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7月の無縫会、活動記録と今後の予定

「 第33回無縫会議事録

開催日時: 2020年(令和2年)7月29日(水) 13時30分~15時30分

場所   : 新百合ヶ丘 アートセンター 3F

参加者  : 田中さん、井口さん、岩田さん、植木さん、佐藤さん、宮澤さん、中島さん、三日尻

(全員)

概要   : コロナの影響でネットを利用しての句会を連続3回開催した後、今回は、従来通りの形式で

開催された。

句会開始に当たり、ネット句会を提案され、強力なリーダーシップによりネット句会を開催してきた

井口南柳さんに対して佐藤藍良さんの音頭のもと感謝の拍手が贈られた。

句会は、久しぶりに皆が集まっての句会とあって、いつにも増して和やかに、また盛会に行われた。

今回の句会の季語は、「夏」で、投句はいつものように同人8人全員から3句、計24句が寄せられた。

投句の内容は、季節を反映した、「梅雨」に関するもの、「旅」に関するもの、「齢」に関するもの等であった。

今回も素晴らしい句が多く、選句に苦労するほどであった。

その中で以下の句が特選となった。

        記

    第33回  無縫会の特選句

「夏の夕若大将の唄聞こゆ」        風奏 

「風鈴の音なき窓辺雨の音」        華恵

「水打ちて陽の匂ひ濃き舗石かな」     陶泉 

「長梅雨や切手の中は青き海」       華恵

「荒梅雨が気まぐれに呼ぶ晴れ間かな」   藍良

「残り香にふと立ち止まる祭りの夜」    藍良 

 

ご参考までに選評の一部を記す。

 

「 ① 「夏の夕・・」は、「聞こゆ」の表現が素晴らしい。 ② 「半夏生・・」の「蛸喰らう」は、「蛸の味」

とした方が良かったかもしれない。 ③ 「風鈴の・・」は、「音の有無の対比」の表現が素晴らしい。梅雨の

季節ならではの情景表現が良い。 ④ 「青稲・・」の「一寸」の表現はGood。 ⑤ 「長梅雨・・」は、「場面の転換」が素晴らしい。秀句だ。 ⑥ 「荒梅雨・・」は「気まぐれに呼ぶ」の表現がとても良い。

俳句の豆知識

*   清記用紙の右上に付す番号: 句会の指導者が「1番」、その左隣りの人が「2番」。

*   清記用紙の回す方向    :反時計方向(CCW)に回す。

*   選句基準例         : ・いいと思った句、・好きな句、・詠みたかった句、・共感を覚える句、

                  ・びっくりした句  を選ぶ。 NHK俳句2020/5月号 西村和子女史

の「俳句の流れ」から抜粋。

 「第34回 無縫会予定」

開催日時: 8月26日(水) 13時30分~

開催場所: やまゆり B会議室

季語  :  夏/秋

投句数 :  3句

投句方法:  いつもの通り  」

 以上   游児記

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