1月の無縫会の活動記録と今後の予定
「第17回無縫会議事録」
開催日時: 2019年1月25日(金)10時~12時
開催場所: やまゆり 1階 サロン
参加者 : 田中さん、井口さん、植木さん、岩田さん、宮澤さん、佐藤さん、
中島さん、三日尻
概要 : 参加者全員からそれぞれ3句の投句があり、今回も佳句が多く寄せられて
選句に困る程であった。またいつものように表現上のアドバイス、
難しい言葉の解説、更には俳句論が飛び交って盛会のうちに終了した。
その中で作句の上で今後の参考となる情報は次の通りであった。
① 「フリガナ」は、読み難い語句に付ける慣習になっている。
② 作句後に「季重なり」を確認すると更に良い句となる。
2019年1月 月例会の特選句
「おもむろに海の闇ぬぐ大旦」
「いっさいの音を拒みて滝凍る」
「古池の凍みて静けき初詣出」
「隠れたる漢(おとこ)の浪漫龍の玉」
「寂しけり初荷の風情今はなし」
「星冴ゆる平凡という幸を知り」
「第18回 月例会の予定」
開催日時: 2月15日(金)10時~12時
開催場所: やまゆり 1F サロン
季語 : 「春」3句 若しくは「春」2句+「冬」1句
投句数 : 3句
投句方法: いつもの通りに短冊に記入の上持参
「3月の例会案」
吟行 (詳細は未定)
「8月の例会案」
長野で吟行(詳細は未定)
欄外
今回から「岸本尚毅」氏が選んだ虚子の句を何回かに分けて紹介させて頂きます。
初回は、「空間を詠んだ句」を2句。
「遠山に日の当たる枯野かな」・・(評)目の前の枯野と遠方の山とにより空間の奥行きを感じさせる。
「桐一葉(ひとは)日当たりながら落ちにけり」・・(評)眼前の空間を桐の葉がゆっくりと落ちて行く様により空間を強く感じる。
三日尻