う事もあって、桝形山は大勢の子供たちの楽しい場となっていたばかりでなく、花吹雪の舞う満開に近い
花見の場での吟行となった。出句はこの情景を反映した句も多く見られた。
今回の句会は、第19回であったが、次回例会は20回を迎え、記念すべき回を迎えるにあたり、句集を発行することになった。
この詳細は以下の通りに決まった。
・句集発行に当たり、過去の自己の出句の中から句集掲載用の句、10句を各自抽出し、4月19日の次回例会後速やかに井口氏に提出する。
・選定した句の解説、雑感、或は無縫会への思いを出来れば「300字」以内に纏めて井口氏に提出する。
これらは句集発行の便を考慮してフォーマットはワードでの提出とするが、手書きであっても良しとする。
・句集にはお遍路結願記念の写真、無縫会の記念写真等を適宜挿入する。
・句集は20回無縫会開催後、井口氏が編集を担当して速やかに発行するものとし、配布は、無縫会会員のみならず、
「あ・そうかい」の会員全員に配布し、無縫会の活動状況をお伝えするものとする。
3月例会の特選句
「摩天楼遠く望みし花見かな」 次郎
「花の山木(こ)の間のなかにかすむ街」 一吉
「吹く風よ桜のおもい知りもせず」 昌昭
「武士の狼煙上げ場の桜狩」 輝夫
「まぼろしのように咲くなり夕ざくら」 次郎
「かへり道また振りかへる花の山」 次郎
「第20回 無縫会の予定」
開催日時: 4月19日(木) 10時~12時
開催場所: やまゆり
季語 : 「春」
投句数 : 3句
投句方法: 短冊に記入の上投句
欄外
1)外部団体において入選された句の紹介
(平成30年度 麻生区文化祭 第30回記念麻生区俳句大会)
「露地裏に軋む江の電春の海」優秀賞 輝夫
「この色を布に染めたき青葉かな」特選 次郎
「棺に添う手に降りやまぬ冬の雨」特選 一吉
「母の貌思い出す夜や遠花火」入選 次郎
「もうそこに明日が来てゐる冬木の芽」入選 喜美子
「炎天に百の夢あり甲子園」入選 泰志
「静かなる賢者のごとし冬木立」入選 次郎
(第20回NHK全国俳句大会)
「枝にゐてただ静かなり冬の蝶」佳作 次郎
了