あ・そうかい10月定例会の実施しました。
多彩な演目の文化祭に期待
秋めく中で、10月定例会
「あ・そうかい」の10月定例会が、28日(月)午前10時から、やまゆり会議室で開催されました。多摩川周辺をはじめ、千葉、長野、福島県下などに思わぬ被害をもたらした2つの台風の記憶が生々しい中、出席者は41人と先月をかなり上回りました。出口会長が「ようやく過ごしやすい季節になりました。楽しくやっていきたいものです」と口火を切り、牧野委員によるいつもながらの軽妙な司会で議事が進められました。
この日のハイライトは、1週間後に迫った文化祭の話題でした。中島実行委員長が、プログラムを片手に12の演目を紹介し、出場グループのうち半数が初出場だと発表されると、大きな歓声があがりました。会場をやまゆりに移して行われる初めての文化祭だけに、「あ・そうかい以外の人もたくさん来てもらって、立ち見が出るのが目標」と強気な見通しも出て、大盛り上がり。当日の演目の終了後には、打ち上げを兼ねた@サロンも開かれる予定で、従来と違う様々な試みに、大きな期待が寄せられていました。
分科会報告では、「あるこう会」や、「@フォト」から休止状態であることが伝えられた半面、新設の「@ジャズ」は、会員以外の参加もあって活況を呈し、俳句同人の「無縫会」は会員2人が区の文化大会で入賞するなど、明暗が分かれる活動状況になっていることが明らかになりました。また、運営委員の一人である佐柄木が「@ミュージアム」を立ち上げるための試みとして、11月1日に「すみだ北斎美術館」見学を実施する旨の説明を行いました。多忙な日々の中で、分科会ごとにどうプランを立てればいいか、会員全体にどう周知するか、などの課題が突きつけられているような気がしました。
最後に、植木事務局長から、65歳以上のシニアを対象とするプラチナファッションショーin麻生」の参加者募集の案内があって、第1部は終了。休憩をはさんで行われた第2部では、小池さんの友人、津川さんが「ジュネーブにある日本の鐘」と題して、明治の初めにヨーロッパに渡った梵鐘が50数年を経てスイスのジュネーブ市から返還されたことをめぐる数奇な物語を紹介してくれました。今は、この鐘は、もともとあった東京・品川の品川寺(ほんせんじ)に置かれ、留学生がかつてそれを発見したジュネーブの美術館には現在、レプリカが設置されて、品川区と同市の間では、その後青少年の相互派遣など、親密な交流が続いている,ということです。とても興味深いお話でした。
(文責 佐柄木)