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12月の無縫会・活動記録と今後の予定

「第16回無縫会議事録」

開催日時: 12月21日(金)15時~17時

開催場所: 田中さん宅 

参加者 : 田中さん、井口さん、植木さん、岩田さん、宮澤さん、佐藤さん、中島さん、三日尻

概要  : 参加者全員から28句の投句があった。

      いつものように俳句論が飛び交って瞬く間に定刻となった。その中で作句の上で今後の参考となる情報は次の通りであった。

① 俳句の表現としては、「ひらがなが望ましい」。「片仮名は原則として使用しない方が良い」。

② 俳句の表現は旧仮名が原則。例えば、「装いて」は「装ひて」が望ましい。

③ 句はリズミカルである事が望ましい。

④ 散文的でない方が望ましい。例えば、「悩みたくない」は、「悩みたくなし」とすると、より俳句的となる。

⑤ 季語と、それ以外の上五、中七との関係が明瞭、或は密である事が望ましい。

 以上のような俳句論と共に、互いの健康を喜び合う中で今年最後の無縫会は終了した。

句会後には、平成最後の句会が盛会の内に終了したことを祝って、田中さん差し入れの名酒、「百年の孤独」で乾杯が行われた。

また過日に交通事故に遭い、九死に一生を得た、植木さんの快気祝いも開催され、花束の贈呈があり、また全員からの祝いの句、

並びに祝いの言葉が添えられた色紙が贈られた。

これに対して植木さんからはお礼の言葉があった。

その後忘年会が近所の寿司屋で開催され、美酒に酔い、美味しいお寿司に舌鼓を打って和やかな一時が流れ、来年も素晴らしい会

となる事を皆で祈った後に散会した。

 最近学んだ先人の言葉の紹介。

(わか)くして学べば、即ち壮にして為す有り。壮にして学べば即ち老いて衰えず。老いて学べば即ち死して朽ちず」

(元昇平坂学問所 儒官 佐藤一斎)

 無縫会を続ける事は、「死して朽ちず」の様です。

この充実した楽しい天衣無縫の無縫会を来年も、再来年も続けていきたいですね。無縫会=シームレスの名の通りに!

12月例会の特選句

「世の塵に悩みたくない冬の宵」

「岩礁に水の華舞う冬怒濤」

「ラグビーの泥まみれなる歓喜かな」

「くつろいで句会くずれの除夜の宴」

「粧ひを落としたした素顔山眠る」

「初霜の踏むをためらふ朝(あした)かな」

「装いて鏡にポーズ春の妻」 

「第17回無縫会予定」

 開催日時: 2019年1月25日(金) 10時~12時

開催場所: やまゆり 1F サロン

季語  : 冬、新年

投句数 : 3句(その内の一句は「新年」の句とする)

投句方法: いつもの通り短冊に記載の上持参。

 了

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