今年もまたジョー先生に来ていただけました。昭和音楽大学に来るようになって16年だそうです。
今回はミュージカル科第一期生でアメリカに在住している大曲真由美さんがご一緒で、いろいろ通訳をしてくださいました。カッチャン先生曰く”変な日本人”!御本人もなぜか納得顔。
さて、相変わらずのすごい声量と豊かな表現力は、聴く者を圧倒させます。本当に76歳なのでしょうか。
これだけのものを身につけるために20年の毎日の努力があったともおっしゃっていました。
しかし日々努力すればだれでもできるとも・・・ 簡単ではないけれど、できると信じる
歌詞は非常に大切。それぞれの言語が持つ特徴をしっかり表現する。
ベルカント唱法(昭和音大が採用している)に言及があり、いつもレッスンで指摘されていることはこれかと納得しました。
・自分自身が楽器、声帯にbody(横隔膜)から空気を送ることで音を出す、響かせる場所は顔頭全体を意識(のどではない)
・(声を出そうと)へんに意識して頑張るのではなく(のどを壊す)、自由に、自然に(呼吸も)、そして解放(open)して
・母音中心の発声(口を開ける)、どの音域でもその形は同じ(日本語は子音が強いのでやりにくい面があるが、基本は同じ)
そして極めつけはなんといっても最後の西村先生との即興デュエット『Over The Rainbow』(←クリックすると・・・)。
全く違う質を持つ二つの声でも一つの音楽を作り出せる例として。
レッスンの後はあさおグリルで感謝パーティ。何とも楽しい一晩でした。
二人のお孫さんへのお土産として浴衣をお探しだったけど、時節柄もう売ってはいないだろうということで、西村先生のお子様たちが使われたものをお譲りすることになりました。ジョー先生大喜びでした。
(この記事、どなたか補作校正してください。聞き間違いや、聞き落としなどあると思います。聞き取れなかったところ多。)
先生のFacebookもご覧ください。
後日譚::たまたまこの日に見学に来られた村越まり子さんが入会されました。よろしくお願いいたします。