4月の無縫会、活動記録と今後の予定
第20回無縫会議事録」
開催日時: 平成31年4月19日(金)10時~12時
開催場所: やまゆり 1階 サロン
参加者 : 田中さん、井口さん、植木さん、宮澤さん、佐藤さん、中島さん、岩田さん(所用のため欠席)、三日尻
概要 : 岩田さんを含めて、全員から28句の投句があった。
今回は平成最後の句会であるとの思いからか、平成時代を惜しむ句、春を象徴する桜を詠んだ句が多く見られた。
また出句された句は、皆佳句ぞろいで選句に困まる状態であった。
今回もまた、俳句論が飛び交って瞬く間に定刻となった。その中で今後の作句の上で参考となる情報は次の通りであった。
① 季語と、それ以外の上五等との関係が明瞭、或は密である事が望ましい。所謂一点にフォーカスしている事が望ましい。
② 他の表現で置き換えたい時は、「類語、同義語・関連語」をネット等で検索すると良い 等の話が出た。
今月の無縫会の特選句は次の通り
「花吹雪児(こ)の手の中をさっと抜け」 游
「菜の花や富士の嶺(ね)つつむ茜雲」 輝夫
「ふるさとに待つ人ひとり鳥雲に」 次郎
「手をのべて春抱き留めし大樹かな」 次郎
「水浅き麻生の川に春の鴨」 輝夫
「つくしんぼ土手に集まりかくれんぼ」 恵子
「玄奘が大股に行く春の原野(はら)」 征男
次回第21回無縫会の予定
開催日時 : 令和元年(2019年)5月24日(金)
場所 : やまゆり 1階 サロン
季語 : 夏
投句数 : 3句
投句方法 : 短冊に記入の上持参
会誌発行の集まり
「句会終了後に、記念すべき第一回の会誌を発行するに当たり、色々な打ち合わせが行われた。決定事項は次の通り。」
① 表紙は、井口さんの毛筆による「無縫」を採用し、発行「号数」等の書誌情報を併せて記載する。
② 巻頭には、田中代表の言葉を掲載する。代表にはそれ以外にも無縫会への思いを綴って頂き、掲載する。
③ 後書きは、佐藤さんにお願いする。文字数は600字程度。
④ 表表紙、裏表紙には、会誌に華やかさを出すために、岩田さんのご自慢の絵を掲載する。
岩田さんは今回欠席されていたが、全員の強い希望によりこの方針となった。
⑤ 会誌のサイズは、B5を採用し、文字は縦書きとする。
⑥ 自選10句、並びに句会への思い、10句の解説等の各自のコメントのレイアウトは、追って検討する。
⑦ 会誌の発行部数は、「あ・そうかい」会員への配布を考慮して、約60部とする。
⑧ 発行のための費用は、追って検討する。
以上